画像電子学会誌
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47 巻, 3 号
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随想
論文
  • 高野 邦彦, 須賀 凛太郎, 今野 哲史, 佐藤 甲癸, 浅井 紀久夫
    2018 年 47 巻 3 号 p. 228-233
    発行日: 2018/07/30
    公開日: 2020/06/20
    ジャーナル フリー

    本稿では, 高圧洗浄機でも用いられているキャビテーションバブルに着目し,この技術をホログラフィック再生像を投影するための空間スクリーンとして用いる方法について検討した.本手法ではバブルの流動性を軽減させるため,水圧を高めて空気を溶解した水を,吸気口を密閉したアスピレータにより高速で水槽内へ流し込む方法を採用した.このように水の減圧状態を安定して継続させることにより,一定量のバブルを連続的に生成させている.そこで本稿では,キャビテーションバブルを利用したホログラフィ再生像投影装置について述べ,それがホログラフィック再生像に及ぼす影響について検討した.その結果,提案手法を用いることにより,従来手法では困難であった投影像の輝度を向上させることが可能になることがわかった.

  • 宮本 龍介, 青木 駿, 青木 梨紗子, 野々垣 圭織, 太田垣 八雲
    2018 年 47 巻 3 号 p. 234-243
    発行日: 2018/07/30
    公開日: 2020/06/20
    ジャーナル フリー
    著者らは,過去にSIFT特徴と色特徴を組み合わせた局所特徴を用いて大域的構造検出を行うことにより,顔イラストから高精度に特徴点を抽出する手法を提案し評価した.本稿においては,さらなる精度向上を目指し,従来手法で用いていたSIFT特徴に代わりSURF特徴を用いる手法を提案する.1024×1024画素の解像度の2次元顔イラストを用いた実験の結果,1点あたりの誤差を瞳孔間距離比率で5.01%とでき,従来法より大幅に削減できることが示された.さらに,3種類の正解モデルを用いた実験の結果,1点あたりの誤差を瞳孔間距離比率で約1.1%以下にすることが可能であり,提案手法が3次元顔モデルの変形に有効であることが確認できた.
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