画像電子学会誌
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36 巻, 2 号
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論文
  • 北村 誠, 小野 文孝
    2007 年36 巻2 号 p. 116-122
    発行日: 2007年
    公開日: 2011/08/25
    ジャーナル フリー
    ハーフトーン画像として誤差拡散方式を取り上げ,その透かし埋め込み方式と,画質に影響しない範囲での埋め込み量の検討を行った.従来は,ハーフトーン化処理前の多値原画像情報を利用するものがほとんどであるが,ここではより汎用性を持たせるためにハーフトーン化後の情報のみを用いる方式を前提とし,2値画像では,文字画像に代表されるエッジ部分に情報を埋め込むと画質を大きく劣化させてしまうことを配慮して,自然画像と文字部分の像域を判別し文字画像部分への埋め込みを抑制する像域分離方式を新たに提案している.シミュレーションの結果,Jarvisの拡散係数方式において全画素数の3~4%程度の埋め込み量であれば,埋め込みが検知できない程度の画質が得られ,参考となる従来方式の約2倍の情報埋め込みが可能であることがわかった.
  • 中村 亮洋, 前田 充昭, 梅田 三千雄
    2007 年36 巻2 号 p. 123-130
    発行日: 2007年
    公開日: 2011/08/25
    ジャーナル フリー
    本稿では,アクティブカメラを用いて, カメラ運動中も人物を検出することができる人物検出,追跡システムを提案する. カメラ運動中の人物検出には, 対応点探索によってフレームごとにフレーム間での背景のずれ幅を算出し, このずれを補正した前フレームを作成する. そして,作成した前フレームと着目フレーム間で差分処理を行うことにより, カメラ運動中においても移動物体を検出し,一定の条件を満たせば, 移動物体を人物と見なすことで人物検出する. 人物追跡処理では,追跡対象の移動量から追跡対象の着目フレーム上での移動範囲を予測し, この範囲内で検出された人物候補領域と対応付けることで追跡する. 最後に,カメラ運動中も人物検出,追跡を実現する人物追跡システムを構築し, 歩行者の追跡実験において,99.5%の追跡率が得られ,安定な実時間追跡が可能であることを確認した.
資料論文
  • 降旗 隆, 鈴木 美弥子, 本田 匠, 田村 徹
    2007 年36 巻2 号 p. 131-140
    発行日: 2007年
    公開日: 2011/08/25
    ジャーナル フリー
    画像処理やコンピュータグラフィックス処理などを含むWindowsプログラミングの開発環境を構築するためにWindows/CGプログラミング用のプラットホームの検討を行った.現行のWindowsプログラミングで多用されるMFCは利便性と拡張性に富む反面,そのコード記述は難解なものとなっている.本稿では,特に大学でプログラミングの導入教育を受ける初心者でも,比較的簡単な記述操作でWindowsプログラミングを構築できるようにするために独自の2D/3D描画クラスView2D/3Dを使ってMFCをモジュール化する手法を提案し,ここでは2D描画クラスを使ったWindowsプログラミングの実装結果をもってこのプラットホームの有効性を検証している.
ショートペーパー
講座
  • ―応用設計とパラメタ調整のソフトウェア支援―
    藤代 一成, 竹島 由里子, 高橋 成雄
    2007 年36 巻2 号 p. 146-155
    発行日: 2007年
    公開日: 2011/08/25
    ジャーナル フリー
    可視化の技術的本質は, 与えられたデータを, その特徴が十全に表現できるような表示形式へ適切にマッピングすることにある. 従来はユーザ自身の手に委ねられていたこの処理を, ソフトウェア側が支援することによって, 大規模で複雑なデータでもユーザが意図どおり探査できるような 「第一人称性」が実現できると考えられる. 本稿では,著者らがこれまで開発してきた「協調的可視化環境」によって, この課題がどのように解決されているかについて解説する.
技術解説
連載技術解説
拡張色空間とカラーマネジメント技術V(その1)
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