画像電子学会誌
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33 巻, 2 号
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論文
  • 磯部 義明, 瀬戸 洋一, 小松 尚久
    2004 年33 巻2 号 p. 161-170
    発行日: 2004年
    公開日: 2006/02/28
    ジャーナル フリー
    ブロードバンドや携帯電話のネット接続サービスの普及により,インターネットを介した非対面のサービス提供が一般的になっているが,サービスの提供側にとって,受益者の本人確認が正しくできないと,対価の正しい請求ができず,高付加価値サービスの普及の障害となる.このため公開鍵基盤(PKI: Public Key Infrastructure)の整備が進んでいるが,秘密鍵の所有に基づいて本人認証が行われるため,盗用される脅威がある.この対策として無効証明書リスト(CRL: Certificate Revocation List)の検証があるが,不特定多数への適用する場合,コストの問題もある.本稿ではPKIに基づいた本人認証に生体認証を連携することで,CRLの検証コストを低減させるなどの効果を示した.また,RFC3039による生体登録フォーマットの問題を指摘し,PKIによる本人認証と生体による本人認証との間の正当性と運用の独立性を両立する登録フォーマットと,そのフォーマットを利用して登録情報の完全性を確認する本人認証モデルを提案した.次いで,提案する本人認証モデルのプロトシステムを試作し,実現性の検証を行い,自治体向けの住民カードや将来検討されているe-パスポートなどの不特定多数へ展開するPKIシステムなどへの適用できる可能性を示した.
  • 中村 浩子, 藤代 一成, 竹島 由里子
    2004 年33 巻2 号 p. 171-179
    発行日: 2004年
    公開日: 2006/02/28
    ジャーナル フリー
    大規模な四面体ボリュームデータを効率的に可視化するために,対象データを複数の詳細レベルで段階的に表現する段階的四面体化法が,1998年にStaadtらによって提案された.可視化技法の種類や可視化の際に必要な諸パラメタの値があらかじめ決められている場合には,その情報を用いて四面体ボリュームの詳細度を適応的に制御することが望ましい.そこで本稿では,データの幾何学的特徴・フィールド分布特徴を選択的に考慮する新しい四面体ボリュームの詳細度制御法を提案する.更に,断面生成,等値面抽出,ボリュームレンダリングを可視化技法として選択した際の本手法の効果を,実際のマルチフィールド四面体ボリュームデータに適用して示す.
  • 朝倉 輝, 後藤 敏行, 岩澤 多恵, 齊藤 公彦, 赤坂 浩明
    2004 年33 巻2 号 p. 180-188
    発行日: 2004年
    公開日: 2006/02/28
    ジャーナル フリー
    本研究では非特異性間質性肺炎の高解像度X線CT画像を対象とした病巣のパターン分類アルゴリズムとしてガウシアンヒストグラム正規化相関法(Gaussian Histogram Normalized Correlation: GHNC)を提案するとともに,定量評価システムを試作した.本手法は,画像のノイズによるCT値の揺らぎが空間的に無相関でガウス分布に従うと仮定して,撮影条件や肺野位置の違いを考慮し,識別対象画素ごとに微小近傍領域のCT値の分布と,医師により指定した病変の典型的パターンとの類似性を評価し,その結果を用いて肺野画像全体を病巣の種類に応じて分類する.本システムを用いた領域分割結果に対して修正量を基準に三人の放射線科医により評価実験を行った結果,評価の平均スコアが従来法と比較して最も高くなっており,本手法および試作システムの有効性が確認できた.
サイバー社会と人間―情報倫理の課題と教育 II
カラーデバイスと画像・信号処理 VI
ブロードバンドの動向と技術 IV
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