日本信頼性学会誌　信頼性

表紙

原稿種別: 表紙
1996 年18 巻2 号 p. Cover1-
発行日: 1996/02/10
公開日: 2018/03/02

DOIhttps://doi.org/10.11348/reajshinrai.18.2_Cover1

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会告

原稿種別: 付録等
1996 年18 巻2 号 p. i-iii
発行日: 1996/02/10
公開日: 2018/03/02

DOIhttps://doi.org/10.11348/reajshinrai.18.2_i

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目次

原稿種別: 目次
1996 年18 巻2 号 p. v-
発行日: 1996/02/10
公開日: 2018/03/02

DOIhttps://doi.org/10.11348/reajshinrai.18.2_v

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信頼性技術の原点を思う

佐々木正文

原稿種別: 本文
1996 年18 巻2 号 p. 69-
発行日: 1996/02/10
公開日: 2018/03/02

DOIhttps://doi.org/10.11348/reajshinrai.18.2_69

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特集を編集して : 故障の診断・解析評価・予測

村田忠

原稿種別: 本文
1996 年18 巻2 号 p. 70-
発行日: 1996/02/10
公開日: 2018/03/02

DOIhttps://doi.org/10.11348/reajshinrai.18.2_70

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印加パルスの分割によるサーマルヘッド発熱体の信頼性向上

柴田進

原稿種別: 本文
1996 年18 巻2 号 p. 71-77
発行日: 1996/02/10
公開日: 2018/03/02

DOIhttps://doi.org/10.11348/reajshinrai.18.2_71

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多数の発熱体をブロックに分けて高速に印字する形式の薄膜サーマルヘッドについて信頼性の向上方法を検討した。印加パルスを細かく分割し分割された各短パルスの間隔の間で他のブロックを短パルス駆動させることにより印加パルスのデューティを変えることなく実効的なパルス幅を長くする方法を考案しこの方法に基づく信頼性とパルス分割との関係を明らかにした。

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LSI故障解析技術(<特集>故障の診断・解析評価・予測)

辻出徹, 中村豊一, 小西永二, 二川清, 浜田弘幸

原稿種別: 本文
1996 年18 巻2 号 p. 78-84
発行日: 1996/02/10
公開日: 2018/03/02

DOIhttps://doi.org/10.11348/reajshinrai.18.2_78

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我々は9つの技術から成る故障解析統合システムを開発してきた。このうち3つの技術を紹介する。RAMのメモリセルの故障原因を特定するエキスパートシステム、ロジックLSIおよびRAMの周辺回路の故障箇所を特定する電子ビーム電位像を用いた技術である。すでに多くの故障に対して広く適用されている。

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化学反応の速度式から見た固体劣化量の速度(<特集>故障の診断・解析評価・予測)

植草源三

原稿種別: 本文
1996 年18 巻2 号 p. 85-90
発行日: 1996/02/10
公開日: 2018/03/02

DOIhttps://doi.org/10.11348/reajshinrai.18.2_85

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電子部品を固体と表現したとき、固体の劣化する速度に関する記述は非常に少ない。これは常態では非常にゆっくりした現象であるからである。そこで化学反応の速度式を基礎にしたアプローチがなされ、特性値一時間の関係が単純な曲線で表せられる。しかし、実際に問題となる特性劣化の速度はその範囲を越えている。ここでは近似式の形でその速度を捉え、実験結果を当てはめてみた。

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ベイズの定理の指数分布への応用事例(<特集>故障の診断・解析評価・予測)

堀籠教夫

原稿種別: 本文
1996 年18 巻2 号 p. 91-98
発行日: 1996/02/10
公開日: 2018/03/02

DOIhttps://doi.org/10.11348/reajshinrai.18.2_91

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ベイズの定理そのものは比較的構成が簡単であるが、従来の客観的統計と大きく異なる点は事前分布という分布の導入にそのすべてが凝縮されている。つまり、事前分布に個人の経験等が入るためであり、この定理が主観統計と言われるゆえんである。ここでは指数分布を取り上げて、この分布にベイズの定理を当てはめた2つの場合を取り上げる。1つはアイテムのバーンイン時間の決定についてであり、もう1つはこの定理を指数分布に当てはめて表現した場合について取り上げる。いずれもベイズ特有の計算等が入るがそれらについても詳述し解説する。

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言葉と主観を取り入れたシステムの信頼性解析(<特集>故障の診断・解析評価・予測)

鬼沢武久

原稿種別: 本文
1996 年18 巻2 号 p. 99-109
発行日: 1996/02/10
公開日: 2018/03/02

DOIhttps://doi.org/10.11348/reajshinrai.18.2_99

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本論文ではまず、ファジィ理論の立場からシステムの信頼性解析における確率論的手法を眺める。その結果、確率論的手法でも専門家の主観が重要な役割を果たしていること、システムの状態を2値的に考えるよりはファジィ的に考えた方が適切であることが述べられている。次ぎにシステムの信頼性解析にファジィ理論を応用する手法のうち、フォールトツリー解析に専門家の主観をそのまま取り入れることと我々が日常使っている言葉を利用することに主眼をおいた手法について述べられている。

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ニューロ・ファジィアプローチによる建築設備故障診断(<特集>故障の診断・解析評価・予測)

張廟康, 村田忠

原稿種別: 本文
1996 年18 巻2 号 p. 110-115
発行日: 1996/02/10
公開日: 2018/03/02

DOIhttps://doi.org/10.11348/reajshinrai.18.2_110

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診断システムの構築を行うことによって, 故障原因診断のニューラルネットワーク構造を提案する。そこではファジィ推論やIF-THENルール形式のプロダクションルールを用いたメンバーシップ値が故障知識処理に対応している。原因・症状間因果関係の強弱を表す度数分布がユニット間重みとして使われる。これらの方式によりニューラルネットの特徴から帰納的故障原因を定量的に表現することができる。本提案では対象としてディーゼルエンジンの故障診断における数値計算例を示す。

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故障解析エキスパートシステムFLEXSの開発(<特集>故障の診断・解析評価・予測) : FLEXS : Fault Isolation Expert System

小山徹, 小山浩

原稿種別: 本文
1996 年18 巻2 号 p. 116-122
発行日: 1996/02/10
公開日: 2018/03/02

DOIhttps://doi.org/10.11348/reajshinrai.18.2_116

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LSIメモリーデバイスの故障解析の自動化を目指し開発された故障解析エキスパートシステム"FLEXS"について述べたものである。本システムでは、熟練解析エンジニアの知識ベースに基づき、テストから故障モードの分類、故障原因の推定までの処理を自動で行うと共に、製造工程中で得られる欠陥データと不良データとの照合処理を自動的に行うことが出来る。これにより、大量の故障解析を短時間で行うことができ、不良モード、原因の発生状況をウエハ上に存在する全不良を対象に詳細に明確化できる。

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遺伝的アルゴリズムとシステム信頼性最適化問題(<特集>故障の診断・解析評価・予測)

井田憲一, 玄光男

原稿種別: 本文
1996 年18 巻2 号 p. 123-132
発行日: 1996/02/10
公開日: 2018/03/02

DOIhttps://doi.org/10.11348/reajshinrai.18.2_123

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最近, 遺伝的アルゴリズムが組合せ最適化問題の有効な解法として注目されている.それは従来の厳密解法では容易に解が得られないような大規模かつ複雑な問題に対しても比較的簡単に最適解, ないしはそれに近い解を得られるためである.したがって, 大規模かつ非線形な整数計画問題として定式化されることが多いシステム信頼性の最適設計問題などに対しても, 遺伝的アルゴリズムは効果的な解法ツールとして期待できると考えられる.本稿では, システム信頼性の最適化の分野における遺伝的アルゴリズムの最近の動向と具体的な適用例を紹介する.

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故障診断とファジィ理論(<特集>故障の診断・解析評価・予測)

向殿政男

原稿種別: 本文
1996 年18 巻2 号 p. 133-139
発行日: 1996/02/10
公開日: 2018/03/02

DOIhttps://doi.org/10.11348/reajshinrai.18.2_133

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従来の確定論、または確率論に基づく理論的な故障診断に対して、最近は専門家の知識を利用した故障診断-エキスパート型故障診断システム-が実用になりつつある。一方、故障と症状との関係、特に専門家の言葉で表現されたこの関係は、一般に曖昧であるために、ファジィ理論に基づくファジィエキスパートシステムも提案されている。このファジィエキスパートシステムは、主として症状に対するその原因である故障に関する知識に基づく症状からファジィ推論に故障を見いだすものがほとんどであるが、逆に故障に対する症状の知識に基づいて、逆演算により症状から故障を推測するファジィ診断の理論も提案されている。本解説では、このファジィ診断について、簡単な例を用いながらその考え方を紹介する。

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信頼性問題へのニューロ技術の応用(<特集>故障の診断・解析評価・予測)

長山格, 星野聖, 村田忠

原稿種別: 本文
1996 年18 巻2 号 p. 140-145
発行日: 1996/02/10
公開日: 2018/03/02

DOIhttps://doi.org/10.11348/reajshinrai.18.2_140

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信頼性技術は, 産業社会の基盤を支える重要な技術であり, 技術立国を国是とする我が国においてその重要性は明白である.主に数理統計学と故障物理を柱として発展してきた信頼性技術であるが, 高度化複雑化する技術課題に対して新たなブレイクスルーが求められている.一方, 情報処理分野ではニューロ技術と総称される手法が開発され, 既に多くの応用事例がある.これらは各々の応用分野で成功を収めており, いまや情報処理システムの基本的技術手法の一つとなっている.本稿では, ニューロ技術の基礎とその信頼性問題の諸側面との関わりについて記述する.

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遺伝的アルゴリズムの工学問題への応用(<特集>故障の診断・解析評価・予測)

玄光男, 辻村泰寛

原稿種別: 本文
1996 年18 巻2 号 p. 146-155
発行日: 1996/02/10
公開日: 2018/03/02

DOIhttps://doi.org/10.11348/reajshinrai.18.2_146

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遺伝的アルゴリズムは, 生物の進化過程をコンピュータ・シミュレーションによって模倣した確率的探索法であり, 現在, 工学の様々な分野において, 効率的な準最適解法として実際の大規模な問題へ応用されている.特に, スケジューリング問題などのように, 従来の最適解法では解ける問題の規模に限界があるような場合に, その能力を発揮している.本稿では, 遺伝的アルゴリズムに基本的な構造と特徴を示し, 工学問題への適用上の留意点や, 実際の適用手順を, 実際の応用例を示しながら紹介する.

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品質保証のためのマトリックス図のファジィ合成(<特集>故障の診断・解析評価・予測)

長沢伸也

原稿種別: 本文
1996 年18 巻2 号 p. 156-161
発行日: 1996/02/10
公開日: 2018/03/02

DOIhttps://doi.org/10.11348/reajshinrai.18.2_156

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「新QC七つ道具」は、言語データすなわち事実を示す言語情報を図に整理する手法として開発されたものであり、品質管理における問題解決などの品質保証に活用されている。しかし、言語データは、主観による判断や暖昧さを伴うために定量的な解析が困難あるいは厳密でないという問題がある。そこで、本論文では、「新QC七つ道具」の一手法である「マトリックス図法」にファジィ理論を適用し、関連の度合いが主観によりウエイト付けられたマトリックス図をファジィ関係ととらえ複数のマトリックス図をファジィ合成により組み合せて解析する方法を提案する。

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故障をゼロにする信頼性技術の思想(<特集>故障の診断・解析評価・予測)

越川清重

原稿種別: 本文
1996 年18 巻2 号 p. 162-167
発行日: 1996/02/10
公開日: 2018/03/02

DOIhttps://doi.org/10.11348/reajshinrai.18.2_162

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"故障ゼロ"というのは最も簡単な信頼性技術の思想である。たまたま, この考え方は松下幸之助氏によって昭和6年に思いつかれたことが判った。一方, 我々がアメリカから学んだ信頼性技術は故障が存在することを前提としている。日米二つの信頼性の歴史を振り返ってみると, そこには巨大システムの信頼性と量産品の信頼性という基本的違いがある。これ等のことを本論文では論じ, 前者は抜取りにより良品を選別する方法であり, 後者は故障原因を1つづつ取り除く方法と結論している。

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安全性解析型FMEA-「FMFEA」の提唱(<特集>故障の診断・解析評価・予測)

和田浩

原稿種別: 本文
1996 年18 巻2 号 p. 168-173
発行日: 1996/02/10
公開日: 2018/03/02

DOIhttps://doi.org/10.11348/reajshinrai.18.2_168

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FMEAは, 代表的な信頼性解析技法であり, 部品の故障モードから製品の信頼性解析評価を総合的に進めていく特長を持っている.筆者は, このFMEAをベースとした安全性解析技法の開発を試みた.安全性技法として必要な条件内容を検討した上で, FMEA, FTA, ETAそれぞれが持つ特長を取り入れて, 安全性解析技法 FMFEA(Failure Mode Factors and Effects Analysis, 故障モードと要因・影響解析)を考案した.ここでは, 一般ユーザーが使用する製品を対象として, FMFEAの考え方と開発の過程, 実施事例と留意点, 特長とウィークポイントなどについて報告する.

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PLP手法の電算化の試み(<特集>故障の診断・解析評価・予測)

柴田義文, 松井忠彦

原稿種別: 本文
1996 年18 巻2 号 p. 174-179
発行日: 1996/02/10
公開日: 2018/03/02

DOIhttps://doi.org/10.11348/reajshinrai.18.2_174

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本論文は信頼性管理手法におけるFMEAをPLPの手法として活用をはかる方法を述べたものである。また、信頼性手法の電算化、特に表類について、既成のソフトウェアを利用することにより、簡易的に行う方法を検討した。さらに、CSAを致命度評価することによるCSCAや結合CSCAを考案し、人が原因で起こる不安全を評価するCSMAも加えて検討した。

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裏表紙

原稿種別: 表紙
1996 年18 巻2 号 p. Cover2-
発行日: 1996/02/10
公開日: 2018/03/02

DOIhttps://doi.org/10.11348/reajshinrai.18.2_Cover2

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