図学研究
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47 巻, 1 号
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研究論文
  • 羅 羽哲, 阿部 浩和
    2013 年 47 巻 1 号 p. 3-10
    発行日: 2013年
    公開日: 2017/08/01
    ジャーナル フリー
    韓国の大邱市は,朝鮮半島の東南部に位置しており,中心市街地は1737年に邑城を中心に建設された城郭都市で,そこには伝統的な木造家屋(韓屋)や自然発生的に形成された細街路が数多く存在していた.しかしながらそれらは市街化の進展とともに消失し,現在ではそのような街路景観はあまりみられなくなった. 本論は,大邱市の邑城地区の街路パターンの変化を定量的に把握し,都市の位相的深度とそこに立地する建物現況との関連性を評価した結果,1920~2009年において全体的な街路形態の位相的中心は南側に拡散する傾向がみられること,また都市の位相的深度が深い部分と細街路の位置が一致すること,位相的深度と街区における建物現況との関連性については,「Int.V Local」と「RC 率」との間で正の,「住宅率」との間で負の相関があること「Angular MD」と「RC 率」,「利便性」との間で負の「住宅率」との間で正の相関があることなど,街路パターンの形態的特徴などから邑城地区の都市的状況の一端を示した.
  • 吉田 勝行
    2013 年 47 巻 1 号 p. 11-18
    発行日: 2013年
    公開日: 2017/08/01
    ジャーナル フリー
    書き割り効果や箱庭効果と呼ばれるような歪の無い自然な 立体視融合像を3D.TV 上で得るためには,視聴者の両眼間 距離に正確に対応した左眼用画像と右眼用画像のズレを確保 する必要があり,各3D.TV は画面の縦方向の寸法の3倍の 位置から眺めることを前提として設計されているところか ら,この規格を守る限り3D.TV は画面の大きさを統一し, 立体視画像の制作現場はその大きさを前提に撮影作業を実施 する必要があることを,図学作図により検証する.
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