図学研究
Online ISSN : 1884-6106
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45 巻, 3 号
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研究論文
  • 近藤 邦雄, 伊藤 彰教, 三上 浩司, 渡辺 大地
    2011 年45 巻3 号 p. 3-10
    発行日: 2011年
    公開日: 2017/08/01
    ジャーナル フリー
    本研究では,大教室における多人数の学生を対象とするExample ベースのCG プログラミング教育法の提案を目的とする.本文では,2008年度から実施している東京工科大学メディア学部における2年生向け講義「CG 制作技法の基礎」の講義内容と「Processing」を用いたCG プログラミング演習について述べる.そして,プログラミング方式による教育の課題であるデバック時間やプログラミング演習に対する教育時間を軽減することを実現するために,セミプログラミングの長所を取り入れたExample ベースプログラミング方式によるCG 演習を実施した結果について述べる.
教育資料
  • ―パズルの操作を例として―
    宮腰 直幸
    2011 年45 巻3 号 p. 11-16
    発行日: 2011年
    公開日: 2017/08/01
    ジャーナル フリー
    CAD は鉛筆やコンパスと同様の機能に加え,特有の使い方を持つ製図道具と考えられる.一般的な製図作業の授業では,手描き製図の手順や考え方をイメージして,CAD を使用することが多い.しかし,手で描く場合とCAD で描く場合では体の動きが異なる.これが異なるフィードバックをもたらし,学べることも異なることが予想される.本研究は作業時の体の動きに着目し,手描きのような直接的な操作とCAD のような間接的な操作の違いから操作の特徴を抽出するためにパズルを使って実験を行った.結果,直接的な操作では図形の組み合わせを繰り返して適当な形状を見つけるが,間接的な操作では,ある程度完成する形の見通しを付けてから操作を行うように考える傾向が見られた.
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