1986年に米国物理教師協会の提案を受けて,中国物理学会と日本物理教育学会とが共催した日中米物理教育国際会議は,当初の計画どおり,1989年ハワイ,1991年富士,1993年肇慶で計3回開催され,無事終了した。それらの会議の報告は,会誌「物理教育」Vol.37No.4,Vol.39No.4,Vol.41No.4および別冊Vol.40に掲載されている。これらの会議の成果を日本の物理教育に"どういかすか"という視点に立って,各ワークショップの世話人による,ざっくばらんな座談会をもったので,ここに報告する。
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