物理教育
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68 巻, 2 号
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目次
研究論文
  • 小林 尚輝, 内山 秀樹, 山本 仁, 神尾 誠也, 木下 拓史, 島野 誠大, 武井 大, 松山 福太郎, 内山 智幸, 内田 匡, 石代 ...
    2020 年 68 巻 2 号 p. 79-86
    発行日: 2020/06/10
    公開日: 2020/09/05
    ジャーナル フリー

    2013 年の調査では日本の高校生の理科の有用感は米中韓と比較し低いが一方で天文や宇宙開発への関心は高い。そこでこれらと関連し理科の有用感も増す可能性のある教材として人工衛星電波受信実験に着目した。 受信実験の中では万有引力による運動やドップラー効果など高校物理で学ぶ多くの内容がわかりやすい形で現れ物理や数学と科学技術との繋がりを実感できる。我々は科学教室と高校授業で実践を行い理科の有用感と物理内容の理解の向上に対する効果を検証した。結果多様な学生を対象とする高校授業の実践において効果が確認できた。

研究報告
  • 加賀 栄子, 宗尻 修治
    2020 年 68 巻 2 号 p. 87-92
    発行日: 2020/06/10
    公開日: 2020/09/05
    ジャーナル フリー

    物理を効果的に学ぶための様々な相互作用型授業法が研究開発されている。しかし多くの学校においてはこれらの方法を本来の方法でそのまま授業に取り入れることは難しいかもしれない。本研究では本来の理想的な方法とは異なる不完全な方法ではあるがTutorials in Introductory Physics(TIP)のワークシートを用いた授業を高校 1 年生の通常の授業時間に 2 時間だけ導入することを3 期(計 9 クラス生徒約 350 名)行いその授業効果を調べた。力学概念調査を用いた授業評価は不完全な TIP であってもこの授業は事後テストスコアの上昇に有効であることを示した。

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