物理教育

表紙

原稿種別: 表紙
2002 年 50 巻 6 号 p. Cover1-
発行日: 2002/12/20
公開日: 2017/02/10

DOIhttps://doi.org/10.20653/pesj.50.6_Cover1

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会告

原稿種別: 付録等
2002 年 50 巻 6 号 p. App1-
発行日: 2002/12/20
公開日: 2017/02/10

DOIhttps://doi.org/10.20653/pesj.50.6_App1

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目次

原稿種別: 目次
2002 年 50 巻 6 号 p. Toc1-
発行日: 2002/12/20
公開日: 2017/02/10

DOIhttps://doi.org/10.20653/pesj.50.6_Toc1

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CONTENTS

原稿種別: 目次
2002 年 50 巻 6 号 p. Toc2-
発行日: 2002/12/20
公開日: 2017/02/10

DOIhttps://doi.org/10.20653/pesj.50.6_Toc2

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2002年ノーベル物理学賞受賞者,小柴昌俊先生とカミオカンデ

中畑雅行

原稿種別: 本文
2002 年 50 巻 6 号 p. 365-369
発行日: 2002/12/20
公開日: 2017/02/10

DOIhttps://doi.org/10.20653/pesj.50.6_365

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小柴昌俊先生が2002年ノーベル物理学賞を受賞された。受賞の理由は,「天体物理学とくに宇宙ニュートリノの検出にパイオニア的貢献」であり,アメリカペンシルヴァニア大学のレイモンド・デイヴィス・ジュニア教授との同理由共同受賞であった。また、同賞は「宇宙X線源の発見を導いた天体物理学へのパイオニア貢献」を行ったリカルド・ジャコーニ氏にも与えられた。このように,2002年ノーベル物理学賞は,ニュートリノやX線といった新たな手法での天体宇宙観測の道を開いたという業績にたいして与えられた。小柴先生のノーベル物理学賞受賞は,実験物理学の分野では,日本で初めてである。小柴先生は,義受験神岡町の神岡鉱山内に「カミオカンデ」という名前の実験装置を建設し,超申請や太陽から飛んでくるニュートリノを捕らえたということが、受賞の直接的な理由となった。本解説では,「ニュートリノとは何か」,「どのような現象を捕らえたのか」,「今後どのように発展していくのか」といったことについて解説する。

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創造性育成を目指す物理教育の開発と実践

荻原直樹

原稿種別: 本文
2002 年 50 巻 6 号 p. 370-375
発行日: 2002/12/20
公開日: 2017/02/10

DOIhttps://doi.org/10.20653/pesj.50.6_370

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前稿において筆者は,創造的発想力を育てるために,自然科学の手法と創造的発想法を組み合わせた「科学の基礎」を必須の科目とすることを提案した。提言の一部は,学説の形成過程に重点を置いた「理科基礎」として具合化された。その後,筆者は物理の体系的知識を把握させるために,創造的発想に着目して学説の形成過程をたどる展開を,全分野に拡張した。さらに,学習者に「ひらめき」を体験させる課題と,創造的発見者が行った実験の追体験をさせる「なってみよう実験」を取り入れた新しい指導法を開発して実践した。その結果を報告する。

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LED表示のある簡易測定器のデータをパソコンへ取込む試み

村山宏明, 清水健彦, 金祥二郎, 申在元, 宇藤茂憲

原稿種別: 本文
2002 年 50 巻 6 号 p. 376-380
発行日: 2002/12/20
公開日: 2017/02/10

DOIhttps://doi.org/10.20653/pesj.50.6_376

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I/Oボードを用いることで,パソコンへのデータ転送機能(例えば,GP-IBなど〉をもたない簡易計測器のLED(light emitting diode)表示値を実験データとして,簡易計測器からパソコンへ迅速に取り込むことが可能となっった。市販のディジタル超音波距離計を利用して,実験データを処理・解析しながら運動や力学現象を理解するパソコン実験教材を製作した。単振動を実験例に取り上げて説明する。

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注射器と電子天秤による気体の膨張係数の測定

齋藤嘉夫, 西尾謙三, 墻内千尋, 吉本則之

原稿種別: 本文
2002 年 50 巻 6 号 p. 381-384
発行日: 2002/12/20
公開日: 2017/02/10

DOIhttps://doi.org/10.20653/pesj.50.6_381

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気体の体積膨張率を測定するために,ガラス注射器を用いた定積気体温度計を開発した。水槽にガラスビンを用い,内筒が伝える圧力変化を電子天秤で測定した。水槽の温度はセラミックヒーターで変化させ,空気ポンプで攪拌した。注射器内に径約1mmのサーミスターを配置し,試料気体温度を直接測定した。ビンの総重量は約940gであった。温度範囲が22.9℃から43.9℃の変化で136gの圧力変化があった。得られた空気の体膨張係数は(0.00377±0.0002)/℃で,既知との相対誤差は3.1%であった。

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エネルギー・環境教育のカンビジアにおける実践

川村康文

原稿種別: 本文
2002 年 50 巻 6 号 p. 385-389
発行日: 2002/12/20
公開日: 2017/02/10

DOIhttps://doi.org/10.20653/pesj.50.6_385

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エネルギー・環境教育の視点から行う国際交流として,カンボジアで科学実験教室を行った。実験教室が行われた学校は,JICA理数科教育改善プロジェクト実施小学校のアヌクワット小学校であった。実験内容は,自然に吹く風で発電できる「サボニウス型風力発電機」を自作して発電を行うものであった。

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物理授業の線や面の研究の重要性(談話室)

石井登志夫

原稿種別: 本文
2002 年 50 巻 6 号 p. 390-391
発行日: 2002/12/20
公開日: 2017/02/10

DOIhttps://doi.org/10.20653/pesj.50.6_390

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派手でドギつい今の教科書(談話室)

渡辺仁

原稿種別: 本文
2002 年 50 巻 6 号 p. 391-
発行日: 2002/12/20
公開日: 2017/02/10

DOIhttps://doi.org/10.20653/pesj.50.6_391

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生徒の授業ノートを考える(談話室)

山田功

原稿種別: 本文
2002 年 50 巻 6 号 p. 392-393
発行日: 2002/12/20
公開日: 2017/02/10

DOIhttps://doi.org/10.20653/pesj.50.6_392

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ノーベル賞受賞者たち(2)ベクレルとキュリー夫妻

西尾成子

原稿種別: 本文
2002 年 50 巻 6 号 p. 394-399
発行日: 2002/12/20
公開日: 2017/02/10

DOIhttps://doi.org/10.20653/pesj.50.6_394

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1903年第3回のノーベル物理学賞受賞者は,アンリ・ベクレルとピエール・キュリー,マリー・キュリー夫妻であった。ベクレルによるウラン放射能の発見は,エックス線発見の必然的結果であった。放射能が元素の原子的性質であることに注目し,圧電気(ピエゾ電気)をつかった電位計により放射能を定量的に計測したことが,新放射性元素ラジウムとポロニウムの発見に導いた。ラジウムの発見は,その後の放射能研究を急速にすすめた。

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内容構成(日本物理教育学会50周年記念特集)

原稿種別: 付録等
2002 年 50 巻 6 号 p. 400-
発行日: 2002/12/20
公開日: 2017/02/10

DOIhttps://doi.org/10.20653/pesj.50.6_400

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学会50年とこれから(日本物理教育学会50周年記念特集)

霜田光一

原稿種別: 本文
2002 年 50 巻 6 号 p. 401-402
発行日: 2002/12/20
公開日: 2017/02/10

DOIhttps://doi.org/10.20653/pesj.50.6_401

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北海道支部設立33年史(1969-2002)(日本物理教育学会50周年記念特集)

吉田静男

原稿種別: 本文
2002 年 50 巻 6 号 p. 403-405
発行日: 2002/12/20
公開日: 2017/02/10

DOIhttps://doi.org/10.20653/pesj.50.6_403

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東北支部の歩み(日本物理教育学会50周年記念特集)

大貫裕司

原稿種別: 本文
2002 年 50 巻 6 号 p. 406-411
発行日: 2002/12/20
公開日: 2017/02/10

DOIhttps://doi.org/10.20653/pesj.50.6_406

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新潟支部の活動の歴史(日本物理教育学会50周年記念特集)

竹沢攻一

原稿種別: 本文
2002 年 50 巻 6 号 p. 412-417
発行日: 2002/12/20
公開日: 2017/02/10

DOIhttps://doi.org/10.20653/pesj.50.6_412

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研究論文に見る時代の流れ : 大塚賞論文を中心にして(日本物理教育学会50周年記念特集)

青野修

原稿種別: 本文
2002 年 50 巻 6 号 p. 418-420
発行日: 2002/12/20
公開日: 2017/02/10

DOIhttps://doi.org/10.20653/pesj.50.6_418

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物理教育の国際交流50年(日本物理教育学会50周年記念特集)

笠耐

原稿種別: 本文
2002 年 50 巻 6 号 p. 421-428
発行日: 2002/12/20
公開日: 2017/02/10

DOIhttps://doi.org/10.20653/pesj.50.6_421

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物理教育学会誌の創刊号から最近号までを主な資料として,国際物理教育委員会(ICPE)主催の会議と本学会との関係を中心に物理教育の国際交流について歴史的に述べている。1960年にパリで開催された最初の物理教育国際会議に本学会は代表を派遣して積極的に国際交流に努めた。本学会がICPEと共催した1986年東京会議と,その後に開催された3回の日中米物理教育会議は,参加者に新しい物理教育のアイデアを与えると共に,高校教師の国際的な交流の道を開いた。また,国内における高校と大学の連携を強めることにも役立った。

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実験教材の開発 : 大学-特にこの20年の動向(日本物理教育学会50周年記念特集)

宍戸てる子

原稿種別: 本文
2002 年 50 巻 6 号 p. 429-432
発行日: 2002/12/20
公開日: 2017/02/10

DOIhttps://doi.org/10.20653/pesj.50.6_429

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Information

原稿種別: 付録等
2002 年 50 巻 6 号 p. 433-434
発行日: 2002/12/20
公開日: 2017/02/10

DOIhttps://doi.org/10.20653/pesj.50.6_433

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奥付

原稿種別: 付録等
2002 年 50 巻 6 号 p. 435-
発行日: 2002/12/20
公開日: 2017/02/10

DOIhttps://doi.org/10.20653/pesj.50.6_435

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裏表紙

原稿種別: 表紙
2002 年 50 巻 6 号 p. Cover2-
発行日: 2002/12/20
公開日: 2017/02/10

DOIhttps://doi.org/10.20653/pesj.50.6_Cover2

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