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原稿種別: 表紙
2006 年 54 巻 4 号 p.
Cover1-
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
2006 年 54 巻 4 号 p.
App1-
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
2006 年 54 巻 4 号 p.
App2-
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 目次
2006 年 54 巻 4 号 p.
Toc1-
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 目次
2006 年 54 巻 4 号 p.
Toc2-
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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江刺 正喜
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
271-275
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
半導体集積回路を製作するのに用いられる微細加工技術に,光,電気機械,材料などの技術を組み合わせ,シリコンチップ上に電子回路だけでなくセンサや運動機構などを形成した「マイクロシステム」を実現できる。これはシステムの鍵を握る部品として使われており,自動車の安全装備用としてのジャイロ,情報機器の中で用いるデータストレージ,製造検査装置に使用するリレー,医療用で血管内において血圧を測る極細血圧センサなどの例を紹介する。この技術が役に立つためには,設備の有効利用やオープンコラボレーションが大切である。
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矢島 裕介, 岡部 佑機
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
276-281
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
惑星が太陽の周りで描く軌道の主要な特徴を,作図によって調べる方法を検討した。この方法によれば,面積速度や力学的エネルギーなどの変更に応じて軌道の形状や位置がどのように変わるか,またその軌道上で惑星がどのような速度で運動するかを,簡単な作図で確認できる。
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大山 光晴
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
282-285
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
物質中の異なるエネルギー準位の存在を,安価なりん光材料と発光ダイオード(LED)を利用した光の吸収・放出実験で学習することができる教材を開発した。りん光材料を使用したシートや市販の塗料は,残光が減衰する速さが適当であり,LEDの各色に対応するりん光の有無を簡便かつ明瞭に示すことができる。さらに赤等の長波長の光を,りん光を発しているシートに照射すると,部分的に明るさが減じた影を作る働きを示すことがわかった。さらに,赤外線LEDを用いると,これらの現象を連続的に観察することにより,電子が異なるエネルギー準位間を遷移する過程を,生徒自身が直接目で確認する授業をおこなうことが可能となる。
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霜田 光一
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
286-287
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
光速の原理と電荷保存則からマクスウェルの式を導いた前論文では、Lorenz条件の導出が不完全で、誤解を招く点もあったので、もっと詳しく計算する。結論は変わらないが、電荷、電流、スカラー波、ベクトル波の関係が一層明らかにされる。そして、従来の歴史的順序による電磁気学でなく、公理論的電磁気学におけるLorenz条件を考える。
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山田 功
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
288-291
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
江戸時代後期,本草学者高木春山が作成した『本草図説』の申にある雪華図(雪の結晶図)を紹介し,考察を加えた。これは土井利位が記した『雪華図説』とほぼ同時代の作品である。また,木版や銅版で刷られたものではなく,紙に筆で描かれた生の顕微鏡スケッチであることも貴重な記録と考える。
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山田 盛夫
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
292-296
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
フレネル回折の理解に役立つよう,(1)コルニューの渦巻き線上の回折波の振幅ベクトルの動き,(2)回折波強度のグラフ化,(3)回折像の形成の3つを連動させるプログラムを作成した。これに実験条件を入力したシミュレーション像と実験写真を比較し,両者の一致を確認した。ここで取り上げたフレネル回折は単スリット回折,複スリット回折,直線縁による回折、細線による回折である。
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井上 賢, 今井 泉
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
297-302
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
本校で実施している中学1,2年生の理科実験授業について,通常授業と並行して行う授業としての在り方を検証する試みを,理科1分野のテーマに関して一昨年度から始め,生徒達の理解度・習得度を測ることも試みた。そのねらいは,やや高度な題材について「体験(体感)的習得」を目指すことである。その結果,中等教育初期の段階の生徒達は,少し先でその論理的部分を学ぶ題材や多少高度な測定作業や処理に興味を持って取り組むことが可能で,その作業経験は近い将来の学習に向けた動機付けとして有効であると考えるに至った。
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霜田 光一
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
303-305
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
水分子の振動と回転スペクトルによる共鳴吸収は赤外域にあるので,電子レンジのマイクロ波の吸収に関与するのは,液体の水の誘電率の異常分散に伴う吸収である。有極性分子は印加電場の方向に統計的に配向して,固体や液体の分極をつくるが,配向分極の生成・消滅には時間的遅れがある。この誘電緩和に関するDebyeの理論によれば,水はマイクロ波の広い周波数範囲で強い吸収を示す。これが水分をもつ物質が電子レンジで加熱される理由である。そして,無極i生分子からなる物質は電子レンジの加熱が弱い。
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青野 修
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
306-307
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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梶山 耕成
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
308-309
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
液体の屈折率を測定する簡単な屈折計を製作した。光が屈折するときの光路を確かめることができること,また,光源装置を使わないことが特徴である。生徒実験に使用した結果,概ね好評であった。
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鈴木 康文, 大寺 栄理子, 深澤 優子, 越智 健太, 細川 太郎, 光原 圭
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
310-311
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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吉田 健一, 斉藤 敏治, 竹居 賢治, 大古殿 秀穂, 田原 正夫
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
312-313
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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田中 初四郎
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
314-315
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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右近 修治
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
315-
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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中村 智和
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
316-322
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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石井 恭子
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
323-330
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
アメリカでは,市民的資質としての科学的リテラシーを探究を通して身につけることが重視されており,地域が教育課程を作成するための指針として全米科学教育基準が示された。一方で科学教育改革のための教師教育や教材開発には地域ごとのプロジェクトに継続的に補助金がつくなど現場や研究者主体の改革が保障されている。小学校教師を支援するプロジェクトから,探究カリキュラムを用いた教師主導の研修や授業研究を通じて教師の連携や協力関係を作りながらすすめている例を紹介する。
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平島 由美子, 長谷川 隆, 茂木 達也, 中西 可奈江
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
331-335
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
質の高い理科教育を実践するには,理科だけに専念できない多忙な小学校教員への支援が不可欠である。これまで,大学側が,まず教員の負担を減らし科学の面白さを再認識してもらうのと同時に実験技能や教材開発能力の向上を目指してもらうことが,将来的に理科好きの子どもを増やす有効な手段になると考え,裏方に徹した支援の方法を検討してきた。支援継続のためには,小学校のニーズと外部機関の支援を仲介する「理科教育コーディネーター」の導入が有効であると考えるが,事前研修で果すべき役割を周知徹底させておくことが必須である。
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洪 鋒雷
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
336-340
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
2005年度のノーベル物理学賞は米国ハーバード大学のグラウバー,米国JILA研究所のホール及びドイツマックスプランク量子光学研究所のヘンシュに授与された。グラウバーは「光のコヒーレンスの量子論への貢献」,ホール及びヘンシュは「光コム技術を含む,レーザーを使った精密分光の発展への貢献」が認められた受賞である。精密分光及び計測の分野に大きく貢献したホールの研究と人柄を紹介する。
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石川 昌司
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
341-
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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高杉 英一
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
342-
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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雲財 康雄
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
343-346
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
年間授業時数が大幅に少なくなったが,それ以上に現行の学習内容が前課程から2割削減され,どの学年においても指導にゆとりができるほどになった。学力の低下が懸念される。そのため,課題選択で二つの課題を取り扱う学校や総合的な学習の時間を使うことで学習内容を補っている学校もある。こういう現状を踏まえ,過去の学習指導要領の内容を振り返ってみると,学習内容は系統的に学ぶことができるように整理されることが必要で,学習内容にあった年間授業時間数,また逆に年間授業時数にあつた学習内容であるようにしなければならない。その際,できるだけ子どもたちの身近なものを取り扱うことが必要である。
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觜本 格
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
347-350
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
中学で教える理科と高校で要求される理科の間に大きなギャップがある。現行の学習指導要領によって中学校の理科教育は空洞化した。科学的自然観を育て科学的に考えることの楽しさを教えることが困難になっている。知識軽視の新しい学力観と新しい評価観が押し付けられた。批判を受けて方向転換をはかり,迷走する文部科学省。それにほんろうされる中学校現場の苦悩を論じる。
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草尾 良継
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
351-352
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
理科(物理)を学習することの目標のひとつとして,生徒に科学的なものの見方を経験させるとともにその方法を身につけさせることを図り,科学的に推論する能力を育成することを考えるとき,現行課程教科書を使用する中で2つの問題点を感じている。ひとつは,単元の配列や物理I・物理IIの振り分けについて,自然な科学的推論の流れに従っているとは書えない部分がいくつかあることである。もうひとつは,物理Iと物理IIの境界が科学的な視点から合理的かつ明確には区切られておらず,ひいては,受験生を必要以上に混乱させているのではないかと危惧されることである。
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浮田 裕
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
353-358
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
近畿支部では近畿地区の高校を対象にして現行課程「物理I・II」についてのアンケートを実施し,近畿地区の高校現場での「物理I・II」の実施状況,学習指導等の評価や問題点,近畿支部で提案した選択可能な分野(内容)の要望についての評価を把握することに努めた。アンケート調査の結果,「物理I」については,ほとんどの高校では力学分野から学習させており,学習指導要領での履修させるべき順序とは異なった学習指導が行われている。また,「物理II」については,大学入試の出題範囲の影響で,原子核分野を一部または全く学習していない高校については65%程度にもなっている現状が浮かび上がった。
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下田 正
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
359-363
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
今年4月,高等学校新学習指導要領のもとで教育された学生がはじめて大学に入学した。私は今年前期に新入生が履修する文系向けおよび理系向けの二つの授業を担当したが,これらの授業を通じて感じた新課程生の印象を紹介する。さらに,新入生の声を引用しながら,高校物理教育への要望を述べる。大学での物理教育の課題についても言及する。
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原 俊雄
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
364-370
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
粒子加速器は,素粒子物理学・原子核物理学の基礎研究のみならず,物性科学・生命科学そして粒子線医療等,広い分野で利用されている。荷電粒子の加速技術と軌道制御技術は,高校物理の電気学と磁気学で学ぶ内容に密接に繋がっている。高校物理と荷電粒子の加速および軌道制御技術との繋がりを明確にし,高校物理教育の教材として粒子加速器技術を活かす試みを行ったので報告する。
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斎藤 吉彦
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
371-372
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
総勢100名の中学・高校・大学生が,大阪市立科学館で展示解説を行った。学生が主体となって運営し,展示解説のための学習も自発的に行った。科学館来館者には喜ばれ,多くの解説者には達成感があり,次回取り組みへの意欲が見られた。知識伝授型ではなく,科学を文化として楽しむ取り組みとなった。
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南浦 育弘
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
373-374
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
物理学を学習するために物理学史を学ぶことがきわめて有効であるという立場から,奈良近代物理学史研究会は16世紀から19世紀にかけての物理学の歴史を研究している。月に一度の例会をもって多くの文献を読み,熱い議論を重ねている。そして,2004年6月に奈良近代物理学史研究会編著の『高校生のための近代物理学史』が自費出版で刊行されるのである。
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増子 寛
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
375-376
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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鈴木 亨
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
377-378
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
恒例により,大会前日に評議員会が開催されるが,昨年同様,理事懇談会と評議員会を分離せずに,理事・評議員会懇談会として行われた。簡単な記録を報告する。
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有山 正孝
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
379-381
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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井口 泰孝, 小野寺 恭一
原稿種別: 本文
2006 年 54 巻 4 号 p.
382-385
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
2006 年 54 巻 4 号 p.
387-
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
2006 年 54 巻 4 号 p.
387-
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
2006 年 54 巻 4 号 p.
387-
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 表紙
2006 年 54 巻 4 号 p.
Cover2-
発行日: 2006/12/13
公開日: 2017/02/10
ジャーナル
フリー