生理心理学と精神生理学
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14 巻 , 2 号
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  • 徳田 豊, 井須 尚紀, 菅田 一博, 山本 哲也
    14 巻 (1996) 2 号 p. 57-67
    公開日: 2012/11/27
    ジャーナル フリー
    生体表面には目に見えない微細な振動 (MV) がある.MVは心臓の活動や筋肉の緊張によって発生し, 自律神経の影響を受けているなどの説があるが, その発生機序はまだ明らかにされていない.本研究はMVの発生機序を明らかにする目的で生体モデルを提案し, 心臓活動によって生起する振動 (心弾動成分) と筋肉の緊張 (筋原性成分) やその他の振動とを分離する方法をまず理論的に作ることである.次に, 提案した方法で, 実際の左肩のMVのパワー量に対する心弾動成分のパワー量が, 周波数依存性があるものの, 約70%あることを明らかにした.さらに, 心臓から左手栂指球までの振動伝播時間は約0.130.16秒であることがわかった.また, 心弾動振動の伝播特性を明らかにするために, 心弾動振動に自己回帰モデルを適用し, パワースペクトルと予測残差信号を分析するのは非常に有効な方法であることを示した。
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  • 道広 和美, 丹羽 哲也, 松波 晴人, 河原林 幹治, 柴田 憲, 竹森 利和, 稲森 義雄
    14 巻 (1996) 2 号 p. 69-76
    公開日: 2012/11/27
    ジャーナル フリー
    研究は, 日常体験する急激な寒冷曝露が人体に与える影響を検討するために, 連続血圧計を用いて血圧の温度変化に伴う変動を観察した.被験者は20代から50代の健康男子6名で, 浴室を暖房する条件と暖房しない条件, および対照条件に浴室には入室しない脱衣のみの条件を設定した.脱衣室立位安静, 脱衣・移動, 浴室内立位時の収縮期血圧, 拡張期血圧, 平均血圧, 心拍数について検討したところ, 血圧の変動に暖房の効果が見られ, 心拍数には寒冷刺激の一過性のショック反応が反映されることが示唆された.
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  • 澤田 幸展
    14 巻 (1996) 2 号 p. 77-88
    公開日: 2012/11/27
    ジャーナル フリー
    さまざまなストレス刺激や情動体験とかかわって, 心臓活動に対する迷走性の寄与を特別に扱った研究は, 相対的に少ない.本評論は, 心臓迷走活動をホメオスターシスやストレス, あるいは, 情動の生理的指標と見なす, Porgesの一連の最新論文に示唆を受けながら, 以下の三つの点について, よりいっそう明確な像を描こうと試みた.すなわち, 心臓迷走活動に関する, (a) 神経解剖学的および生理学的機序, (b) 推定技法, および, (c) 心理生理学的知見, についてである.とくに迷走および関連する系における随意的かつ社会的な側面 [(a)], 圧反射感度の呼吸性洞性不整脈に対する優位性 [(b)], 並びに, 悪性ストレスにおける圧反射感度の抑制 [(c)], といったことが強調された.かくして, 本評論では, ストレスおよび情動研究の必須部分として, 心臓迷走活動を考慮することの重要性が指摘された.
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  • 14 巻 (1996) 2 号 p. 89-125
    公開日: 2012/11/27
    ジャーナル フリー
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