生理心理学と精神生理学
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17 巻 , 3 号
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  • 藤本 清, 八木 昭宏
    17 巻 (1999) 3 号 p. 173-181
    公開日: 2012/11/27
    ジャーナル フリー
    本研究では, 3Hzで断続的に提示される光点歩行者を刺激とした2つの実験を行い, 仮現運動知覚の能動的過程と受動的過程が視覚誘発電位 (VEP) に及ぼす効果を検討した.光点歩行者は人間の主要関節を表す10個の小光点から構成され, 断続提示によりそれらの小光点の仮現運動が知覚される.実験1では, 前方歩行 (FW), 後方歩行 (BW), ランダム歩行 (RW), 静止系列 (SS) の4種類の刺激条件の識別を課題とし, 能動的知覚過程の効果を検討した.実験2では, RWとSSを用いて受動的知覚過程と課題負荷の効果を検討した.両実験において, 5つのVEP成分 (N60, P120, Nl85, P210, N280) が運動刺激 (FW, BW, RW) に対して認められた.実験1と実験2の比較から, N60とP210は能動的知覚過程を反映し, N280は受動的知覚過程と課題負荷を反映していることが示された.
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  • 小林 新菜, 正木 宏明, 星野 (齋藤) 聡子, 山崎 勝男
    17 巻 (1999) 3 号 p. 183-191
    公開日: 2012/11/27
    ジャーナル フリー
    音楽映像を被験者 (女子大学生20名) に鑑賞させて, 興味の高低と音の有無が自発性瞬目に及ぼす影響を検討した.事前調査に基づき決定した高興味アーティストと低興味アーティストの各演奏映像を映像+音楽あるいは映像のみで呈示する条件間で自発性瞬目率を比較した (各映像4分間).その結果, 高興味刺激における自発性瞬目率は低興味刺激よりも有意に低下した.また, 映像+音楽の鑑賞と比較して, 映像のみの鑑賞時には自発性瞬目率は上昇し, その効果は低興味刺激において顕著に現れることが明らかとなった.これらの結果から, 自発性瞬目は興味の程度と音楽との相互作用によって影響を受けることが示唆された.
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  • 澤田 幸展
    17 巻 (1999) 3 号 p. 193-209
    公開日: 2012/11/27
    ジャーナル フリー
    本評論では, アンビュラトリ血圧 (BP) 計測における生物行動的要因が, 心理生理学的視点から評価された.第1に, アンビュラトリBPの妥当性が評価され, 計測誤差とかかわる問題が明確化された.第2に, 行動日誌および体動計測が, BP変動の解釈をどの程度可能にさせるかという観点から評価され, いくつかの短所 (とくに, 行動日誌の反応性を高める性質) が指摘された.第3に, 24時間長期BP変動が, 概日リズムよりは日内変動であると解釈された.第4に, カテゴリー/オプションおよびエピソードが, 長期的であれ短期的であれ, 多様なBP変動を分析するための2種類の概念的枠組みとして提唱され, 典型的研究からのいくつかの例が, 生物行動的要因の影響を強調しながら, これらの参照枠に従って提示された.第5に, BP以外のパラメータを用いた, いくつかの興味深いアンビュラトリ研究が評価され, そして最後に, アンビュラトリ心理生理学の有望性が議論された.
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