生理心理学と精神生理学
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32 巻 , 3 号
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原著
  • 小川 時洋, 松田 いづみ, 常岡 充子
    原稿種別: 原著
    32 巻 (2014) 3 号 p. 139-147
    公開日: 2016/06/14
    [早期公開] 公開日: 2015/07/23
    ジャーナル フリー
    隠匿情報検査(CIT)時の生理反応の特徴は,この分野の研究トピックスであり続けている。本研究では,関連項目の数が1個の場合と複数ある場合とで,生理反応および自己報告された感情を比較した。実験参加者は,模擬窃盗でアクセサリーを1個ないし3個盗むことを求められた。また,色の名前を示すカードを3枚ないし1枚,ブラインドで選択するよう求められた。次に実験参加者は,盗んだアクセサリーもしくは選んだ色の名前を尋ねるCITを受けた。生理測度における関連–非関連項目の差異は,関連項目が3個の場合には,関連項目が1個の場合に比べて小さくなった。自己報告測度は,実験参加者が関連項目提示時に驚きや緊張を感じていたことを示した。しかしながら,質問中の関連項目の数は,自己報告尺度の感情には影響しなかった。これらの結果は,CIT時の生理反応と自己報告測度に乖離があることを示唆する。
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短報
  • 平井 達也
    原稿種別: 短報
    32 巻 (2014) 3 号 p. 149-155
    公開日: 2016/06/14
    [早期公開] 公開日: 2014/11/18
    ジャーナル フリー
    到達運動課題学習中のフィードバック情報処理における加齢効果を,事象関連電位(ERPs)の成分であるフィードバック関連陰性電位(FRN)と前頭部N1を用いて検討した。高齢者20名(平均71歳)と若齢者26名(平均24歳)は,49個(7×7)のボタンの中央に設置された標的ボタンへ到達するよう求められた。すべてのボタンはフィードバック表示板で遮蔽された。標的到達の成功と失敗は視覚フィードバックで知らされた。標的到達の成功率は若齢者より高齢者で低かった。FRN振幅に年齢差はなかったが,高齢者の成功および失敗フィードバックの両方にN1が増大した。このN1の増大は,高齢者が加齢によるフィードバック情報処理能力の低下を補償するためにより強く注意を払ったことを示唆する。
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評論
  • 澤田 幸展, 加藤 有一
    原稿種別: 評論
    32 巻 (2014) 3 号 p. 157-172
    公開日: 2016/06/14
    [早期公開] 公開日: 2015/04/03
    ジャーナル フリー
    規準化脈波容積(NPV)は,PGac/PGdcとして表される。ここで,PGacおよびPGdcとは,それぞれ指尖光電容積脈波(PG)の交流および直流成分のことである。我々は,本評論において,まず理論的圧-容積曲線を用いて,安静時から心理的ストレス時へかけての,これらPG指標に対する血管抵抗増加および血圧上昇の効果を検討した。NPVは動脈血容積の脈動成分と直に比例関係を成すこと,これに対し,PGacおよびPGdcは血行力学的にはるかに複雑であることが確認された。とりわけ,ストレス・マーカーとして,NPVは他の2指標よりも鋭敏であることが予測された。次いで,心理的ストレス時対安静時におけるこれらPG指標(とくに,NPV)に対する効果が,両者ともすでに脅威的状況下にある場合で検討された。手指の挙上は,脅威的状況下の心理的ストレス時であっても,血管抵抗増加を減じることで初期値の法則が働くのを和らげると示唆された。基礎と応用におけるNPV活用とかかわるいくつかの留意事項が議論される。
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