日本義肢装具学会誌
Online ISSN : 1884-0566
Print ISSN : 0910-4720
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巻頭言
特集 在宅を支える福祉用具
教育講演
原著
  • 齋藤 恒一, 畠中 泰彦, 中俣 孝昭, 山口 和輝, 鈴木 光久
    33 巻 (2017) 2 号 p. 111-117
    公開日: 2018/04/15
    ジャーナル 認証あり

    本研究の目的は,ACSIVEを活用した歩行練習が正常歩行パターンに及ぼす影響を運動力学的に検証するために2つの実験を行った.実験1,2ともに健常成人を対象とした.実験1では,裸足歩行とACSIVEを装着した歩行を運動力学的に比較検討した.実験2では,ACSIVEを活用した歩行練習を実施し,練習前後における裸足歩行を運動力学解析し,比較検討した.歩行計測は10台の赤外線カメラからなる光学式標点位置計測装置(VICON612)と床反力計(AMTI : OR6-6)を用いて計測した.運動力学データは,逆動力学的手法を用いて計算した.結果,ACSIVEによるアシストは,股および膝関節の荷重応答期から立脚終期に影響を及ぼした.また,ACSIVEを活用した歩行練習は,股関節モーメントにおいて,荷重応答期および立脚中期の最大伸展モーメントが増大し,最大屈曲モーメントを減少させることが示された.

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  • 小関 弘展, 野口 智恵子, 中村 愛子, 宗 彩加, 沖田 実
    33 巻 (2017) 2 号 p. 118-122
    公開日: 2018/04/15
    ジャーナル 認証あり

    深部静脈血栓症に併発する肺血栓塞栓症,いわゆるエコノミークラス症候群は,航空機旅行者や地震の被災者など長時間の座位姿勢を強いられる人に多く発生する.本研究では,携帯型加圧スリッパの血栓予防効果を検討した.対象は健常成人10例(男性4例,女性6例)で,着座姿勢における条件を4群に分け,超音波パルスドプラ法による膝窩静脈の最大血流速度を測定した.スリッパを装着して足踏みした群の最大血流速度の平均値は,裸足着座安静群の約22倍,裸足着座足踏み群の約2.6倍であった.コンパクトサイズの加圧スリッパを履いて足踏みすることによって最大血流速度が増加することから,エコノミークラス症候群の発症リスクを低減するための予防対策の1つとして期待できる.

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症例報告
  • 溝部 朋文, 萩原 章由, 松葉 好子, 前野 豊, 山本 澄子
    33 巻 (2017) 2 号 p. 123-126
    公開日: 2018/04/15
    ジャーナル 認証あり

    運動麻痺が重度な片麻痺者の歩行練習の過程で,長下肢装具を使用することが多い.短下肢装具へ移行する際,その時期や歩容の悪化がしばしば問題となる.今回,長下肢装具から短下肢装具へ移行した際に歩容が変化した片麻痺者に対し,三次元動作解析を用いて歩行を計測した.長下肢装具使用時,視覚的には歩容は良好であったが,荷重応答期に股関節伸展モーメントが働いていなかった.短下肢装具へ移行後は,荷重応答期ではなく立脚中期に股関節伸展モーメントが働き,円滑な前方への重心移動が難しくなった.歩行機能再建の過程で長下肢装具を使用する際には,歩容だけでなく筋収縮の有無やタイミングを考慮すべきである.

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講座 EBMに基づく研究・発表の進め方
  • 昆 恵介
    33 巻 (2017) 2 号 p. 127-134
    公開日: 2018/04/15
    ジャーナル 認証あり

    本稿では,「EBMに基づく研究·発表の進め方」という講座において,「研究·発表における倫理について」をテーマに解説を行う.序盤の内容は,研究における不正について,捏造·改ざん·盗用と具体例を交えながら,特に著作権に絡む,二重投稿の注意点や,二次利用するための方法について概説する.また,サラミ出版による業績水増しの問題提起や,聞きなれないオーサーシップと利益相反との関係についても話題にふれる.そして,終盤の内容は,ヒトを対象とした研究倫理として,概念が抽象的でわかりにくい,侵襲性の有無や,介入研究,観察研究の違いについて具体例を交えながら概説する.

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印象記
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