日本血栓止血学会誌

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Online ISSN : 1880-8808
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23 巻, 3 号

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特集：感染・炎症を血栓止血学から考察する

PAMPs/DAMPsによる血栓形成と自然免疫

伊藤隆史, 丸山征郎

2012 年 23 巻 3 号 p. 241-246
発行日: 2012/06/01
公開日: 2012/07/04

DOIhttps://doi.org/10.2491/jjsth.23.241

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凝固反応：感染・炎症の病態と制御―細菌と好中球プロテアーゼ―

今村隆寿

2012 年 23 巻 3 号 p. 247-252
発行日: 2012/06/01
公開日: 2012/07/04

DOIhttps://doi.org/10.2491/jjsth.23.247

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炎症と線溶系

藤井聡

2012 年 23 巻 3 号 p. 253-258
発行日: 2012/06/01
公開日: 2012/07/04

DOIhttps://doi.org/10.2491/jjsth.23.253

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感染・炎症と血小板

井上克枝

2012 年 23 巻 3 号 p. 259-264
発行日: 2012/06/01
公開日: 2012/07/04

DOIhttps://doi.org/10.2491/jjsth.23.259

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感染・炎症と動脈硬化―人体病理からみた動脈硬化と血栓症について―

畠山金太, 浅田祐士郎

2012 年 23 巻 3 号 p. 265-273
発行日: 2012/06/01
公開日: 2012/07/04

DOIhttps://doi.org/10.2491/jjsth.23.265

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粥状動脈硬化症の発生および進展の鍵を握っているのは血管壁における慢性炎症である．その原因は完全には解明されてないが，糖尿病，高血圧，脂質代謝異常などの危険因子の集積が重要であると考えられている．また慢性炎症反応の誘導に関して自然免疫系分子の関与も明らかとなってきた．このような炎症性刺激によるマクロファージの活性化はプラーク不安定化と破綻に深く関与する．さらにイベント発症を決定する重要なプロセスである血栓の形成・増大においても炎症性因子が関与する．動脈硬化の進展とその合併症である血栓症の予防および治療戦略を考える上で，基盤病態としての慢性炎症の制御機構の解明が重要である．

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総説

誰が血友病B（第IX因子欠乏症）を発見したか？

―忘れられたパイオニアたちの貢献

齋藤英彦

2012 年 23 巻 3 号 p. 274-279
発行日: 2012/06/01
公開日: 2012/07/04

DOIhttps://doi.org/10.2491/jjsth.23.274

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原著

婦人科がん周術期における術後抗凝固療法の症候性肺血栓塞栓症予防に関する検討―静脈血栓塞栓症高リスク患者における検討―

清野学, 高橋俊文, 倉智博久

2012 年 23 巻 3 号 p. 280-287
発行日: 2012/06/01
公開日: 2012/07/04

DOIhttps://doi.org/10.2491/jjsth.23.280

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婦人科悪性腫瘍手術における静脈血栓塞栓症（venous thromboembolism：VTE）発症の高リスク患者に対する術後抗凝固療法の有用性について後方視的に検討した．対象は婦人科悪性腫瘍手術を行った高リスク患者167例．VTE予防として間欠的空気圧迫法（intermittent pneumatic compression：IPC）を単独で使用した群（IPC単独群，82例）と，IPCに加え術後に抗凝固薬を使用した群（IPC＋抗凝固療法群，85例）で症候性肺血栓塞栓症（pulmonary thromboembolism：PTE）発症率を後方視的に検討した．症候性PTEの発症率はIPC単独群で5/82（6.1％），IPC＋抗凝固療法群で2/85（2.4％）と，両群間で統計学的に有意差はなかったが，IPC＋抗凝固療法群で低下傾向を示した．PTE発症は術後1～2日目に多く，術前または術後早期の抗凝固薬の投与とIPCの併用により PTE発症率が低下する可能性がある．

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診断・治療・技術講座

全血を測定試料とする血小板機能評価法

佐藤金夫

2012 年 23 巻 3 号 p. 288-293
発行日: 2012/06/01
公開日: 2012/07/04

DOIhttps://doi.org/10.2491/jjsth.23.288

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トピックス

ヒト動脈硬化症の発生，進展に関する最近の話題

―「炎症説」における「貯留反応説」と自然免疫―

居石克夫

2012 年 23 巻 3 号 p. 294-302
発行日: 2012/06/01
公開日: 2012/07/04

DOIhttps://doi.org/10.2491/jjsth.23.294

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糸球体腎炎と凝固反応活性化

―尿中トロンビンの臨床的意義―

北本康則

2012 年 23 巻 3 号 p. 303-305
発行日: 2012/06/01
公開日: 2012/07/04

DOIhttps://doi.org/10.2491/jjsth.23.303

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LOX-1リガンド活性を用いた酸化LDLの測定

内田景博, 末廣謙, 沢村達也, 若林一郎

2012 年 23 巻 3 号 p. 306-308
発行日: 2012/06/01
公開日: 2012/07/04

DOIhttps://doi.org/10.2491/jjsth.23.306

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日本血栓止血学会へのメッセージ

救急医学と血栓止血学

丸藤哲

2012 年 23 巻 3 号 p. 309-310
発行日: 2012/06/01
公開日: 2012/07/04

DOIhttps://doi.org/10.2491/jjsth.23.309

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研究四方山話

DICの謎に魅せられた人々との出会い

和田英夫

2012 年 23 巻 3 号 p. 311-314
発行日: 2012/06/01
公開日: 2012/07/04

DOIhttps://doi.org/10.2491/jjsth.23.311

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ISTH2011事務報告

ISTH2011　事務報告

2012 年 23 巻 3 号 p. 315-318
発行日: 2012/06/01
公開日: 2012/07/04

DOIhttps://doi.org/10.2491/jjsth.23.315

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第6回日本血栓止血学会学術標準化委員会（SSC）2012シンポジウム報告

第6回　日本血栓止血学会学術標準化委員会（SSC）2012 シンポジウム報告

2012 年 23 巻 3 号 p. 319-331
発行日: 2012/06/01
公開日: 2012/07/04

DOIhttps://doi.org/10.2491/jjsth.23.319

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