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近藤 基樹, 宮本 惣一
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
185-188
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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打放しコンクリートにおける事故として、時として現場で問題になるコンクリート表面の硬化不良現象は木製型枠のアルカリ抽出物に起因し、これには型枠の紫外線照射も関係していることについては既に述べたが、これを裏付ける実験の詳細を以下に報告する。ここに報告する実験の目的は次の4項目である。(i)紫外線とは関係なく硬化不良の原因になる樹種の調査。(ii)紫外線の照射時間と硬化不良の量的関係。(iii)紫外線の影響の樹種による相違。(iv)屋外暴露とウエザーメーターの硬化不良に及ぼす効果の比較。以上の目的のため、次の3種類の実験を行った。(1)国内産広葉樹13、同針葉樹15、南洋材6、北米材5、中南米材2、北洋材1、計42種類の供試片を型枠に使用し、セメントペーストをこれに充填し、硬化後脱型して型枠との接触面の硬化不良の有無を調べ硬化不良をおこしている場合にはその層の厚さを測定する。(2)別に、上記24種類の供試片夫々をウエザーメーター中で1時間、2時間、5時間、10時間、20時間、40時間紫外線を照射し(その際積算照度計で各々の紫外線エネルギーを測定しておく)、その型枠について(1)と同様の試験を行う。(3)(2)と同様の供試片を屋外に暴露し、(2)のウエザーメーター試験における各照射紫外線エネルギー値に相当する太陽光の照射を行い(上記の積算照度計を使用)、その型枠について(1)と同様の試験を行う。紫外線照射を受けた木材表面の化学変化を成分分析によつて精査することは、木材化学に関する極めて専門的な知識及び技術を要する。従つて、この実験はあく迄建築施工者としての立場から、事実を現象的に把握しようとする意図によるものである。
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山根 昭
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
189-192
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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最近の建築工事においては木製パネルの他に鋼製型わく・合板型わくも大いに使用されており、また合成樹脂型わくも開発研究が進められているが、これらがコンクリートの品質におよぼす影響については十分なる検討が必要である。筆者は、前回には鋼製型わくと木製パネルについて、コンクリートにおよぼす型わくの影響を、主としてコンクリートの作業性、仕上り面の強度・組織および豆板の程度・吸水率ならびに中性化速度などの点について研究し、定量的な結果を得てその一部を学会を通じて発表した。本研究はその結果をもととして、さらに型わくの種類を増し、鋼製型わく・木製パネルの他に、金網型わく、耐水合板および合成樹脂型わくを使用して、コンクリートの品質におよぼす影響を比較研究し、その利害得失について検討したものである。
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品川 多美二, 渡辺 三郎, 山本 彰
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
193-196
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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木沢 久兵衛, 棚橋 勇
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
197-200
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
ジャーナル
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木沢 久兵衛, 棚橋 勇
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
201-204
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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亀田 泰弘, 篠沢 清見
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
205-207
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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師橋 勇二
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
209-212
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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洪 悦郎
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
213-216
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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仕入 豊和
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
217-220
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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大島 久次
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
221-224
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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山田 水城, 岡野 敏夫, 長久 正紀
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
225-228
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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福地 利夫
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
229-232
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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後藤 一雄, 安藤 幸喜
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
233-236
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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中野 清司
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
237-240
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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小林 制, 沢井 昭吾, 山本 康正
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
241-244
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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浜田 稔, 岸谷 孝一, 若松 孝旺
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
245-248
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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原田 有
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
249-252
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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この研究は在来その実験が欠けていた梁と柱の接合隅角部の加熱実験を行つたもので、内側から急熱された隅角部試験体を冷却した後載荷試験して、その強度と変形をたしかめたものである。なお急熱された隅角部の終局強度は二見博士等の非加熱の隅角部の解法に準拠して曲り梁の仮定によつてその終局強度を算定したが、実験の結果と大きな差異のないことをたしかめた、その他隅角部の回転角の変化を測定して、外力と回転角との関係をたしかめ、加熱に伴い隅角部の弾性の低下の大きいことを見出した。
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原稿種別: 付録等
1961 年 69.1 巻 p.
App2-
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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石河 正太郎, 岡部 武雄
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
253-255
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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梅村 魁, 鈴木 悦郎, 北村 弘, 山田 瑞夫
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
257-260
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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滝本 義一
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
261-264
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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広川 誠三郎
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
265-268
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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大石 健次
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
269-272
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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山田 孝一郎
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
273-276
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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有壁無壁のラーメンより構成されかつその耐震壁間の距離の大きい1層建築物に震力の如き横力が作用するとき、床版の水平方向の変形により、耐震壁間の中央ラーメンは壁体近傍のものよりその負担剪力が増大し、従来の剛床仮定の横力分布法では不十分であることを既論において指摘した。またこの傾向は、一体式コンクリート床版よりその水平剛性の低い組立コンクリート床版を用いた場合さらに増大することも既に報告した。したがつて、この床版変形の横力分布に及ぼす影響を具体的な構造設計法に如何に取り入れるべきかが問題となる。しかし、床版変形の横力分布に及ぼす影響は、既論でも述べた如く、床版、ラーメン、壁体等の剛性さらにこれらの建物内の配置形式及び建物の規模等により異なり大変複雑であるが、こゝでは最も代表的な場合として両端に耐震壁を有する1層対称構造物の場合を対象とし、床版変形の影響の最も大きい中央ラーメン及び端部有壁ラーメンの負担剪力を求める実用的略算法について論ずる。この問題については、武藤清及び大沢胖の両博士による中央ラーメンの負担剪力を求めるすぐれた略算法があるが、この方法は床版を通じて有壁ラーメンに伝わる荷重を等分布と仮定されているため、有壁ラーメン間の距離が大きい程その誤差が大きくなる。したがつて、一体式コンクリート床版よりその水平剛性の低い組立コンクリート床版を用いるときはさらにその誤差が増大することが考えられる。そこで本文では出来得るだけ実状に近い仮定のもとで床版変形の影響の最も大きい中央ラーメン及び端部有壁ラーメンの負担剪力を求める実用的方法を述べる。
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牧野 稔
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
277-280
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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横尾 義貫, 若林 実, 野中 泰二郎
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
281-284
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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木丈 繁夫
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
285-288
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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斎藤 謙次, 向後 豊次
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
289-292
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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高橋 武雄
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
293-296
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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小幡 守
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
297-300
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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従来行われてきた長方形ラーメンの温度応力の計算は基礎条件を完全固定、半固定若しくは水平方向自由移動と仮定し、基礎梁と地上の構造部材間にある温度差を与えた定常状態について行い、基礎梁に生じた温度変化による伸縮や基礎底面に働く摩擦力については考慮しなかつた。然し大野和男博士は実在建物の計測結果について、1)基礎梁位置に掘つた穴の中の温度は、長期間については地上の温度と大差ない変化を示す。2)基礎梁は短期間については屋根梁伸縮の10〜20%長期間については40%以上の伸縮を示す。と報告されている。又大野博士及び著者が行つた模型ラーメンの実験でも、基礎梁温度は地上の梁の温度とほゞ同じ変化を示した。以上の諸点より、基礎梁に生じた温度ひずみによる伸縮及び基礎底面に働く摩擦力を考慮した場合の長方形ラーメンの温度応力の性状を検討することを目的として、柱撓度方程式を撓角撓度法を用いて導き、具体例について行つた計算結果を用いて、長期間にわたつて温度ひずみが変化した場合のラーメンの応力及び変位について若干の考察を行つた。尚先に長方形ラーメンの温度応力に対する基礎条件の影響を検討した際に、その一部として摩擦抵抗を考慮した場合にも触れたが、この時に用いた計算法は誤差を累積する傾向があり実例計算でも余り良い結果が得られなかつた。今回の計算法は上記の計算法を改めたものである。
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田中 尚
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
301-304
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
ジャーナル
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酒井 良男
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
305-308
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
ジャーナル
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六車 煕, 竹原 麟之助
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
309-312
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
ジャーナル
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東 洋一
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
313-316
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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東 洋一, 小森 清司
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
317-320
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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鷲尾 健三, 石浜 則哲
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
321-324
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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坂本 順, 友田 政陳, 角田 重喜干, 五十嵐 定義
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
325-328
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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尭天 義久
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
329-332
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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榎並 昭
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
333-336
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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藤田 金一郎, 桂 久男
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
337-340
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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梅村 魁, 鈴木 悦郎, 北村 弘, 山田 瑞夫
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
341-344
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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坪井 善勝
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
345-348
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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坪井 善勝, 川股 重也
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
349-352
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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富沢 稔, 望月 洵
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
353-356
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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尾崎 昌凡
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
357-360
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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田中 弥寿雄, 松田 清隆, 村木 満寿男, 野口 憲一, 中島 昌行
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
361-364
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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横尾 義貫, 松岡 理, 国枝 治郎
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
365-368
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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坪井 善勝, 青木 繁
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
369-372
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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田中 弥寿雄, 半田 志
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
373-376
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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円弧推動殻の性状に関して、特定の形状のものについての実験結果は2,3報告されているが、その一般的性状について考察したものはまだ見られないようである。円筒殻の場合と同様に、推動殻の場合にも主として平面形の差異によつて、その応力特性もかなり影響をうけることが予想される。本報告は円弧推動殻の弾性範囲における力学的な一般性状を求める目的をもつて、アクリライト製及び鋼製模型を用いて実験的にその応力分布状況を求め、理論解と比較検討した結果を纒めたものである。アタリライト模型実験の結果としてその平面形の差異による応力発生状況には可成りはつきりとした傾向が見られ、また網目状に部材を組んだ鉄骨殻の実験結果は殻面内の応力分布状況を更に明快に示し、理論解の精度を充分に裏付けるものであつた。
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本岡 順二郎
原稿種別: 本文
1961 年 69.1 巻 p.
377-380
発行日: 1961/10/10
公開日: 2017/08/30
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