繊維機械学会誌
Online ISSN : 1880-1994
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33 巻, 12 号
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  • 1980 年 33 巻 12 号 p. T162
    発行日: 1980年
    公開日: 2010/02/12
    ジャーナル フリー
  • 堀川 明, 寺岡 文雄
    1980 年 33 巻 12 号 p. T150-T152
    発行日: 1980/12/25
    公開日: 2010/02/12
    ジャーナル フリー
    目的 引張り, クリープおよび応力緩和過程中におけるFRP中の短繊維の配向角分布を測定し, 計算値と比較することにより, FRPの変形と短繊維配向角分布との関係を解明する.
    成果 1) 変形前のFRP中の短繊維配向角分布が標準偏差σ, 平均値μ=0の正規分布をしている場合, 引張りおよびクリープ変形後の短繊維配向角分布は, 短繊維の長さやその位置には関係なく, FRPの変形による単位長さ当りの伸び (e) とそれに直角方向の縮み (s) により決定されると仮定して求めた次式の計算値と一致した.
    φ (θ') =1/√2πσ・ksec2θ'/k2+tan2θ'・e- (tan-1 (1/ktanθ')) 2/2σ2ここでk= (1-s) / (1+e) である.
    2) 変形前の短繊維が―βから+βの角度の問で一様に分布している場合, 変形後の短繊維配向角分布は次式の計算値と一致した.
    φ (θ') =1/2β・ksec2θ'/k2+tan2θ'
    3) 変形後のFRP中の短繊維配向角分布は, 変形前の短繊維配向角分布と変形によるFRPの単位長さ当りの伸びとそれに直角方向の縮みが求められれば, 計算により求められる.
  • (第3報) ダンサローラの安定判別
    中島 粂男, 栗林 勝利
    1980 年 33 巻 12 号 p. T153-T162
    発行日: 1980/12/25
    公開日: 2010/02/12
    ジャーナル フリー
    目的 第1報においては, ダンサローラを吊下げている走行糸布の自由長の変動が微小であると仮定して, その動特性を周波数応答法により解析した.本論文ではこの仮定が成立しない場合を扱い, そのことに起因して発生する自励振動を安定論の立場より解析する.
    成果 1) このような系の運動方程式は変数係数の線形連立微分方程式であらわされる.
    2) ダンサローラの吊下げ部長さが等しい場合には, 鉛直方向と回転方向の運動は連成しない.
    3) 2) の条件の場合, 運動方程式はMathieuの微分方程式で近似でき, 条件によっては自励振動が発生する可能性がある.この自励振動の発生条件は理論的に与えられる.
    4) 理論的に得られた不安定領域で実際に自励振動が発生するかどうかを実験によって調べたところ, その発生が確認された.
    5) 自励振動を防止するには, 自然吊下げ部長さを長くすることがもっとも有効である.
  • 岡野 志郎
    1980 年 33 巻 12 号 p. P577-P589
    発行日: 1980/12/25
    公開日: 2010/02/12
    ジャーナル フリー
  • 1980 年 33 巻 12 号 p. P590-P603
    発行日: 1980/12/25
    公開日: 2009/10/27
    ジャーナル フリー
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