茶業研究報告
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1982 巻, 55 号
選択された号の論文の16件中1~16を表示しています
  • 青木 智, 中山 仰
    1982 年1982 巻55 号 p. 1-6
    発行日: 1982/06/01
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    成木を台切りしたり,断根した場合,ならびに幼木の新芽について,その生育,成分変化を比較検討した。
    台切り処理の新芽は出開かず,幼木と同様の生育をみせた。しかも,幼木に比べて芽長は長く,下から2葉目の葉重や葉面積重も大きかった。断根処理区での新芽生育は成木無処理区とほぼ同様であったが,芽長は長く,葉重は台切り区と同程度であった。一心三葉芽の乾物重は,生育初期には幼木と台切り区で大きかったが,その後は差はみられなくなった。
    タンニン含量は下から2葉目の場合には,幼木<台切り区,断根区<成木無処理区の順であった。一心三葉芽では,幼木,台切り区で少なく,断根区,成木無処理区の順に多くなった。遊離アミノ酸含量は下から2葉目,一心三葉芽とも,幼木>台切り区>断根区>成木無処理区の順であった。全窒素含量は幼木,台切り区で高く,次いで断根区であり,成木無処理区が最も低かった。
    台切り,断根処理により粗揉葉の香味は向上したが,試験開始3年目においても,台切り区の官能審査評点(香気,滋味)は成木無処理区より優れていた。一方,断根区の滋味も優れていたが,香気は成木無処理区と変わらなくなった。
    本研究は農林水産省特別研究「茶の香気成分の生成機構解明と香気向上技術の開発」の一環として実施したものである。なお,官能審査を実施していただいた当場製茶第2研究室各位,製茶の協力をしていただいた茶樹第2研究室各位ならびに試験茶樹の処理等,種々協力していただいた土井芳憲技官に心から感謝します。
  • 青木 智
    1982 年1982 巻55 号 p. 7-10
    発行日: 1982/06/01
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    一番茶芽の生育に対する母茎と根の貯蔵炭水化物の役割を調べる目的で,新芽を除去した後の母茎と根のTAC含量の変動を追跡した。
    やぶきた1年生苗を用いて,新芽萌芽前および一心三葉期に側芽も含めてすべての新芽を除去すると,母茎のTAC含量(%およびmg)の減少が抑制された。根のTAC含量は新芽を除去しても減少したが,その程度は対照区より少なかった。
    一心三葉期に未萌芽の側芽を残して頂芽のみを除去した場合も母茎のTAC含量の減少は抑制され,側芽の萌芽が始まると再びTAC含量は減少した。根のTAC含量は頂芽の有無にかかわらず減少を続けた。側芽萌芽後の母茎と根のTAC減少量は対照区より大きかった。
    以上の結果より,母茎のTACは新芽生育と密接に関係していて,新芽生育に伴って消費されるが,根のTACは根自体で消費されていることが示唆された。
    本報文の作製に当たり,貴重な助言を頂いた茶樹第1研究室室長中山仰博士に感謝いたします。
  • 伊東 正智, 奥村 茂夫
    1982 年1982 巻55 号 p. 11-20
    発行日: 1982/06/01
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    平坦部の土山と山間部の信楽における気象,茶芽の生育,品質の差異を調査した。
    1) 収量は,土山がやや多く,製茶品質は信楽が外観香気,滋味で優れ,特に香気の差が目立った。
    2) 信楽の品質が優れた要因として,気温の日較差,降水量など,気象による影響が大きいと考えられた。
    3) 茶芽の生育は,土山が芽数型,信楽が芽重型の傾向で,新芽の形質と品質との相関で,土山では葉硬と負,百芽重と正,摘採期と正の相関がみられた。これらのことから,土山では新芽の生育硬化速度が速い。信楽は新芽の形質と品質との相関はみられず,摘採時期よりも地形による差異が大きいと考えらた。
    4) 土壌条件から見た茶樹の生育は,土山の洪積世赤黄色土壌及び腐植質黒ボク土壌が秀れるものと考えられるが,信楽では春季にpHの上昇がみられ,また,ECも溶脱の激しい花崗岩土壌にもかかわらず,春先から二番茶期まで高く保たれており,肥培管理により,環境改善が図られているものと推察された。リン酸,カリの吸収は,信楽がすぐれた。
    5) 荒茶中の成分は,土山ではタンニン,マンガンが一,二番とも多く,石灰も二番茶で多い。信楽ではリン酸が一,二番茶に,カリが一番茶に多く,これらの成分が製茶品質に影響を及ぼしているものと推察された。なお,今後の研究課題として,気象条件と土壌条件および品質との関連についての研究が必要であろう。
    本調査にあたり,気象観測サンプル提供など,ご協力いただいた信楽町朝宮地区,杉本正一良,北田芳夫,村井弘,植西善和,片木明,北田治央,土山町大野地区,中村隆治,安井敬一,奥村啓次,前野房司,石田清之祐,奥村隆一,各氏に謝意を表する。
    なお本報のとりまとめに当たり,懇切なご助言とご指導を賜った農林水産省茶業試験場茶樹第3研究室長青野英也博士,同枕崎支場茶樹第1研究室簗瀬好充室長に対し,厚くお礼申上げる次第である。
  • 鳥山 光昭, 松元 順, 藤嶋 哲男
    1982 年1982 巻55 号 p. 21-29
    発行日: 1982/06/01
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    夏茶に対する時期別の土壌中の最適な窒素濃度を検索するため,2月下旬~7月下旬の窒素濃度を0,12,24,36,48mgの5段階にかえ,濃度を維持して試験した。
    また,秋,春,夏季の窒素濃度をそれぞれ12,24,24mgに維持する区を基準として,その濃度を9月上旬,2月中旬,5月中旬の3時期に,24,36,48mgの3段階に高め,時期と濃度を組合せて試験した。その結果は次のように要約される。
    1) 二番茶では,N-36,48区の収量:,品質がすぐれ,三番茶では,N-48区の収量,品質が最もすぐれた。夏茶に対する最適な窒素濃度は,処理区の窒素濃度の平均値から,乾土1009当り30mg程度と推測された。
    2) 2月中旬から窒素濃度を48mgに高めた区では,夏季における成葉中の窒素レベルは高く,二,三番茶の収量,品質はすぐれた。一番茶後の5月中旬から高めても二,三番茶の収量,品質はほとんど向上しなかった。
    3) 9月上旬から窒素濃度を高めた区の二,三番茶の煎茶品質,新葉および成葉中の全窒素含有率は,2月中旬から高めた区に比べて大差なく,夏茶に対しては,秋季の窒素濃度を12mg/乾土100gより高める必要はないものと推察された。
    4) 二,三番茶の新葉中の全窒素含有率は,窒素濃度を高める時期に関係なく,夏季の窒素濃度が高いほど高まった。タンニン含有率は,窒素濃度が高く,しかも濃度を高める時期が早いほど低下する傾向を示した。
    5) 以上の結果から,夏茶に対する時期別の最適な窒素濃度は,乾土100g当り秋季では12mg,春季,夏季では30mg程度と推測された。
    この試験を実施するに際し,御協力をいただいた鹿児島県茶業試験場の職員および実習生の皆様に深く感謝する。
  • 保科 次雄, 香西 修治, 本荘 吉男
    1982 年1982 巻55 号 p. 30-36
    発行日: 1982/06/01
    公開日: 2009/12/03
    ジャーナル フリー
    茶園の物質循環,とくに窒素循環において,落葉や整せん枝葉などの役割は大ぎい。そこで,落葉および整せん枝量の調査,チャ有機物の無機化に及ぼす諸要因の影響および無機化して土壌中に含まれる窒素の茶樹による再吸収について実験を行った。
    1落葉および整せん枝葉量は,乾物量5~12t/ha/y,窒素量150~320kgN/ha/yであった。
    2茶葉中の窒素の無機化に及ぼす諸要因について,温度は高いほど(35℃>15℃>3℃),土壌pHは高い方が(pH6.7>pH4.5)無機化が促進された。また,土壌表面より土壌中におかれた茶葉の方が分解が速やかだった。
    3チャ有機物に含まれる窒素の無機化は器官によって差異があり,枝,幹などの炭素率(C/N比)の高いものが無機化は遅く,C/N比が低い新葉のほうが速かった。しかし,細根や小根は古葉よりC/N比が高かったが,無機化速度は古葉よりも速かった。これは,C/N比だけでなく,炭素および窒素の質的なものが窒素の無機化に影響しているものと考えられ,とくに水溶性窒素/全窒素(W-TN/T-N)比の高いものが無機化率は速いものと考えられた。
    4 15N含有のチャ有機物をポットに施用し,茶樹による窒素の再吸収を測定した。チャ有機物中の窒素の再利用率は,小根,細根ついで新葉が高く,古葉は低かった。
    なお,本報告文をまとめるに当たり,ご懇切なるご指導を賜った茶業試験場枕崎支場土壌肥料研究室長小菅伸郎博士ならびに同本場土壌肥料研究室長石垣幸三博士に深甚なる謝意を表する。
  • 津志田 藤二郎, 竹尾 忠一
    1982 年1982 巻55 号 p. 37-42
    発行日: 1982/06/01
    公開日: 2009/12/03
    ジャーナル フリー
    チャの根におけるサイトカイニン活性の変動を萌芽前後に7回調査した。この結果萌芽前に根のサイトカイニン濃度が高くなり,萌芽後には減少すること,苗の根1本当りのサイトカイニン量は萌芽期に最も多く,以後減少することが明らかになった。
    セファデックスLH20,ポリビニールピロリドンカラムクロマトグラフィーの結果より,n一ブタノールに抽出されるA画分には,少くとも三種のサイトカイニンが存在することが明らかになった。この中で最も活性量の高いフラクションは,ペーパークロマトグラフィー,薄層クロマトグラフィーなどで,ゼアチンと類似した挙動を示すことが明らかになった。薄層クロマトグラフィーで分離した活性画分を再び,ポリビニールピロリドンカラムクロマトグラフィーで精製し,その吸収スペクトラムをゼアチンと比較したところ,極大吸収が268nmにあり一致した。
  • 下徳 敏雄, 市川 浩美, 阿南 豊正, 高柳 博次, 池ケ谷 賢次郎
    1982 年1982 巻55 号 p. 43-50
    発行日: 1982/06/01
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    (1)当場職員および金谷町の一般消費者合計66名を対象として,日常お茶を入れる時の条件を調査し,うすい入れ方と濃い入れ方を設定した。
    (2)上記条件と標準浸出法について,玉露,煎茶(上),煎茶(中),煎茶(下),番茶,かまいり茶,ほうじ茶の7種類の茶を用い,可溶分,全窒素,アミノ酸,タンニン,カフェイン,遊離還元糖,ビタミンC,P,K,Ca,Mgの溶出量を調べた。
    13)その結果,溶出割合では,濃い入れ方と標準浸出法が比較的似ており,うすい入れ方とは,かなり差があった。成分別の溶出割合の比較では,アミノ酸やビタミンCが比較的大きかったのに対し,タンニンやCaは小さかった。一定湯量中の主な成分量について3条件の結果を比較してみると,玉露を除いて各成分ともうすい入れ方,標準浸出法,濃い入れ方の順になっていた。
    おわりに,本実鯵を遂行するにあたり,多大なる御指導を頂いた茶業試験場製茶部長坂本裕博士に深く感謝の意を表わしますとともに,茶業試験場職員の方々はじめ調査に御協力頂ぎました皆様に厚く御礼申し上げます。
  • 小泉 豊, 福地 知行, 村上 篤司
    1982 年1982 巻55 号 p. 51-62
    発行日: 1982/06/01
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    静岡県内の茶再製工場(6工場)において,ハイボリュームサンプラー(H.V),ローボリュームサンプラー(L.V),労研式粉じん用個人サンプラー(個人サンプラー),デジタル粉じん計,粒度分布測定器,及び労研式じん埃計等の測定装置を使用し,茶粉じんの発生状況を調査した。また,その対策について検討を行った。
    1.調査6工場の粉じん濃度は,H.Vのサイクロン上(ガラス繊維ろ紙上に捕集された粉じん)が0.10~0.83mg/m3,同じくサイクロン下(H.V付属のサイクロンのダストボックスに捕集された粉じん)が0.48~11.37mg/m3L.Vが0.23~9.53mg/m3,個人サンプラーがtr.~4.10mg/l,デジタル粉じん計が0.03~0.26mg/m3であった。また,H.Vに捕集された粉じんの平均粒径は,サイクロン上が1.1~2.1μm,サイクロン下が3.0~6.5μmであった。
    2.茶再製工場の粉じんは,ふるい分け機械,とうみ茶葉投入搬出口等比較的多くの場所で発生している。特に,ふるい分け機械周辺は粉じん濃度が高く,2台の総合仕上機の谷間になるような地点ではこの傾向が強かった。
    3.ふるい分け工程に設置したH.Vのサイクロン下に捕集された粉じんの60~70%は,サイクロン上の粉じんと同様5μm以下の微細粉じんであった。また,この程度の微細粉じんは,工場内の気流の影響を受け,工場内に拡散し易いものと思われた。
    4.工場内の作業場容積の割に荒茶処理量が多い工場は,粉じん濃度が他工場に比べて高い傾向にあった。
    5.現在,再製工場における粉じん対策は,ごく一部の工場において部分的な集じん機の導入(ふるい分け機械のふるい網面付近,とうみ排気口,合組機の茶葉搬出口等)という型でみられるが,最も対策が必要と思われるふるい分け機械の粉じん対策は,技術的にも経済的にも限界がありほとんど成功していない。この対策としてはふるい網面にカバーを施し,投入口とは直結する(ふるい分け機械の密閉化)ことが有効と思われたので,既存の廻しふるいの密閉型試作機を作成した。本機は,現在静岡県内の一部の工場で稼動中である。
    6.発じん量が多く,比較的初期の工程である粉抜ぎ用廻しふるい,あるいは総合仕上機等においては,集じん機との直結を計り,密閉条件下における効率の良い集じんについて検討する必要がある。
    7.集じん機の種類は,茶粉じんの中にも5μm以下の微細粉じんが比較的多く存在しているため,バッグフィルター型が理想的であるが,設備費,メンテナンス等において問題があるため,茶粉じんに最適なサイクロン型集じん機の設計,及び運転条件等について検討する必要がある。
    8.集じん機を効率良く利用するためには,多岐管を使用し,2ヵ所以上の発じん源を1台の集じん機で同時に集じんすることが不可欠である。このためには,再製工程を可能な範囲内でブロック化ないしはライン化し,発じん量,及び集じん形態をブロック別あるいはライン別に統一することが有効である。なおその際,フード前面における制御風速,ダクト中の搬送速度等に十分注意する必要がある。
    9.現在,茶粉じんも含め有機性粉じんの労働安全性に関するデータはほとんどない。しかし,茶粉じんの内5μ1n以下の微細粉じんは,今後一般環境の悪化に伴ない作業者の健康に悪影響を及ぼす可能性があるとする意見もあり,効果的な粉じん対策と共に適切な安全性評価基準の確立が望まれる。
  • 沢村 章二, 増沢 武雄
    1982 年1982 巻55 号 p. 63-67
    発行日: 1982/06/01
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    深むし茶の最適火入れ条件を究明するため,回転型火入れ機を用い,火入れ操作の要因実験を行い火入れ温度と品質,火入れ温度と時間の関係を調べた。また火入れ程度とジメチルスルフィドのピーク強度との関係も検討した。試験結果を要約すると次のとおりである。
    (1)火入れ温度と時間が茶の水色および香気に及ぼす影響を調べた結果,水色は火入れ温度が低く,しかも時間の短いものほど良好であったが,香気は温度と時間の関係が認められ,良好な香気の発揚する火入れ時間があり,それをすぎると不良の香気が生成した。
    (2)火入れ温度と最適取出し時間は,火入れ温度が低くなるに従い時間は長くなり品質も良好となった。火入れ温度と最適取出し時間の関係は,110℃で50分,120℃で40分,130℃で25分,140℃で22.5分と認められた。
    茶の品質を香気と滋味を中心にすれば,これらの時間より数分長くする必要が認められた。
    (3)火入れ温度と取出し茶温についてみると110℃で99.0℃,120℃で101.8℃,130℃で107.4℃,140℃では112.5℃となる。また,投入量は茶温に影響され,少ない量(8kg)のほうが茶温が少し高くなることを認めた。
    (4)ジメチルスルフィドのピーク強度と官能検査による火入れ程度との間にほぼ一定の傾向が認められ,香気が良好と認められたものは,ピーク強度が高く,火入れしすぎ,あるいは不足のものはピーク強度が低いことが認められた。
    本実験を行うにあたり終始御懇篤な御指導をいただいた農林水産省茶業試験場製茶第3研究室原利男室長,ガスクロマトグラフによる分析に御助力いただいた製茶第2研究室岩浅潔室長ならびに化学研究室池ヶ谷賢次郎室長,調査,協力いただいた静岡県茶業試験場柴田雄七研究主幹,高橋宇正技師,小泉豊技師に深く感謝します。
  • 粗揉機の熱効率
    吉冨 均, 中野 不二雄, 滝谷 洋, 鈴木 勝弘, 鈴木 三郎, 岩浅 潔, 斎藤 弘, 深津 修一, 田中 伸三, 岩堀 源五郎, 萩原 ...
    1982 年1982 巻55 号 p. 68-79
    発行日: 1982/06/01
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    製茶における省エネルギを考える資料とするため,粗揉機の熱の流れと効率を求める実験を行小,次の結果を得た。
    1.粗揉工程中の必要熱量および熱効率への作業条件の影響はこの実験の範囲では認められなかった。
    2.粗揉工程中に必要な熱量は生葉1kg当り約1,000kcalで,このうち約33%が蒸発熱として有効に利用され,損失では排気損失34%と煙突損失19%が主なものである。
    3.熱効率は火炉効率69.0%,粗揉機効率46.5%,総合効率32.3%であった。
    なお,先の1980年度茶業技術研究発表会講演要旨に発表の数値は低位発熱量の概算値に基づくものであり,今回は,分析表に基づく再計算の結果である。
    また,本研究は茶業試験場重点研究費によるものであることを記して謝意を表する。
  • 田中 伸三
    1982 年1982 巻55 号 p. 80-82
    発行日: 1982/06/01
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    Green tea infusion was fractionated into 6 fractions by successive extractions with 3 kinds of solvents (chlorofom, ethyl acetate and n-butanol) and by use of cation and anion-exchanger columns. The aqueous solution of a single fracfion or the combined solution of 2 or 3 fracfions was heated at 80°C for 20 hours, and the degree of browning of the heated solution was examined by measurement of the absorbance at 450nm.
    The ethyl acetate fraction showed the most remarkable browning, followed by the n-butanol fraction. The browning of both the fractions comprised about 50% of the whole browning of tea infusion. When the cationic fraction was added to the ethyl acetate fraction, the browning of this mixture increased to about twice that of the ethyl acetate fraction alone. The mixture of the ethyl acetate, the n-butanol and the cationic fractions took part in above 90% of the browning of tea infusion.
  • 向笠 芳郎, 増沢 武雄
    1982 年1982 巻55 号 p. 83-92
    発行日: 1982/06/01
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
  • 1982 年1982 巻55 号 p. 93-95
    発行日: 1982/06/01
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
  • 1982 年1982 巻55 号 p. 105-120
    発行日: 1982/06/01
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
  • 1982 年1982 巻55 号 p. 120-135
    発行日: 1982/06/01
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
  • 1982 年1982 巻55 号 p. 135-150
    発行日: 1982/06/01
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
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