森林利用学会誌
Online ISSN : 2189-6658
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27 巻, 4 号
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総説
論文
  • 澤口 勇雄, 菅原 大輔, 佐々木 一也, 立川 史郎
    原稿種別: 本文
    2012 年 27 巻 4 号 p. 225-232
    発行日: 2012/10/31
    公開日: 2017/04/03
    ジャーナル オープンアクセス
    我が国の伐出事業の労働生産性を画期的に向上させるためには,超高密度路網を基盤に高性能林業機械化の推進が決定的に重要である。簡易で耐久性の高い作業路の作設技術を確立するために,盛土を対象に油圧ショベルのクローラによる転圧回数と路面支持力などとの関係から,最適転圧回数を提示した。北東北における新第三系の粘性土,砂質土,礫質土の土質において,機械質量7〜13トン程度の油圧ショベルでは機種によらず,自然含水比状態(20〜107%)で路面支持力(Ia値)と路面硬度を指標とすると,最適転圧回数は5回程度とされた。従前から現場において,転圧回数を多くすることによるオーバコンパクションが起こることは知られていたが,油圧ショベル機種と土質の関係から最適転圧回数の目安が示された。
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