日本食品微生物学会雑誌
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22 巻 , 4 号
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  • 宮尾 茂雄
    2005 年 22 巻 4 号 p. 127-137
    発行日: 2005/12/30
    公開日: 2010/07/12
    ジャーナル フリー
  • 小西 典子, 尾畑 浩魅, 八木原 怜子, 下島 優香子, 柴田 幹良, 畠山 薫, 鈴木 浩, 池内 容子, 秋場 哲哉, 門間 千枝, ...
    2005 年 22 巻 4 号 p. 138-147
    発行日: 2005/12/30
    公開日: 2011/07/04
    ジャーナル フリー
    1999~2004年の6年間に東京湾の6地点 (金沢八景, 羽田, 三枚洲, 船橋, 木更津, 富津) で採取した海水, 海泥, 貝 (アサリ) 合計149検体を供試し, 腸炎ビブリオおよび病原ビブリオ汚染実態調査を行った.その結果, 以下の点が明らかになった.
    1. 腸炎ビブリオはすべての検体から検出された.腸炎ビブリオ菌数は, 海泥, 貝, 海水の順に多く, 海泥は海水の10~100倍であった.
    2. その他の病原ビブリオでは, NAGビブリオが51検体 (34.2%), V. fluvialisが21検体 (14.1%), V. mimicusが13検体 (8.7%), V. fuinissiiが8検体 (5.4%), V.choleraeが2検体 (1.3%) から検出された.NAGビブリオは海泥や貝より海水からの検出率が非常に高かった.一方, V. mimicusや, V. fluvialisは塩分濃度の低い地域から多く検出された.
    3. 腸炎ビブリオ菌数を, 一次増菌培養法で求めた場合と二次増菌培養法で求めた場合を比較すると, 必ずしも二次増菌培養法のほうが高くなるとは限らなかった.
    4. 腸炎ビブリオ血清型O3: K6株は16検体から分離されたが, TDH産生菌は1株のみで, 溶血毒非産生の血清型O3: K6株が自然界に多く存在することが明らかとなった.
    5. TDH産生菌は7株, TRH産生菌は6株, 両遺伝子保有株は5株検出された.しかし, PCR法により増菌培養液でtdhまたはtrh遺伝子が検出されても, TDHあるいはTRH産生菌を分離することは非常に困難であった.
  • 石村 勝之, 中野 宏幸, 萱島 隆之, 荻野 武雄
    2005 年 22 巻 4 号 p. 148-154
    発行日: 2005/12/30
    公開日: 2010/07/12
    ジャーナル フリー
    ボツリヌス菌の分子疫学解析手法として, RAPD法, 神経毒素複合体遺伝子を標的としたPCR法およびPCRRFLP法の有用性について検討した.試験菌株として, 食餌性ボツリヌス症由来株, 日本および米国の乳児ボツリヌス症由来株, 蜂蜜由来株など23株を用いた.RAPD法は, 日本の乳児株および蜂蜜由来804-1H株と他の菌株を明瞭に識別した.一方, 神経毒素 (BoNT/A, BoNT/B), 無毒成分 (nontoxic-nonhemagglutinin (NTNH), hemagglutinin (HA)), およびp47蛋白質の遺伝子解析の結果, 供試A型菌は3つの遺伝子型に分けられた.このうち, 日本乳児株, 蜂蜜由来804-1H株およびAF84株は共通のBoNT/AおよびNTNH切断パターンを示し, かつHA遺伝子陰性, P47遺伝子陽性でその他の株と異なった.これらの結果から, 今回検討したPCR法に基づいた解析法は, A型毒素産生ボツリヌス菌の簡易で迅速な遺伝子型鑑別法として有用と考えられた.
  • 貞升 健志, 新開 敬行, 田部井 由紀子, 平井 昭彦, 鎌田 信一, 甲斐 明美, 諸角 聖
    2005 年 22 巻 4 号 p. 155-158
    発行日: 2005/12/30
    公開日: 2010/07/12
    ジャーナル フリー
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