日本食品微生物学会雑誌
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21 巻 , 2 号
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  • 平山 和宏, Joseph RAFTER
    2004 年 21 巻 2 号 p. 87-93
    発行日: 2004/07/31
    公開日: 2010/07/12
    ジャーナル フリー
  • 三代 俊治
    2004 年 21 巻 2 号 p. 94-98
    発行日: 2004/07/31
    公開日: 2010/07/12
    ジャーナル フリー
  • 2004 年 21 巻 2 号 p. 99-122
    発行日: 2004/07/31
    公開日: 2011/02/25
    ジャーナル フリー
  • 盛田 隆行, 村山 靖之, 飯田 孝, 小久保 彌太郎
    2004 年 21 巻 2 号 p. 123-130
    発行日: 2004/07/31
    公開日: 2010/07/12
    ジャーナル フリー
    油粕製造工場におけるサルモネラ汚染を制御する目的で, 日常の汚染調査に用いるRAPD法の検討を行った.判定の際のRAPD泳動像におけるバンドの鮮明度は, DNA抽出法, 菌液濃度およびプライマーの種類により異なり, 比較した3種類のDNA抽出法のうちNaI法は菌液濃度およびプライマーの種類に関係なく鮮明度の高いバンドを示した.われわれが改良したBoil-NaI法も供試したすべてのプライマーで鮮明度の高い安定したバンドを形成したのに対して, Boil法は菌液濃度が高いほどバンドが不鮮明であった.
    疫学的にS. EnteritidisなどのRAPD法による識別によく使用される16種類のプライマーについて, 油粕製造工場および原料から分離された由来の異なる10血清型46菌株を用いて識別能力を評価した.高い識別能力を示したプライマーはAP47, OPB17およびAP46で, それぞれの識別率は67.4, 60.9, 58.7%であった.3種類を組み合わせた場合の識別率は89.1%に上昇した.
    これらの結果から, Boil-NaI法と3種類のプライマーを組み合せた手法は, DNA抽出から泳動パターンの評価まで8時間以内に実施できるため, 日常の汚染源追求調査に有効な方法であることが認められた.
  • 川森 文彦, 久島 昇平, 有田 世乃, 増田 高志, 秋山 眞人, 重茂 克彦, 品川 邦汎
    2004 年 21 巻 2 号 p. 131-137
    発行日: 2004/07/31
    公開日: 2011/02/25
    ジャーナル フリー
    C. jejuni352株 (胃腸炎患者由来;65株, 鶏および処理施設由来;245株, 牛由来;42株), C. coli16株 (鶏および処理施設由来;9株, 牛由来;6株, 豚由来;1株) およびC.fetus29株 (すべて牛由来株) について8種類の抗生物質に対する感受性を調べた.
    3菌種の耐性株の出現率は, TCで27.6~75.0%, NAで30.1~100%, CPFXで27.6~62.5%と高率であったが, GM, IPMおよびCPに対する耐性株の出現率は0~1.1%と低かった.EM耐性株の出現率は, C.jejuniが5.4%, C. fetusが3.4%と低かったが, C.coliでは43.8%と高率であった.
    NAとCPFXに対するC. jejuniの耐性株の割合は, 患者由来株 (46.2%および44.6%) が, 鶏由来株 (27.8%および26.1%) と牛由来株 (19.0%および16.7%) に比べ, 有意に高い値を示した.C. jejuniにおけるABPC耐性株の出現率は, 患者由来株と鶏由来株が20%前後であったのに対し, 牛由来株はすべて感受性を示した.
    カンピロバクター腸炎の治療薬として最も重要なEMと, 近年, 耐性株の増加が問題となっているCPFXなどのFQ剤については, 今後も継続的に耐性株の出現率に注目していく必要があると思われる.
  • 齋藤 紀行, 遠藤 美砂子, 丸山 昇, 秋山 和夫
    2004 年 21 巻 2 号 p. 138-144
    発行日: 2004/07/31
    公開日: 2010/07/12
    ジャーナル フリー
    細菌の簡易迅速検出法を確立するために, PCR副生成物のピロリン酸をPCRの陽性・陰性の判定に利用する方法について検討した.
    15種の菌を用いて, 食中毒菌検出用の7種のプライマーによるPCRを行い, 電気泳動法とピロリン酸測定法でPCRの判定を行った.その結果, 4種のプライマーでは非特異的な反応のため, ピロリン酸法では陰性菌が陽性と判断させる場合があった.別の3種のプライマーは電気泳動法の結果と全く同じであった.また, いずれの場合もピロリン酸法で, 陽性菌が陰性と誤判定されることはなかった.以上より, ピロリン酸測定法はPCRの判定を安全かつ迅速に判定することができ, 食品中の食中毒菌の鑑別に有効と考えられた.
  • 藤澤 倫彦, 相川 勝弘, 高橋 孝則, 山口 健太郎, 小杉 八重子, 丸山 務
    2004 年 21 巻 2 号 p. 145-150
    発行日: 2004/07/31
    公開日: 2010/07/12
    ジャーナル フリー
    市販の香辛料計100検体についてClostridium属菌の汚染状況を調査した.47検体 (47%) よりウエルシュ菌を含めたClostridium属菌が検出され, 24検体 (24%) よりウエルシュ菌が分離された.これら分離されたウエルシュ菌はエンテロトキシン産生遺伝子を保有していなかった.一方, ボツリヌス菌は検出されなかった.用いた検出法では, クックドミート培地を用いた増菌培養法が他の方法 (平板培養法およびパウチ法) と比較して顕著にClostridium属菌の検出率が高かった.また, 同じメーカーの同じ種類の検体, あるいは同じ種類の検体でもメーカーが異なることによって, Clostridium属菌の検出状況に違いが見られた.
  • 小野 一晃, 土井 りえ, 安藤 陽子, 大塚 佳代子, 柴田 穣, 尾関 由姫恵, 佐藤 秀美, 増谷 寿彦, 小林 留美子, 柳川 敬子
    2004 年 21 巻 2 号 p. 151-155
    発行日: 2004/07/31
    公開日: 2011/02/25
    ジャーナル フリー
    2003年3月8日に埼玉県内の焼き鳥屋で喫食した友人4名全員が11日夕方 (16時頃) から12日朝 (8時頃) にかけて, 下痢・腹痛・発熱などの食中毒様症状を呈した.当初の検査で患者からすべて異なる血清型菌が分離されたことから, 5℃ 保存便について繰り返し検査したところ, 分離菌株の型 (血清型・PFGE型) に変化がみられた.一方, 患者から分離されたC.jejuniおよびC.coliの5℃ 保存生理食塩液中での生存性に差はみられなかった.
    また, 本事例では食品から患者と同じ型のカンピロバクターも分離されたが, 同一検体でも直接法とMPN法で分離菌株の型が異なる場合がみられたことから, 両法の併用により菌分離を行うことが望ましいと考えられ
  • 横山 栄二, 内村 眞佐子, 小岩井 健司
    2004 年 21 巻 2 号 p. 156-159
    発行日: 2004/07/31
    公開日: 2010/07/12
    ジャーナル フリー
  • 山梨 秀己, 久保田 裕美, 郡司 明博, 吉田 雅一, 中谷 正己, 仲西 寿男
    2004 年 21 巻 2 号 p. 160-167
    発行日: 2004/07/31
    公開日: 2010/07/12
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    DOXセル内に充填するサルモネラ増菌培地にRV培地を選択し, 運転温度を42℃ とすることでDOXを用いたサルモネラ検査法が開発できた.本法を評価して以下の結論を得た.
    1) 本法の検出同時再現性とサルモネラ選択性は良好であった.
    2) 106個/mlのサルモネラ培養液を8時間以内に検出することができた.
    3) 食品検体からの検出のためにDOXセルへ接種する試料は従来法の検査で得られる前増菌または選択増菌培養液を用いるため, 従来法と並行して検査を行うことが可能であった
    4) 液卵検体の検討では, 本法の前増菌培養液検査結果と従来法検査結果は95%以上の高い一致率を示し, 培養開始2日後にサルモネラ汚染の自動判定が可能であった
    5) 鶏ミンチ肉検体では, 選択増菌培養液の検査で90%以上の一致率が得られ, 培養開始3日後にサルモネラ汚染の自動判定が可能であった.
    6) 本法が液卵や鶏肉に関わる食品製造現場において, 迅速・簡便なサルモネラスクリーニング検査法として有用と評価された.
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