キャベツ,レタスとセロリの生育,収量と無機成分に及ぼす昼夜温度較差(DIF)の影響について,ファイトトローンを用いて調査した.4種の昼夜温度較差処理(15℃/25℃、17.5℃/22.5℃,20℃/20ど,25℃/15℃)を行った.処理8週間後のキャベツ,セロリとレタスの15℃/25℃区にける生育収量は,他の処理区より減少し,キャベツとセロリのみ有意差が認められた.キャベツとレタスの葉内Ca濃度は,若い葉以外大きな差異は認められなかった.チップバーンの発生は,すべての作物で観察されが,特にキャベツのDIF処理で著しかった.全体として,負のDIF処理は,キャベツ,レタスとセロリの生育を抑制した.
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