巻号一覧
19 巻 (2012)
- 4 号 p. 119-
- 3 号 p. 81-
- 2 号 p. 37-
- 1 号 p. 1-
19 巻, 4 号
選択された号の論文の4件中1～4を表示しています
- |<
- <
- 1
- >
- >|
-
山浦 浩二, 高田 憲彰, 内藤 和男原稿種別: 本文
2013 年 19 巻 4 号 p. 119-124
発行日: 2013/03/15
公開日: 2019/04/11
ジャーナル フリー著者等が2003年に開発し,その後,商品化された野菜用半自動多条移植機の移植ユニットについて,移植精度の向上を図るための改良を行い,次の結果を得た.1.移植ユニットの改良点は,移植部ヒンジ・レバーのヒンジ点を"くの字"状としたこと,及び移植カップの開閉にもヒンジ・レバーを用いたことを特徴とした.2.万能試験機による移植ユニットの作動状況を調査したところ,移植深さを決定する押さえ板位置が同じ場合,改良ユニットでは標準ユニットより移植完了までの移植カップの降下深さが小さく所要力も小さかった.3.圃場で移植精度を調査したところ,畝面硬度22.7kPaおよび48.1kPa,砕土率61.8%,表層O〜5cmの土壌水分29.1%(d.b.)の条件で,改良ユニットの正常植え率98.8〜100%で,標準ユニットの66.3〜98.8 %より高く,移植深さも安定した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (12214K) -
劉 海涛, 谷口 憲治, 鄭 蔚, 糸原 義人原稿種別: 本文
2013 年 19 巻 4 号 p. 125-133
発行日: 2013/03/15
公開日: 2019/04/11
ジャーナル フリー本論文は,中国における農村小額金融組織の扶貧機能と展開条件を明らかにするために,塩池県小額貸付センターの事例を取り上げ,その存立条件,組織構成及び事業内容について考察した.その結果,小額センターは連帯保証によりグループ単位で組織化された貧困農家に対して,農家の信用度調査に基づく小口,無担保,低金利な資金貸付をする営利事業と農家の資質・能力向上等の社会貢献といった非営利事業を同時に行うことにより,ほぼ100%の資金回収率を実現している.さらに,税金免除や,低利融資の政策的支援を受けて経営費の節減が可能となっている.このことにより,貧困農家の資金需要を満たしながら,扶貧機能を持続的に果たしている小額センターの展開条件を実証的に明らかにした.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1321K) -
近藤 謙介, 圖師 一文, 和島 孝浩, 白水 武仁, 森 太郎, 松添 直隆原稿種別: 本文
2013 年 19 巻 4 号 p. 135-141
発行日: 2013/03/15
公開日: 2019/04/11
ジャーナル フリーメロン'プリンス'の果実内成分の変動の有無を明らかにし,安定した品質の果実生産に向けた基礎的知見を得ることを目的として行った.'プリンス'果実の可溶性固形物濃度,スクロース,フルクトース,グルコースおよびアラニンの含量は収穫時期により2005年は変わらず,2006年は変動したことから,年次により傾向が異なることが明らかとなった.一方,アスコルビン酸とβ-カロテンの含量は2005年と2006年ともに収穫時期により変動した.さらに,2005年と比べると2006年のアスコルビン酸とβ-カロテンの含量は少なく,栽培期間中の気象条件の影響が推察された.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (683K) -
米山 由恵, 石田 章, 松本 寿子, 横山 繁樹原稿種別: 本文
2013 年 19 巻 4 号 p. 143-149
発行日: 2013/03/15
公開日: 2019/04/11
ジャーナル フリーThis article clarifies the impact of mobile phone dependence on diet behavior of high school students using individual survey data conducted by Benesse Educational Development Center in 2004. The quantitative results from factor analysis, chi-square test and covariance structure analysis, reveal that both using cell-phone and psychological dependence on mobile phone contribute to diet problem. Moreover it is found that unstable relationships with friends result in increasing psychological dependence on mobile phone to a large extent, suggesting that forging self-identity is likely to be an effective measure to prevent high school students from heavily depending on mobile phone. The study also concludes that the impact of mobile phone dependence have a slightly higher impact on girls than boys.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (927K)
- |<
- <
- 1
- >
- >|