蝶と蛾
Online ISSN : 1880-8077
Print ISSN : 0024-0974
34 巻, 3 号
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  • 原稿種別: 表紙
    1984 年34 巻3 号 p. Cover1-
    発行日: 1984/03/20
    公開日: 2017/08/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1984 年34 巻3 号 p. App1-
    発行日: 1984/03/20
    公開日: 2017/08/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1984 年34 巻3 号 p. App2-
    発行日: 1984/03/20
    公開日: 2017/08/10
    ジャーナル フリー
  • 白水 隆, 中西 明徳
    原稿種別: 本文
    1984 年34 巻3 号 p. 97-110
    発行日: 1984/03/20
    公開日: 2017/08/10
    ジャーナル フリー
    コノハチョウ属Kallimaの全種(アジア産7種,アフリカ産4種)の翅脈相,雌雄外部生殖器の比較形態学的研究を行い,本属に分類学的再検討を加えた.その結果,従来受け入れられてきた本属の分類体系は種レベルのみならず,属レベルにおいても多くの問題を含んでいることが明らかになった.本報文では属レベルの分類学的再検討の結果を報告した.その概要は次の通りである.1."Kallima"属は多系統的であり,属レベルで異る4群を含んでいる.2.アジアの種群は固有の新形質,(1)gnathosは1対の細い帯状の骨片となりmanica上を体前方向に長く伸長する,(2)juxtaの背面部より後方に長く伸びる1対の遊離突起が生じる,(3)uncus先端は深く2叉する(horsfieldiではuncus先端部は中央部の長い膜質のスリットにより左右の骨片に分離されている.この状態は単純なクチバシ状のuncusから深く2叉したuncusへの移行型と考えられる),を持っており,これらは単系統群(属)としてまとめられる.Kallimaの模式種paralektaがこの群に含まれるためアジアの種にKallimaが適用される.3.種ansorgeiとcymodoceは,(1)gnathos-juxta-sacculusが部分的に融合し,複雑な複合構造を作る,(2)良く発達したcochlearを備える,(3)harpeの後縁は幅広く深くえぐられる,という新形質を持っている.これらの新形質はJunonia属の固有新形質と考えられるものであり,両種がJunoniaに属することは疑いもない.種ansorgeiとcymodoceはJunonia属に移された.4.種jacksoniは,(1)uncusに良く発達したfenestrulaを備える,(2)gnathos腹端に微小な針状突起を多数生じる,(3)phallusのsuprazonal sheathの骨化は非相称的であり,perivesical areaは左側に位置する,という3つの新形質を持っている.これらの新形質は本種以外ではタテハチョウ亜科の,アフリカ特産で1属1種のチョウとして知られるCatacroptera cloantheに見出された.種jacksoniとcloantheはこれら3新形質を固有新形質とする単系統群(Catacroptera属)を構成すると考えられ,jacksoniを同属に移した.5.種rumiaは翅脈相,雌雄外部生殖器のいずれにおいても他の種と大きく異っていた.特に雄外部生殖器は特異で,類似の構造を持った種はタテハチョウ科の中には知られていないと思われた.本種を模式種として新属Kallimoidesを創設した.現時点では本種のタテハチョウ科における系統的位置は不明である.将来の研究に待ちたいが,特に幼生期の解明が期待される.
  • 橋本 里志
    原稿種別: 本文
    1984 年34 巻3 号 p. 111-123
    発行日: 1984/03/20
    公開日: 2017/08/10
    ジャーナル フリー
    Alucita属は広く全世界から知られ,100種以上の記載種から成る大きな属である.従来,わが国からは3種が知られていた.うち2種,ヤマトニジュウシトリバ(Alucita japonica)とアヤニジュウシトリバ(Alucita flavofascia)は日本からのみ知られ,残りの1種,ニジュウシトリバ(Alucita spilodesma)は東洋区を中心に分布している.今回,琉球列島から得られた2新種を記載すると共に,Alucita属の記載ならびに既知種3種の交尾器を図示し簡単な説明を与えた.また,日本産Alucita属を成虫の形質に基づいて,次の2つのグループに分類した.グループA:単眼を有すること,前翅のSc脈は基部より遊離すること,雄後翅にanal foldを持つことによって特徴づけられる.A.pusilla, A.japonica, A.spilodesmaの3種が含められる.グループB:単眼を欠くこと,前翅のSc脈とR1脈は基部あるいは基部から1/3の所で融合すること,雄前翅にcostal foldを持つことによって特徴づけられる.A.straminea, A.flavofasciaの2種が含められる.Alucita pusilla HASHIMOTOは白地にオリーブ色の斑紋を持つ,開張およそ7mmの小蛾である.本種は雄交尾器において,ヤマトニジュウシトリバ(A.japonica)に似るが,成虫の大きさによって容易に区別される.分布:西表島.Alucita straminea HASHIMOTOは成虫の色彩において,アヤニジュウシトリバ(A.flavofascia)に似るが,アヤニジュウシトリバから,頭部にオレンジ色の帯を持たないこと,前後翅に褐色を帯びた紫色の斑紋を欠くことにより区別される.分布:石垣島,西表島.
  • Ramon STRAATMAN, 井上 貞信
    原稿種別: 本文
    1984 年34 巻3 号 p. 124-126
    発行日: 1984/03/20
    公開日: 2017/08/10
    ジャーナル フリー
    本稿は,去る6月27日逝去された故阪口浩平博士(京大教授)の研究上の必要により,いわゆる真正Ornithoptera属の食草を,種の段階まで究明するための中間的な報告である.著者の1人STRAATMANは,多年にわたり,トリバネアゲハ各種の克明な記録を作製してきた.これまで,公表の機を得ぬまま本日に至った観察・飼育ノートにもとずき,食草に関し判明した部分をリストの形で掲出した.さらに,母蝶の産卵した食草とその幼虫の食草が必ずしも一致せず,産卵された食草を摂食した幼虫が斃死する特異な例などを注記した.
  • 林 寿一
    原稿種別: 本文
    1984 年34 巻3 号 p. 127-129
    発行日: 1984/03/20
    公開日: 2017/08/10
    ジャーナル フリー
    ミンダナオ島よりTajuriaの1新種を記載した,本新種に関する分類学的知見を教示されたJ.N.ELIOT氏に深く感謝したい.本新種はボルネオより知られるTajuria lucullus H.H.DRUCE,1904にもっとも近縁であるが,後者とは以下の特徴によって区別できる.1)翅表はわずかに淡紫色を帯びるが,lucullusでは紫色を帯びない.2)後翅裏面第1a室および第2室にある橙色の肛角斑は,第1b室にある青灰色鱗によりはっきりと分断されるが,lucullusでは肛角斑は多少とも結合する上に,第1b室の鱗粉は青味が強くなる.3)雄交器ではbrachiaはその湾曲部において突起を持たないが,lucullusでは湾曲部に突起を持つ.4)雄尾交尾器ではaedeagusはcornutusを持たないが,lucullusでは2個のcornutusを持つ.5)雄交尾器ではvalvaeはFig.3Bで示すようにその末端で,はるかに突出の度合が強く,かつくぼみの程度は弱い.父のおかげで,筆者は蝶の研究を続けてこられたので,本新種の種名は父,故松太郎に献名された.
  • 杉 繁郎
    原稿種別: 本文
    1984 年34 巻3 号 p. 130-
    発行日: 1984/03/20
    公開日: 2017/08/10
    ジャーナル フリー
  • 三枝 豊平
    原稿種別: 本文
    1984 年34 巻3 号 p. 131-132
    発行日: 1984/03/20
    公開日: 2017/08/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1984 年34 巻3 号 p. Cover2-
    発行日: 1984/03/20
    公開日: 2017/08/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1984 年34 巻3 号 p. Cover3-
    発行日: 1984/03/20
    公開日: 2017/08/10
    ジャーナル フリー
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