I. 緒言
II. 實驗装置の説明
III. 高温實驗
常温より加熱して漸次に温度を上昇させ180°迄の各温度に於ける暗中及照明中の電氣抵抗を測定す.
IV. 低温實驗
(a) 常温より急冷して-53°の低温となし後漸次に常温迄戻る間の各温度に於ける暗中及照明中の電氣抵抗を測定す.
(b) 常温より急冷し-60°なる低温に於て完全暗黒に保つ場合と一旦光を作用せしめたる後とには暗中の電氣抵抗が激變する現象を發見す.
(c) 完全暗黒中に於ける低温の電氣抵抗を測定す.
(d) 低温に於ける電氣抵抗に及ぼす光の後影響を測定す.
V. 結論
同素體説より温度光及電氣抵抗間の關係を實驗結果に基いて論じ著者の作つた感光面の状態を考察す.
抄録全体を表示