日本化學會誌
Online ISSN : 2185-0909
Print ISSN : 0369-4208
59 巻, 12 号
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
  • 浅間火山灰並に浅間火山地獄谷附近砂の浸出水のpH(第二報)
    野口 喜三雄
    1938 年 59 巻 12 号 p. 1341-1353
    発行日: 1938年
    公開日: 2009/12/22
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  • 古代支那青銅器之部(その八)古代支那鐵器之部(その二)
    道野 鶴松
    1938 年 59 巻 12 号 p. 1354-1356
    発行日: 1938年
    公開日: 2009/12/22
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  • 酸化滴定螢光指示薬としてPhosphine, Fluorescein及びRhodamine Bの使用
    後藤 秀弘
    1938 年 59 巻 12 号 p. 1357-1361
    発行日: 1938年
    公開日: 2009/12/22
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    著者は第4報1)及び第7報2)に於て酸化還元滴定の螢光指示藥としてα-Naphthoflavone, Rhodamine B及びFluoresceinの使用に就て報告せり.其後更にPhosphineを使用して紫外線下にて鐡及び過酸化水素の過マンガン酸滴定,及び亞砒酸の臭素滴定を試み,又鹽素滴定にFluorescein及びRhodamine Bを螢光指示藥として試みたるにより其結果を報告す.
  • カーヂオイド限外顯微鏡に依る螢光檢出
    後藤 秀弘
    1938 年 59 巻 12 号 p. 1362-1366
    発行日: 1938年
    公開日: 2009/12/22
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  • アミノ酸及其關聯化合物の研究第十二報
    高山 義太郎, 松坂 啓, 津布久 靖二
    1938 年 59 巻 12 号 p. 1375-1381
    発行日: 1938年
    公開日: 2009/12/22
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    Phenylalanineを4N~13.7Nの硝酸に溶かし,0~100°, 4amp./dm2~10amp./dm2,白金の兩極にて隔膜なき電解槽中にて電解せり, 0°, 35°,の場合,生成物を分離することを得ず. 50~100°の場合は主生成物としてp-Nitrobenzoic acidと蓚酸を得たり.其他p-Nitrophenylalanine, Phenyllactic acidをも同様に電解し上記の生成物を得たり. Phenylalanineの此酸化の機構はPhenylalanineよりp-Nitrophenylanineを經てp-Nitrobenzaldehydeと蓚酸を生じ,此aldehydeは直ちに酸化してp-Nitrobenzoic acidとなるとし,尚蓚酸は主としてPhenylalanineの側鎖より生成なることを明にせり.此反應は工業的に應用し得べし.
    終りに臨み本研究に種々便宜を與へられ且發表を許可せられたる工場長鈴木六郎氏に深謝す.
  • 金子 武夫, 三井 早苗
    1938 年 59 巻 12 号 p. 1382-1384
    発行日: 1938年
    公開日: 2009/12/22
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    二重結合に對するメチールメルカプタンの添加によつて次の化合物を合成した.
    (1) アクリール酸よりβ-Methylmercapto-Propionsäure
    (2) アクロレインよりβ-Methylmercapto-propionaldehyd
    (3) マレイン酸よりMethylmercapto-bernsteinsäure
    (4) スチロールよりPhenyläthyl-methylsulfid
    以上の合成反應に於て酸素のある場合接觸劑として水銀鹽の影響は顯著でない場合もあるが兩者の存在する場合光の影響は著しい.
  • 金屬根と炭酸ソーダの反應
    岡 好良
    1938 年 59 巻 12 号 p. 1385-1390
    発行日: 1938年
    公開日: 2009/12/22
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    (1) 硝子電極を使用して銅,銀,ベリリウム,カルシウム,ストロンチウム,バリウム,亞鉛,カドミウム,アルミニウム,イツトリウム,第一セリウム,鉛,トリウム,クロム,ウラニル,第二鐵,コバルト,ニツケルの硝酸鹽を炭酸ソーダを以つて滴定した.
    (2) 硝酸ランタン,硝酸第一セリウム,硝酸鉛を滴定した場合には正炭酸鹽を生じた.炭酸銀は一少部分分解する.
    (3)硝酸ベリリウム,硝酸アルミニウム,硝酸クロム,硝酸第二鐵を滴定した場合には沈澱中に少量の炭酸根を見出すに過ぎない.この炭酸鹽もやがては加水分解し窮極に於ては水酸化物となると考へられる.硝酸ウラニルに於ては沈澱は強く解膠した.
    (4) 銅,カドミウム,トリウム,コバルト,ニツケルの硝酸鹽を滴定した場合には炭酸鹽と水酸化物の混合物を生ずる.兩者の割合は一定の組成を有する鹽基性炭酸鹽の組成を示すものとは考へられない.加水分解途上の一階段を示すものである.但し同一條件の下に滴定した故炭酸鹽の加水分解の難易は知ることが出來る.
    本實驗に當り終始御懇篤な御指導を賜つた東京工業大學教授永海先生に深甚の謝意を表し屡々有益な御助言を賜つた山村博士に厚く御禮申し上げる.
  • 河村 文一
    1938 年 59 巻 12 号 p. 1391-1398
    発行日: 1938年
    公開日: 2009/12/22
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    1.スチレンを氷水中にて冷却しつつ約2%オゾン化空氣を通じたるにスチレンは容易にスチレンオゾニドとなれり.
    2.スチレンオゾニドの室温に於ける分解速度は相當大なり.
    3.スチレンはスチレンオゾニドによりて酸化し難けれども,スチレンの重合速度はスチレンオゾニドにより極めて顯著に促進せらる.
    4.一定温度に於けるスチレンの重合促進速度はスチレンオゾニドの濃度増加と共に増大すれども,スチレンオゾニドの濃度増加するに從ひ重合促進速度の増加率は小となる.
    5.スチレンオゾニドの濃度一定せる時は,チレンオの重合促進速度は温度の増加と共に加速度的に増加す.
    6.常温に於けるチレンオゾニド重合促進作用の衰退速度はスチレンオゾニドの自然分解速度に比して緩慢なり.
    7.スチレンオゾニドの分解成績體たるべき化合體中ベンツアルデヒドはスチレンオゾニドには及ばざれどもスチレンの重合速度を促進し,フオルムアルデヒド,安息酸,蟻酸は返つて負促進作用をなす.
    8.從つてスチレンオゾニドの自然分解によりて生成すべき化合體中はベンツアルデヒド,安息酸フオルムアルデヒド,蟻酸等の外にPeroxide型化合體が存在すべきものと考へる.
    終りに本研究を行ふに當り終始御懇篤なる御指導を賜はりたる小松茂教授に對し謹みて感謝し,併せて實驗補助金を授けられたる日本學術振興會竝に實驗中屡々有益なる御注意を興へられし横山盛彰先生に對して深謝す.
  • 佐野 〓
    1938 年 59 巻 12 号 p. 1399-1406
    発行日: 1938年
    公開日: 2009/12/22
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    此處に提出せる報告は日本學術振興會第十三小委員會の事業として鮫島實三郎教授の擔當せる研究の一部分である。
  • 觸媒の分散度と活性度との關係
    堤 繁
    1938 年 59 巻 12 号 p. 1407-1411
    発行日: 1938年
    公開日: 2009/12/22
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