コンピュータ ソフトウェア
Print ISSN : 0289-6540
20 巻 , 1 号
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
  • 横尾 真, 武田 英明, 伊藤 孝行
    2003 年 20 巻 1 号 p. 1
    発行日: 2003/01/24
    公開日: 2010/01/11
    ジャーナル フリー
  • 北村 泰彦, 山田 晃弘, 山本 太三, 辻本 秀樹, 辰巳 昭治
    2003 年 20 巻 1 号 p. 2-15
    発行日: 2003/01/24
    公開日: 2010/01/11
    ジャーナル フリー
    本論文ではWWW情報統合プラットフォームの1つとして,ユーザが複数のアニメーションキャラクタとインタラクションしながら協調的に情報検索や情報統合を行うマルチキャラクタインタフェース(MCI: Multiple-Character Interface)を提案する.MCIではユーザはキャラクタインタフェースをもつ複数の情報エージェントをプラットフォーム上でプラグアンドプレイ的に協調させることが可能である.ユーザに情報統合の過程を隠蔽する従来の情報統合システムとは異なり,MCIでは情報統合の過程がユーザに対してオープンであり,ユーザはキャラクタのインタラクションを通してその過程を理解し,それを変更することができる.MCIに基づく情報統合プロトタイプとして,3体のキャラクタによる協調型レシピ検索システムVenus & Marsを開発した.さらに,その評価をWizard of Oz法を用いて行った.その結果,複数のキャラクタはユーザの検索要求の範囲を広げる効果もあることが明らかになった.
  • 伊藤 孝行, 横尾 真, 松原 繁夫
    2003 年 20 巻 1 号 p. 16-26
    発行日: 2003/01/24
    公開日: 2010/01/11
    ジャーナル フリー
    インターネット上のオークションでは,不特定多数の人間が商品(財)を販売しており,商品の質を正確に見極めるのは困難である.たとえば,骨董品が売られていたとしても,その骨董品が本物であるか偽物であるかを見極めることは難しい.もし買い手が,偽物の骨董品を高い値段で購入してしまった場合,買い手は,このオークションによって損害を被る.一方,損害を被ることを避けようとして,消極的な入札を行うと,本来ならば落札できていた骨董品が得られなくなる可能性が生じる.これは,オークションプロトコルが,財の効率的な配分に失敗していることを意味する.そこで,本論文では,専門家に,自然の選択に関する情報を正しく申告させることによって,パレート効率的な配分を実現し,かつ,合理的な参加者が損害を被らないようなオークションプロトコルを設計する.本論文で提案するオークションプロトコルは以下の4 つの特長を持つ.(1)専門家にとって真の申告をすることが支配戦略である.(2)専門家の人数に関する仮定の下で,素人にとっても,真の申告をすることが最適反応戦略である.(3)パレート効率的な配分を実現する.(4)非合理的なプレイヤが存在しても,その数がある閾値以下なら,合理的なプレイヤの効用が負になることはない.
  • 佐藤 健, 井上 克已, 岩沼 宏治, 坂間 千秋
    2003 年 20 巻 1 号 p. 27-35
    発行日: 2003/01/24
    公開日: 2010/01/11
    ジャーナル フリー
    現在のマルチエージェントシステムでは,エージェントが他エージェントに質問を与えた場合に, 質問を受けたエージェントが答を返すまでは, 質問したエージェントの処理は中断されることが普通である. インターネットのような通信が必ずしも保証されていないような環境下においては, このような中断がデッドロックを引き起こすことがありうる.また, たとえ通信が完全であっても, 他エージェントの処理に時間がかかっていれば、通信が不完全な状態と同じような状態になることがありうる. 本論文は、このような通信が必ずしも保証されていないマルチエージェントシステムにおける分散問題解決の手法を与える. 本手法は, 質問に対するデフォルトの回答を用意しておき, 回答が戻らなくても, デフォルトを用いて計算を進め, その後, 送られてきた真の回答がデフォルトと異なるときのみ, 計算をやり直すというものである. 本論文では, マスタースレーブマルチエージェントシステムにおいて,副作用が存在しない処理での投機的計算手法を仮説論理プログラミングの枠組みで実現し, 手法の健全性を示す.
  • 西山 裕之, 山崎 航, 溝口 文雄
    2003 年 20 巻 1 号 p. 36-50
    発行日: 2003/01/24
    公開日: 2010/01/11
    ジャーナル フリー
    マルチエージェントシステムを設計するためのプログラミング言語MRL (Multiagent Robot Language)を提案する.MRLは並列論理プログラミングを発展させたもので,エージェント間の交渉を容易に実現するストリーム通信機能を内蔵している.これまでのマルチエージェント言語と違って,操作的意味論が定義されており,マルチエージェントシステムに必要とされる様々な概念を統一した枠組みで実現している.複数のロボットを協調動作させる例を取り上げ,MRLの特徴を具体的に明らかにする.
  • 丸山 晃生, 東条 敏, 小野 寛晰
    2003 年 20 巻 1 号 p. 51-65
    発行日: 2003/01/24
    公開日: 2010/01/11
    ジャーナル フリー
    マルチエージェント・モデルで扱われるのは,それぞれのエージェントが相互に情報を交換し,獲得した情報と自分の持っている知識や信念に基づいて推論をおこない,その推論の結果として意志決定や行動をおこなうという状況である.特にそれぞれのエージェントやエージェントのグループがおこなう推論や判断などの論理的な側面について議論しようとする場合には,おのおののエージェントの知識や信念を認識演算として,また時間に関わるさまざまな様相を時相演算として明示的に表現することのできる論理体系が必要になる.当然のことながらその状況設定に応じて認識演算の間の依存関係や認識演算と時相演算の関係に対するいろいろな仮定を設けることにより多様な論理体系が構成されることになる.
    本論文ではこのように認識演算と時相演算の両方を持つ体系である時相認識論理のうち,最も基礎的であるような2つの論理を導入する.さらにこれらの論理に対するシーケント体系を提案し,その部分論理式性(subformula property)を示す.そのことを用いてこれらの時相認識論理に対する効率的な証明探索手続きを与える.ここで証明探索手続きとは,与えられた論理式が証明可能か否かを判定するとともに,証明可能なときはいつでもその証明図を出力として与えるような手続きのことである.時相認識論理に基づくマルチエージェント・システムの検証などの応用において,このような証明探索手続きが有効に利用されると期待される.
  • 新出 尚之, 高田 司郎, 櫟 粛之
    2003 年 20 巻 1 号 p. 66-83
    発行日: 2003/01/24
    公開日: 2010/01/11
    ジャーナル フリー
    本論文では, ベースを命題論理のCTLに制限したBDI Logicの, sequent calculusによる健全で完全な演繹体系を与える. この体系では, Wangのアルゴリズムを拡張したものを用いて, 論理式の証明を作ることができる. このため, Hilbert Styleの公理体系に比べて自動証明に適しており, BDI Logicを用いて記述した仕様の検証や, BDI Logicの公理を満足しながら振る舞う合理的エージェントの実現などへの応用が可能となる.
  • 大澤 一郎
    2003 年 20 巻 1 号 p. 84-91
    発行日: 2003/01/24
    公開日: 2010/01/11
    ジャーナル フリー
    コンピュータ・ネットワークによるサイバー社会システムと,現実の社会システムが密接に結びつきあいながら,多数の人間とエージェントが共存する新しい未来型社会システムが構築されつつある.このようなシステムの中で,エージェントは個と集団の利害を調整しながら社会的に行動していかなければならず,そのための動作原理として義務と権利の概念がエージェントの分野で非常に重要になりつつある.本解説では,義務や権利に関するこれまでの重要と思われる研究を紹介していく.理論的な研究としては,義務論理やSTIT様相,そして義務の不履行におけるペナルティ適用を考慮した決定理論的な枠組みなどを紹介する.さらに,実用的な研究として,義務や権利のポリシーを役割に基づいて定義していく研究や,エージェント指向の枠組みで契約プロセスをモデル化する研究,エージェントの動作モデルであるBDIを拡張して義務と権利の概念を取り込む研究などを概説する.
  • 岡本 昌之, 小山 聡
    2003 年 20 巻 1 号 p. 92-97
    発行日: 2003/01/24
    公開日: 2010/01/11
    ジャーナル フリー
  • 伊藤 孝行, 太田 正幸
    2003 年 20 巻 1 号 p. 98-102
    発行日: 2003/01/24
    公開日: 2010/01/11
    ジャーナル フリー
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