医学教育
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38 巻, 1 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • 名誉会長講演: 日本の医学教育に望むこと
    日野原 重明
    2007 年 38 巻 1 号 p. 2-6
    発行日: 2007/02/25
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
  • 森田 孝夫
    2007 年 38 巻 1 号 p. 7-10
    発行日: 2007/02/25
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
  • Noriko AINODA, Hirotaka ONISHI, Yoshimichi UEDA, Ariyuki HORI, Katsuyu ...
    2007 年 38 巻 1 号 p. 11-17
    発行日: 2007/02/25
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    To seek longitudinal changes in metacognitive processes through problem-based learning (PBL), we analysed the contents of all comments written reflectively by the third-year students after they finished discussions in each PBL session. After dividing their comments into meaningful units, we focused on two major thematic categories and five sub-categories to be analysed.
    1) The number of units decreased significantly (chi-square: p=0.02).
    2) Only the proportion of units categorised as “comprehension” in “individual learning” showed significant increase (Bonferroni: p<0.001).
    3) Comments in this category stated that “I don't understand so-and-so.”
    4) The increase of “comprehension” as they experienced more PBL suggested that students' knowledge of ignorance as metacognition was fostered through sessions in medical PBL.
  • 櫻井 晃洋, 木村 貞治, 福嶋 義光, 多田 剛, 相澤 徹
    2007 年 38 巻 1 号 p. 23-28
    発行日: 2007/02/25
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    近年の医療ではチーム医療の重要性がこれまで以上に認識されているが, 医学教育の枠組みの中で専攻の異なる学生が一緒に学ぶ機会はほとんどない.そこで医学部内の学科間, 専攻間の垣根を取り払って新入生をグループ分けし, テュートリアルに準じた形で自学自習やグループ討論を行う新入生ゼミナールを実施した.
    1) 信州大学医学部医学科および保健学科の1年生 (約240名) を20のグループに分けて, グループワークと合同講義を行った.各グループはすべての専攻科の学生が加わるように編成した.
    2) 医療とコミュニケーションに関する資料を提示し, それをもとにグループごとにテーマ (キーワード) を決めて調査, 討論をし, 学んだ内容と考察を全体討論会で発表させた.
    3) 実習終了後の学生に対するアンケート調査では合同演習により他専攻の学生と交流できたことを高く評価していた一方で, 演習時間の少なさやグループの人数の多さに対する不満がみられた.
    4) 教員に対するアンケート調査では, 実習内容は適切であるもののグループの学生数の多さが問題点としてあげられた.また教員数の確保, 演習室の確保, 教員の意思統一の点で課題が残った.
    5) 本演習は他職種の業務を知り, 医療におけるコミュニケーションの重要さを理解する方法として有用であった.一方で自学自習の習慣を身につけるという目標到達には改善の余地が残された.
  • 小林 志津子, 関本 美穂, 小山 弘, 山本 和利, 後藤 英司, 福島 統, 井野 晶夫, 浅井 篤, 小泉 俊三, 福井 次矢, 新保 ...
    2007 年 38 巻 1 号 p. 29-35
    発行日: 2007/02/25
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    1) 日本の医学生が臨床実習中に受ける不当な待遇 (medical student abuse) に関する報告はこれまでされていなかった.
    2) 日本の医学生を対象にしたわれわれの調査では, 回答者の68.5%が, 何らかのmedical student abuseを臨床実習中に受けたと報告した.
    3) 臨床実習においては, 指導医の「neglectやdisregard」があると学生の実習意欲を顕著にそぐことが回答者の意見から推測できた.
    4) 医学教育の関係者はmedical student abuseに注意を払い, 防止策を講じる必要がある.
  • 3年間の得点推移とフリーコメントの分析
    井上 仁, 中野 俊也, 白石 義光, 高塚 人志, 河合 康明
    2007 年 38 巻 1 号 p. 39-46
    発行日: 2007/02/25
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    鳥取大学医学部では平成14年度より学生による授業評価を実施してきており満3年が経過した.そこで, 過去3年間の得点を比較検討して授業評価の総括を行うと共に, フリーコメントをテキストマイニングの手法を参考にして分析し, 学生からの要望をより客観的に把握する試みを行った.1) 専門課程の566の授業で評価を行い, 33, 751枚の評価アンケート用紙を回収した.回収率は約74%である.2) アンケートに含まれていた2, 495件のフリーコメントを, 名詞, 形容詞, 動詞, 助詞といった要素 (形態素) に分解して, 名詞, 形容詞, 動詞, 副詞をキーワードとして抽出した.3) 平成14年度と平成15年度の比較では, 平成15年度はほとんどの設問で有意な得点の向上が認められたが, 平成15年度と平成16年度の比較では, 両年度で得点に有意な差は認められなかった.4) フリーコメントの分析結果から, 分かりやすい授業をすることが学生の満足度を高めることにつながり, そのためには “プリント” や “スライド” といった授業資料が重要な役割をはたすことが示唆された.5) 得点が3点以下である評価の低い授業の割合が年々減少していることにより, 本授業評価は低評価の授業を改善する効果があるものと示唆された.
  • 石川 雅彦, 長谷川 敏彦, 種田 憲一郎, 長谷川 友紀, 平尾 智広
    2007 年 38 巻 1 号 p. 47-50
    発行日: 2007/02/25
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
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