屈折率一濃度関係が非線形であり, 混合による容積変化が無視し丸ない非理想溶液の一例としてメタノール~水系を選ひ, 0~100, 0~20, 20~40, 0~40, 60~80, 80~100, 60~100wt%の各溶液の組合わせに対して, シュリーレン・ナイフエッジ法によるデー壇不可逆過程の熱力学の理論にもとついて解析し, 拡散係数と濃度の関係を求めた。これらの結果は, 容積変化の影響が無視しえず, 接触初期の拡散係数が二液の濃度のとり方に依存することを示した。これについて分子会合の面から考察を行なった。
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