北海道産褐炭 (住吉炭) と瀝青炭 (夕張炭) および住吉炭のアスファルト質の水添分解反に速度を回分式オートクンープにより測定した。実験の範囲は
Pr=225atm,
Tr=300~450℃,
tr=0~200minである。石炭の水添反応は二段階に分れ, 第I段階は速度が大きく, 第II段階は小さい。アスプアルト質は一段階で反応が進み, これらはすニー次反応であった。注吉炭の反応機構は (a) Coalk
3→Oil
1(b) Coalk
1→Asphaltenek
2→Oil
2の並行反応で, 第II段階では (a) の反応が無視できると仮定すると実験結果をよく説明できた。
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