撹拌羽根を挿入する移動層粒子の軸方向・半径方向混合度を測定するために, 二つの操作をおこなった。
K
2Cr
2O
7またはNaClをトレーサ粒子法しで用い, 二れを定常的に降下する豊浦砂層の頂部へ導入し, その後の軸方向過渡的濃度分布を測定した。これから粒子流速が大なるときには。粒子層は押し出し流れとなり, 流速が小なるとき羽根挿入部 (1) と羽根一壁間部 (II) とで流速の豊異ができ, この関係は式 (12) で表示された。
他方軸方向が押し出し流れとなる流速範囲のもとに粒子層頂部に串心軸に一定装入半径でトレーサー粒子を装人し, 定常状態に達したときの断面濃度を測定した。拡散過程との類似性を適用し, 部分 (I) と部分 (II) で混合機構がことなることを考慮し. 半径方向混合係数を実測濃度から箪出し, 操作因子との関係を式 (9), (10) で整理した。
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