流れに直角な定濃度円柱面の強制対流伝置機構こ対し次のようなモデルを仮定した、すなわち
1) 前岐点より剥離線に至る間には境界層理論が使用でさ, 境界層外縁の速度はボテンシャル流れであらわされる.
2) 剥離流れ部分では, 表面近傍の流体は渦の発生により間歇的に更新され, その伝達機構は近似的に佐野, 西川の膜型にした
このような仮定のもとに, 層流境界層に対し (14-1) 式, 乱流境界層きに対し (14-2) 式が誘導された。
Pr=0 7を仮定した (14-1) および (14-2) 式は, 空気流に対するMc Adamsの推奨曲線と, それぞれ10
2<
Re<5 (10)
3および, 5 (10)
3<
Re<
Re<5 (10)
5の範囲で極めてよくあう
液体の流れに対L, Perkineの測定値と比較すると (14-1),(18-1) 式はRe<5 (10)
3の範囲でよくあうが,
Re>5 (10)
3の範囲では平均して約10%低い値を与える。
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