円板上と円板周端のヒモ状分裂では, ヒモの合併現象で代表される相違があるが, 低粘度の流体の円板周端の滴状分裂の場合には, 実用上, 円板上のヒモ状分裂で成立したSα〔ρω
2r0
3/σ〕
1/2の関係を延長して適用できるが・高粘度の流体の円板周端のヒモ状分裂では, ヒモの合併現象のため, ヒモ数に対する表面張力の影響は軽減され, 円板径の影響は強められる。ヒモ数には流量も関係する。ヒモの合併が活発に行なわれるが・その程度はρQ
2/σγ0
3の値による。ここで,
Q: 流量, γ
0: 円板径,
S: ヒモ数, ρ: 密度, σ: 表面張力, ω: 角速度である
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