三成分系 (イソプロピルアルコール-水-ベンゼン) の気液平衡は大気圧下で, Fig. 1に示されるような改良型オスマータイブスチルによって測定された。実験結果の一部はTable 1に示される。比揮発度α
BW, α
IW対
xI/(xI+xW) の関係は,
xBをバラメータとしてFig.4-(a), (b) に点綴される。
この系の蒸留実験は, ポールトレイ型蒸留塔によって全還流で行なわれた蒸留結果はFig. 7に実験結果と計算値を比較して示される。
共沸蒸留では, ビンチの軌跡と還流比および還流液組成が注目され, そのひとつは缶出液がほぼ純粋なイソプロピルアルコールである場合, ビンチの軌跡がα
BW=1の線に一致すること, 他のひとつは第一塔, 第二搭の還流液組成が本研究に述べられている図式的方法によって決定されることである。
抄録全体を表示