運輸政策研究
Online ISSN : 2433-7366
Print ISSN : 1344-3348
6 巻 , 2 号
選択された号の論文の3件中1~3を表示しています
研究
  • 小林 良邦
    2003 年 6 巻 2 号 p. 002-013
    発行日: 2003/07/31
    公開日: 2019/05/31
    ジャーナル フリー

    本調査研究は「交通統計システムの変革が急務かつ重要な政策課題である」との認識のもとに,既存統計体系を評価し,その新たな方向を探ろうとするものである.このため統計体系に関する既往研究・調査を簡潔にレビューした後,明治以降の交通運輸統計の歴史的経緯を振り返る.次いで,各種既存統計のデータ源泉及び既存統計体系について考察する.以上を踏まえた上で,現在,統計の周辺で生起している政策的,技術的変化を列挙し,統計整備上の対応を3つの提案にまとめる.

  • 城所 幸弘
    2003 年 6 巻 2 号 p. 014-027
    発行日: 2003/07/31
    公開日: 2019/05/31
    ジャーナル フリー

    本稿では,交通投資の便益評価に用いられる基本的な3つのモデル‐一般モデル,完全代替モデル,ロジットモデル‐を解説し,それらの長所・短所を述べ,相互の関連を示す.主要な貢献の1つは,これら3つのモデルは並立するものではなく,完全代替モデルやロジットモデルは一般モデルの特殊なケースに該当するため,基本的には一般モデルを用いて便益評価を行えばよいことを明示したことである.また,本稿では,得られた結果を実際の便益評価に適用できるように,例題を用いた平易な解説も行う.

  • 水谷 淳
    2003 年 6 巻 2 号 p. 028-035
    発行日: 2003/07/31
    公開日: 2019/05/31
    ジャーナル フリー

    わが国の道路貨物輸送事業は,1990年の物流2法の施行によって経済的な規制緩和がおこなわれた.本研究では,この規制緩和がもたらした経済厚生改善効果を評価するモデルを構築した.そして,道路貨物輸送市場は従前から競争的であったために,経済全体に対する寄与はそれほど大きくはないものの,道路貨物輸送事業の規制緩和は,事業者間競争の促進を通して荷主(消費者)の厚生を改善させたことを示した.

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