運輸政策研究
Online ISSN : 2433-7366
Print ISSN : 1344-3348
8 巻 , 1 号
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研究
報告
  • 中野 宏幸
    2005 年 8 巻 1 号 p. 022-030
    発行日: 2005/04/28
    公開日: 2019/05/31
    ジャーナル フリー

    公共交通については,ニーズが多様化し,また,規制緩和が実施される中で,「目指す姿」を明確にし,民間・行政あいまって,住民にとって,より満足度の高いサービスの提供を目指していくことが重要である.本研究は,顧客主義の立場に立って,心理学の理論を踏まえながら,社会的価値を含め,多様化する顧客の価値の内容と構造を分析してみたものであり,これにより,顧客特性ごとに,重視度に関する意識を質的・構造的に把握することができた.この結果は,政策目標を指向した公共交通政策体系の構築,シェアード・アウトカムという考え方による各主体におけるサービス改善の検討に資するものと考えられる.

  • 田口 東, 鹿島 茂, 鳥海 重喜, 斎藤 正俊
    2005 年 8 巻 1 号 p. 031-035
    発行日: 2005/04/28
    公開日: 2019/05/31
    ジャーナル フリー

    本稿では,首都圏鉄道網を対象とした実時間鉄道利用者流動推計システムについて報告する.本システムは,(1)利用者の時間的変動を扱っている,(2)電車の運行を1列車ごとの運行として明示的に直接表現している,(3)利用者を路線ごとではなく,首都圏の全路線を対象として出発地から目的地までの移動を一貫して扱っている,(4)利用者が乗車する電車の選択を利用者均衡配分問題として扱っている,という特徴を有している.本システムを利用して,(a)常磐新線の開通に伴う需要予測,(b)東急田園都市線でのピーク時の優等電車の廃止による輸送能力の変化,(c)利用者が混雑を回避する選好を持つときの利用状況の計算,のそれぞれについてシミュレーションを行った.

  • 大根田 洋祐, 鹿島 茂
    2005 年 8 巻 1 号 p. 036-044
    発行日: 2005/04/28
    公開日: 2019/05/31
    ジャーナル フリー

    空港の経営において効率性を高めるとともに,公共サービスとしての公正性や,透明性,アカウンタビリテイを維持する枠組みとして,行政評価手法の導入が考えられるが,手段としての有効性を高める上で評価指標のあり方が問題となる.本論は,空港経営の枠組みを支援する評価手法を検討していく上での参考として,空港経営のサービスの質に対する評価に関する海外事例を紹介するものである.

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