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原稿種別: 表紙
1996 年 18 巻 7 号 p.
Cover1-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 表紙
1996 年 18 巻 7 号 p.
Cover2-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1996 年 18 巻 7 号 p.
App1-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1996 年 18 巻 7 号 p.
App2-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1996 年 18 巻 7 号 p.
App3-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1996 年 18 巻 7 号 p.
App4-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1996 年 18 巻 7 号 p.
App5-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 目次
1996 年 18 巻 7 号 p.
Toc1-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 目次
1996 年 18 巻 7 号 p.
Toc2-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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福地 義之助
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
629-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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正岡 昭
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
630-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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柏原 光介, 中村 博幸, 木口 俊郎, 柳生 久永, 岸 厚次, 伊藤 直記, 松岡 健
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
631-637
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
中枢性癌性気道狭窄を伴う7症例(肺扁平上皮癌1例, 肺腺癌2例, 肺小細胞癌3例, 食道癌の縦隔浸潤1例)に対してへリカルCTによる3D-CTを撮影した。3D-CT画像では, 壁外性圧迫による狭窄は表面平滑な先細りとして描出され, 腫瘍浸潤は表面の凹凸として描出された。気管支鏡検査にて気道内への腫瘍の腫瘍浸潤が認められた2例中1例では3D-CTにて壁外性圧迫との鑑別が困難であった。気管・気管支壁への腫瘍浸潤の判断には多断面再構成(Multiplannar reconstruction : MPR)が有用であった。また, 気管支鏡検査では完全閉塞は認められなかったが, 3D-CTにて2例に閉塞部位の含気の途絶像が認められた。ただし, 末梢側の含気の存在により閉塞範囲の確認は可能であった。3D-CTによる癌性気道狭窄の評価における問題点としては, 壁外性圧迫と気管・気管支壁への腫瘍浸潤の鑑別が困難である点が考えられた。
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森田 裕人
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
638-645
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
リドカインは気管支鏡検査施行時の麻酔薬として広く一般に使用されている。しかしながら現状では, 検査中に使用されているリドカインの総量にはあまり注意が払われていない。我々は, ジャクソン型噴霧器による麻酔とテフロン樹脂製のカテーテルを気管支鏡の生検鉗子チャンネルに挿入し麻酔することによって, 少量のリドカイン(患者1人あたり平均240mg)で1124症例に生検やブラシ, 洗浄等の気管支鏡検査を施行した。リドカイン中毒を呈した症例は認められなかった。しかし, シースカテーテルを使用しないで麻酔を行う一般的な気管支鏡検査では, いくらかのリドカインは吸引に流入されており, 実際にはリドカインの使用量に差はあるが, 有効に, 気管や気管支への麻酔に使用されたリドカイン量は同じかもしれない。そこで, 我々は, 37歳から81歳までの検査の同意を得た22人について, 同量のリドカインが現実に有効であることを否定するために, 使用されたリドカイン総量とその血漿中濃度について検討した。結果は, 使用されたリドカイン総量, 血漿中リドカイン濃度, ともにシースカテーテルを使用して麻酔した方が使用しない場合より有意に低い結果を得た。テフロン樹脂製のシースカテーテルは気管支鏡麻酔施行時のリドカイン使用量の減量に有効であると結論づけられた。加えて, 気管支鏡検査時の出血やくもりもシースカテーテル先端を気管支鏡内に数mmおさめ, 少量の生理食塩液とリドカインをシースカテーテルより注入することで, 洗い流すとともに咳嗽をおさえ, 新たなる出血を予防し改善される。エピネフリン等の止血薬注入が必要な場合でもシースカテーテルを通して注入すれば, シースカテーテルを使用しない場合よりも, より少量の使用量ですむ。
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半谷 七重
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
646-653
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
気管形成術において吻合部気管壁組織酸素分圧(以下PtO_2)および吻合部血流の経時的変化を明らかにするために犬を用いて以下の実験を行った。頚部気管管状切除術(10軟骨輪)を行い経時的に気管分岐部および吻合部のPtO_2を測定するとともに内視鏡的に吻合部の観察を行った。またシリコンラバーによるマイクロアンギオグラフィーを行い吻合部血管の形態学的観察を行った。気管形成術を行ったときの気管分岐部のPtO_2に対する吻合部のPtO_2の比は術前は0.86±0.25であったが, 術直後では0.57±0.34に低下した。術後3日目に0.30±0.11で最低となり, 7日目で0.47±0.25, 14日目で0.60±0.17, 21日目で0.70±0.23, 28日目で0.85±0.19と次第に回復した。内視鏡所見では術後7日目までは吻合部の浮腫, 発赤が見られたが術後21日目までには周囲粘膜との差がみられなくなった。組織学的検索では術後3日目では上皮の欠落, 粘膜下の炎症性細胞浸潤が認められたが, 21日目には炎症性細胞浸潤はほぼ消退し, 吻合部を被う上皮も連続性に認められた。シリコンラバーによるマイクロアンギオグラフィーでは術後3日目までは吻合部を超える血管新生は認められなかったが, 7日目では血管増生が始まっており, 21日目には完成していた。
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大井 牧, 西出 喜弥, 村嶋 秀市, 野本 由人, 金田 正徳, 不破 信和
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
654-660
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
市販シリコンチューブの外壁をメスでring状に削り出すことで作成したシリコンステント(以下, 本ステント)を良性気管支狭窄1例, 肺癌による狭窄4例, 左気管支食道瘻1例に応用し, 良好な結果を得た。挿入は経口的にfiberscopeにかぶせてpusherで押し出す方法で全例容易に留置できた。経過中, 1例もステントの移動は認めず, 腫瘍による圧迫に対しても強度は十分であった。気管気管支ステントは喀痰の貯留に難渋したが, 主気管支ステントでは喀痰溶解剤を適切に処方することで, 問題はなかった。2例に病理解剖が行われた。ステントのringの突起に一致して気管支粘膜に凹凸が認められ, 粘膜は脱落しており, 軟骨が露出していた。ステントが気管支内腔と密着するために良好な固定が得られたものと考えられた。
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志賀 裕美子, 矢野 敬文, 井上 順, 大下 祐一, 中原 伸, 古賀 英之, 大泉 耕太郎
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
661-666
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
症例は61歳女性で, 口腔内乾燥, 関節痛, 息切れを主訴として入院した。胸部CTで多発性ブラを伴う両側下葉の網状陰影を認めた。気管支鏡所見では気管の乾燥とB^8の白色結節を認めた。結節は, 均一の無構造物質で, アミロイドと同定された。RAとシェーグレン症候群に合併した結節性の気管支アミロイドーシスは非常に稀である。我々の検索した範囲では他に報告例がなかった。この症例について病態生理を検討する。
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星 永進, 青山 克彦, 村井 克己, 小肥 実, 高柳 昇, 相原 利一, 松島 秀和, 河端 美則
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
667-672
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
症例は23歳の女性で, 肺結核治療後の経過観察中に左上葉無気肺を呈した。気管支鏡検査では左上幹は完全に閉塞していた。胸部MRI検査で, 閉塞部より末梢の左上葉区域気管支の開存の所見を得た。無気肺発見後6ヵ月経過して, 左上幹スリーブ切除術を施行した。術後, 温存した左上葉は機能を回復した。結核性気管支病変に対する気管支形成術は有用であると考えられた。
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北 雄介, 松下 晃三, 大井 諭, 影山 善彦, 野木村 宏, 鈴木 一也, 原田 幸雄
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
673-677
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
症例は70歳, 男性。16年前に総胆管結石, 腹膜炎に対し手術施行後, 胆管皮膚瘻の形成がみられ近医通院中であった。平成7年7月4日, 大量喀血のため当科紹介入院し, 瘻孔造影にて胆管と気管支の交通を確認した。血管造影にて, 右気管支動脈, 下横隔動脈の怒張と血管増生を認め, 両動脈に選択的に塞栓術を施行し, 血痰は消退した。一方, 拡張胆管に対するPTCDによって, 気管支への交通部は造影されなくなり, 現在, 保存的に経過観察中である。難治性胆管皮膚瘻に気管支瘻を合併した症例報告は少なく, その治療は困難な例が多い。
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片岡 和彦, 松浦 求樹, 妹尾 紀具, 宮澤 輝臣
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
678-682
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
下横隔動脈の著明な拡張と下横隔動脈-肺動脈シャントを有した気管支拡張症に対し, 術前に動脈塞栓術を施行した症例を経験した。症例は50歳女性で, 咳嗽と発熱を主訴に来院した。左肺底区に限局した気管支拡張症および肺炎と診断され, 内科的に治療されるも軽快, 再燃を繰り返し, 手術適応と考えられた。血管造影により左下横隔動脈の著明な拡張, 増生と下横隔動脈-肺動脈シャントを認めた。術中の出血量を減らす目的で, 手術前日に金属コイルによる下横隔動脈の塞栓術を施行した。これにより肺と横隔膜との癒着剥離が少量の出血量で可能となり, 左肺底区切除を安全にスムーズに施行することができた。気管支拡張症においては, 気管支動脈や他の体循環の動脈に拡張, 増生や肺動脈とのシャントを認めることが知られており, これに対して術前に塞栓術を施行することは, 術中の出血量を減らすために有用であると考えられた。
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黄川田 雅之, 市瀬 裕一, 國澤 晃, 宮本 大介, 柳沢 直志, 楠本 洋, 峯村 和成, 鳥居 泰志, 米丸 亮, 海老原 善郎, 外 ...
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
683-689
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
症例は81歳の男性。慢性関節リウマチの経過中, 胸部X線上間質性陰影出現し, 経気管支肺生検(TBLB)ならびに気管支肺胞洗浄液(BALF)でEosinophilic pneumonia (EP)と診断しステロイド剤投与を開始した。その後, いったん治療を中止し経過観察していたが, EP再燃したためステロイド剤投与を再開した。しかし再度胸部X線上浸潤影が出現し, TBLBで肺胞腔内への器質化性滲出物の出現やBALFでのリンパ球の上昇からBronchiolitis Obliterans Organizing Pneumonia (BOOP)と診断した。慢性関節リウマチに伴う肺病変で, EPからBOOPへと経時的に変化した点は興味深く, 若干の文献的考察を加え, 報告する。
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小野寺 晃彦, 矢崎 憲二
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
690-694
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
症例は55歳男性。小児喘息の既往あり。47歳から喘息発作で断続的に通院中, 咳, 喘鳴, 胸部苦悶感と両肺野の異常陰影を認めたため入院。好酸球とIgEの著増, Aspergillus fumigatusに対する即時型およびArthus型皮内反応とオクタロニー沈降抗体反応の陽性, さらに著明な気管支拡張像を認めた。胸部X線像上の腫瘤様陰影は, 気管支鏡下生検で好酸球性mucoid impactionであることが確認された。CT像上, ステロイド治療で腫瘤様陰影が消退後, 同部に気管支拡張症様変化を認めた。アレルギー性気管支肺アスペルギルス症の気管支拡張と好酸球性mucoid impactionは何らかの関与をもつ可能性があると考えられた。
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有田 健一, 大道 和宏, 杉原 基弘, 坂本 直子, 石井 尚子, 国府島 直子, 石田 照佳, 栗原 寛治
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
695-699
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
右中・下葉枝分岐部に発生した非定型カルチノイドの1例を経験した。胸部X線写真からの存在診断は困難であった。努力性呼出時の肺活量は, 緩徐に施行した肺活量よりも明らかに減少しており, 右中葉の局所循環血流量の減少が特徴的であった。安静呼吸時には腫瘍は右中葉枝を閉塞したが, 深吸気時には腫瘍は右中葉枝内から中間気管支幹内に移動して閉塞は解除された。腫瘍による可逆的な閉塞機転が存在する場合, 肺活量変化や局所循環血流量減少などが診断に有用な場合がある。
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西海 豊寛, 菅原 洋行, 常松 和則, 中村 雅則, 草島 勝之, 森 雅樹, 田中 裕士, 阿部 庄作
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
700-706
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
症例は75歳女性。咳嗽, 息切れ, 喘鳴を主訴に平成6年5月16日当院受診。胸部単純像, CT像上, 気管下部および左右主気管支の高度狭窄が認められた。気管支鏡検査では易出血性で粘膜下主体の隆起性病変による気管狭窄が高度でかつ広範に存在し, 多量の出血による窒息の恐れもあったため直ちに生検は行わなかった。悪性リンパ腫との鑑別を考慮の上, プレドニゾロン30mgを投与した。投与5週後には気管狭窄は軽度となり, 小児用挿管チューブの片側挿管下に気管支鏡下生検が可能となった。病理組織で腺様嚢胞癌と診断された。放射線治療42Gyを施行し, 気管から両側主気管支の狭窄はほぼ消失した。
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金子 公一, 森田 理一郎, 菅 理晴, 美濃島 卓哉, 石井 俊昭, 尾本 良三
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
707-712
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
気管原発平滑筋腫は稀な疾患で過去39例の報告例をみるのみである。症例は47歳の男性で, 検診にて胸部異常陰影を指摘され, 精査のため胸部CTを施行したところ, 指摘された部位に異常はなかったが, 気管膜様部から突出する腫瘤陰影を偶然に発見された。気管支鏡検査にて気管原発平滑筋腫と診断され, 右開胸, 気管膜様部切開して腫瘍摘出術を施行し, 良好な経過である。検索しえた文献上の39例は, 13∿78歳で小児を除いた全年齢層におよび, 男 : 女=20 : 17と男女差もない。本例のような無症状発見例は3例と少なく, 多くは咳嗽, 喘鳴, 呼吸困難, 血痰等の症状を呈して気管支喘息等の診断で, 治療が行われており, 症状の再発や増悪を契機に精査して診断されている。良性疾患ではあるが, 死亡例が2例あるほか, 治療後再発の報告もあり, 気管支鏡検査による的確な診断と外科的切除を基本とする治療方針が必要である。
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中出 雅治, 井関 一海, 谷口 哲郎, 渡辺 裕介, 藤本 直也, 弘野 慶次郎
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
713-716
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
気管原発の平滑筋腫は稀なものであるが, 肺癌に合併した症例を経験した。症例は72歳女性, 肺癌は右上葉原発の腺癌で右上中切, R2b郭清を行い, p-stage I (T1 N0 M0), 平滑筋腫は気管分岐部より1.5cm口側の膜様部右端にある径5mmのものであった。通常, 気管平滑筋腫に対する治療は非観血的なものが多いが, 自験例では肺癌手術時に左用ダブルルーメン気管チューブを用いて換気することにより, 気管チューブの2つのカフの間に平滑筋腫を位置させ, 術野挿管等の煩雑な手順を必要とすることなく, 気管部分切除を行いえた。肺癌に合併した気管平滑筋腫の報告は検索しえた範囲では自験例が初めてである。手術手技と共に若干の文献的考察を加えて報告した。
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相川 広一, 斎藤 泰紀, 平野 春人, 藤村 重文
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
717-722
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
肺原発悪性リンパ腫は術前の診断が困難で, 他のリンパ増殖性疾患との鑑別が問題となる。今回著者らは2例の肺原発のMALT typeリンパ腫の切除例を経験した。症例1は気管支鏡下肺生検(TBLB)標本に免疫染色を用い, 術前に診断を得, 手術を行った。症例2は気管支鏡下擦過細胞診, 気管支肺胞洗浄液(BALF)のflow cytometry解析, 血中γ-globulin値の上昇から本症を術前に強く疑った。本症が疑われるときには気管支鏡下擦過細胞診やTBLBによって得られた検体にflow cytometryや免疫組織学的手法を施行し, 診断を得ることが可能である。また, 確定診断の得る検査として免疫グロブリン遺伝子やT細胞レセプター遺伝子の再構成を検索することが重要である。
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小野寺 晃彦, 矢崎 憲二
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
723-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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高橋 牧郎, 桐井 宏一
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
723-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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折野 公人, 鈴木 一郎, 川村 光夫
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
723-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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島田 和佳, 山根 喜男, 星川 康, 池田 道昭
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
723-724
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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高橋 博人, 佐川 元保, 佐藤 雅美, 相川 広一, 陳 炎, 遠藤 千顕, 藤村 重文, 斎藤 泰紀, 神田 暁郎, 薄田 勝男, 高橋 ...
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
724-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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吉川 晴夫, 土田 昌一, 藤田 康雄, 高野 征雄, 斎藤 謙
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
724-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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桜田 晃, 斎藤 泰紀, 佐藤 雅美, 神田 暁郎, 相川 広一, 陳 炎, 遠藤 千顕, 高橋 博人, 佐川 元保, 藤村 重文, 薄田 ...
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
724-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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佐藤 幸美, 大久保 哲夫, 小林 新, 伊藤 貞男, 草薙 芳明
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
724-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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森谷 浩史, 橋本 直人, 清野 修, 景山 和廣, 片倉 俊彦, 鈴木 憲二, 宍戸 文男
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
724-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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伊藤 伸朗, 塩谷 隆信, 鹿島 正行, 佐野 正明, 進藤 勉, 渡部 葉子, 加賀 谷学, 黒川 博一, 佐々木 昌博, 三浦 一樹, ...
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
724-725
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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早田 義博
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
725-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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加藤 治文
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
725-726
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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松崎 泰憲
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
726-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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岩崎 昭憲
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
726-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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須藤 尚子, 橋本 敦郎, 山形 英司, 山上 由理子, 山崎 透, 永井 寛之, 後藤 陽一郎, 那須 勝
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
726-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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岩永 知秋, 犬塚 悟, 西田 富昭, 谷口 哲夫, 岸川 礼子, 横田 欣児, 池田 東吾, 広瀬 隆士, 鶴谷 秀人, 西間 三馨
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
726-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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飽田 和博, 木山 程荘, 藤野 昇, 吉永 健, 早坂 真一, 野村 真欣
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
727-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
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フリー
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飯干 宏俊, 増本 英男, 平塚 雄聡, 谷口 治子, 芦谷 淳一, 伊井 敏彦, 迎 寛, 松倉 茂
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
727-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
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フリー
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有村 久生, 山本 英彦, 坂井 二郎, 菅原 啓介, 海老 規之, 金沢 敏雄
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
727-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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浦本 秀志, 杉本 峯晴, 津守 香里, 今村 文哉, 福田 浩一郎, 田中 不二穂, 岳中 耐夫, 志摩 清
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
727-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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吉井 千春, 城戸 優光, 栗田 幸男
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
727-728
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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谷口 治子, 加藤 茂樹, 松原 祐一, 門田 淳一, 下田 照文, 河野 茂, 木谷 崇和, 松倉 茂
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
728-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
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松元 信弘, 山下 秀一, 柏木 孝文, 児玉 真由美
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
728-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
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深井 祐治, 岡本 真一郎, 千場 博, 蔵野 良一
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 7 号 p.
728-
発行日: 1996/11/25
公開日: 2016/10/01
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