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原稿種別: 表紙
2004 年 26 巻 7 号 p.
Cover1-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 目次
2004 年 26 巻 7 号 p.
Toc1-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
2004 年 26 巻 7 号 p.
App1-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
2004 年 26 巻 7 号 p.
App2-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
2004 年 26 巻 7 号 p.
App3-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 目次
2004 年 26 巻 7 号 p.
Toc2-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 目次
2004 年 26 巻 7 号 p.
Toc3-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
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大森一光
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
591-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
今年度から始まった医師法改正による初期臨床研修の義務化が始まり,半年が過ぎた.当院では5人が中断(2名は妊娠のため)したが,概ね順調調に経過している.われわれの施設では1年目に基本研修科目である内科6ヶ月,外科3ヶ月および(救命)救急3ヶ月として,2年目に必須科目である小児科,産婦人科,精神科及び地域医療を組み込んでいる.各病院でおのおの幾つかのコースを作成して研修医の興味を引くように選択肢を広げている.当院ではコースは内科系と外科系のみで,上記の必須科目以外に2年目に麻酔科(厚労省では救急部門に含む)を2ヶ月及び2ヶ月単位の選択科目2診療科を組み込み,外科系は小児科を1ヶ月とし整形外科1ヶ月を必須科目とし内科系は小児科を2ヶ月としている.当初90人募集で74人が研修医として採用された.大学病院におけるマッチング率は9.4%〜100%で平均69.5%であり,処遇(時間外手当て,住宅補助,休暇など)も格差があり,給与も12〜30万円とまちまちである.当院でも2年生の研修医が初期臨床研修医の1年目より少ない状況であり,2年目の研修医には当直料も支給されていない.研修医にどこまで,診察,検査,治療を施行させるかは問題がある.たとえば検査として超音波検査は『自ら実施し,結果を解釈できる』項目となっているが,内視鏡検査(気管支鏡は一緒に分類)は『検査の適応判断ができ,結果の解釈ができる』とあり,内視鏡検査は禁忌とされておらず,施設によっては消化器内視鏡検査を選択コースに選んでいる施設もある.しかしながら,気管支鏡検査は患者の苦痛も強く,まずは指導医の指導下で麻酔法から始め,器機の操作に慣れてから施行すべき検査であり,初期臨床研修医の短期のローテーションでは麻酔までで止めるべきであろう.初期臨床研修の目的は医療の専門分化に伴う専門医の育成以前に,少子高齢化,社会の複雑化,多様化のなかで,多様な診療科と地域保険,医療等の素養を,適切な指導体制の下で効果的に,プライマリ,ケアを中心に幅広く医師として必要な診断能力を身につけ,人格を涵養する事であり医療安全への配慮は医療の基本として特に重要で,臨床研修を通じてしっかりと身につける必要がありとしている.しかしながらマンパワー不足で十分な指導体制がとれず到達目標達成困難な施設もあるようで,今後各施設において,よりよい臨床研修施設となるために募集人員調整や十分な指導体制の確立が必要であろう.
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源河圭一郎
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
592-593
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
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厚生労働省発表の2000年の都道府県別生命表で沖縄県男性の平均寿命が上位から一気に26位に転落したことは,「健康長寿県,沖縄」のイメージを失墜させる出来事として沖縄県民の間に衝撃が走った.その原因として生活習慣病の蔓延,自殺や交通死亡事故の増加などの他に,全国第1位の沖縄県男性の肺癌死亡率が挙げられている.沖縄県では全国より10年も早い1978年に男性の肺癌死亡率が胃癌死亡率を上回った後も肺癌患者の増加に歯止めがかからず,長寿を脅かす一因になっている.沖縄県は歴史的,地理的環境が日本本土から隔絶されていた時代が長く,全国とかなり異なる疾病構造があり,長寿の問題を含めて早くから疫学専門家の注目を集めていた.日本復帰(1972年)直前に行われた沖縄県悪性腫瘍実態調査1の結果,全国のどの県よりも沖縄県で高率に発生する癌は肺癌,食道癌,口腔咽頭癌,子宮頸癌,リンパ組織由来腫瘍であり,どの県よりも低い発生率の癌は胃癌であった.肺癌の組織型では扁平上皮癌の占める頻度が50%を超えていた.つまり,沖縄県の癌の特徴は,慢性的刺激に暴露されて扁平上皮化生を起こす粘膜,あるいは防御装置のリンパ系に発生する癌であることから,沖縄県は本土に比べて外界からの刺激がとくに強い地域であることが示唆された.
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高橋典明
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
594-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
今年から始まったミニ特集も4回目になる.Liquid biopsyの意義にはじまり,縦隔鏡,局所麻酔下胸腔鏡と特集されてきた.今までの3題とも検査に関する特集であったため,今回は症候を主題にしようと考えた.気管支内視鏡を行う病態の二大徴候は気道狭窄(閉塞)と出血であろう.そして気道狭窄は昨年から今年のはじめに特集されていたため,今回は気道出血をテーマとした.気道の出血(喀血)は日常しばしば遭遇し,ときに重篤になり得る症候である.そして呼吸器内視鏡を専攻する医師にとっては基本的な症候であり,かつ重視すべき病態と言える.近年,気管支ファイバースコープや胸部画像診断の発展により,各種疾患の診断や治療も進歩してきた.喀血も同様で,気管支動脈塞栓術をはじめとする治療法が普及し,発展してきている.しかし,未だに喀血の原因が不明で特発性出血とかたづけられてしまうことや,出血の治療に難渋することもしばしばある.また,気管支鏡による止血,気管支動脈塞栓術,手術などの適応ならびに方法は施設によりまちまちで,一定の見解に欠けるのが現状である.そこで今回,その喀血についての特集を,喀血のレビューと最近の診断治療技術を紹介していただき,現在の問題点とその解決策についての一考を求めたい.喀血に対する気管支鏡の役割についてを独協医科大学越谷病院の濱島吉男先生にレビューしていただき,診断技術の発展のトピックスとも言えるマルチスライスCTについて福島県立医科大学放射線科の橋本直人先生に執筆していただいた.そして治療面から,気管支動脈塞栓術についてを京都桂病院の岡崎強先生に,手術療法の適応と手技については自治医科大学の遠藤俊輔先生にお願いした.今回のミニ特集から,喀血に対する気管支鏡の位置付けを再認識し,診断および治療に関して検討されている最近の知識を得て,現在の問題点とその解決策についての一考を求めたい.そして今後の日常診療と研究に少しでも役立てていただきたいと思う.
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濱島吉男 , 藤原寛樹
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
595-598
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
喀血は患者のみならず周囲の者にも恐怖や不安を与え,時には患者の生命を脅かすこともある.喀血を来す原因には様々な病態が含まれるため,胸部XPおよびCT,気管支鏡検査によってまず出血部位を確認し,その病因をつきとめることが不可欠である.気管支鏡は血痰および少量喀血の場合には,その診断,処置において重要な役割を果たすが,一方,出血量が多く生命を脅かすような大量出血の場合には,気管支鏡の有用性は殆どなく,止血処置として早急な気管支動脈塞栓術または外科的治療が必要になる.血痰とは下気道からの出血により痰に血液が混入することであり,喀血とは血液そのものを喀出する場合をいう.しかし欧米においては,喀痰中に血液がわずかに縞状混入するか,または5ml以下の血液そのものの喀出を少量喀血とみなし,多量喀血と区別している.1大量喀血の定義に関しては,血液喀出量が200〜1000ml/24時間と文献によって幅広く異なるが,おおよそ400mlの血液が肺胞腔内に存在すると換気障害が生じるとされていることから,多くの研究者は600ml/24時間以上を大量喀血と定義している.
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橋本直人 , 宮崎真 , 本荘浩 , 相沢三七生
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
599-608
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
マルチスライスCT(MSCT)が導入され,約5年が経過しようとしている.シングルスライスCT(SSCT)が体軸方向に多列化された構造であるが,その列数も4列→8列→16列へと商品化し,さらには32,64列という進展も現実のものとなっている.われわれはMSCT導入当初から,呼吸器領域の気管支動脈に注目し撮影を施行している.今回の特集にあたり喀血症例でのMSCTの撮影法と実際に得られる画像について述べていきたい.目的 最新マルチスライスCTを用いた喀血症例での撮影方法や読影にあたっての注目点につきまとめてみたい.使用機種について MSCT:東芝製 Aquilion Multi 4列 1999年7月〜 8列 2002年1月〜 16列 2002年11月〜 自動注入器 根本杏林堂 Dual shot Workstation AMIN ZIO(M900 QUADRA) 当施設放射線部内には,MSCT導入前にはSSCTが3台あり,MSCTの多列化とともに順次4,8,16列MSCTに更新され現在の運用になっている.喀血症例での造影検査は撮影厚,撮影時間などを考慮し,原則現有最多列MSCT(現在は16列)で対応している.
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岡崎強 , 桑原正喜
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
609-613
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
気道出血に対する治療は,原因となる肺疾患や出血量に応じて様々な治療がなされている.少量の出血では,安静臥床,止血剤の投与を行い,原因疾患があればその治療も併せて行う.しかし1回の出血が100ml以上の喀血や,出血により急性呼吸不全が進行する症例では緊急性を要し,その対応に苦慮することも多い.特に1〜2時間で400ml以上の喀血は生命に関わる場合もあり迅速な対応を要求される.喀血に対する治療には,気管支鏡下での止血,気管支動脈塞栓術(bronchial arterial embolization,以下BAEと略す),肺切除があり,適宜治療法が選択される.当科では喀血の治療の第一択にBAEを施行している.1997年から2004年2月までに60例の喀血症例にBAEを施行した.自験例を中心に適応,成績について述べる.対象 1997年11月から2004年2月までに60例にBAEを実施した.男女比の内訳は男41例,女19例で平均年齢は63.68±13.08歳(24歳〜91歳)であった.基礎疾患は気管支拡張症21例,陳旧性肺結核10例,肺癌8例,気管支動脈異常5例,特発性出血4例,アスペルギルス症3例,肺化膿症3例,その他6例(Table1)であった.
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遠藤俊輔 , 手塚憲志 , 長谷川剛 , 佐藤幸夫 , 蘇原泰則
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
614-620
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
大量喀血例は呼吸器疾患に携わる医師にとって瞬時の対応が迫られる状態である.外科治療が致死率を大幅に減少させるのは事実で,救命だけでなく原疾患の治療においても最も確実な手段である.我々の経験や最近の報告を参考に,CTや血管造影所見と病理所見に基づいた各々の手術適応を検討した.我々臨床医はまず救命のための気道確保を行った上で,出血源を同定することが重要である.出血源がCT上,空洞形成していたり,血管造影上多数の流入動脈がみられたり,アスペルギルスを疑わせるような菌球がみられれば,手術療法を考慮する.結核,放線菌,アスペルギルスなどによる壊死性肺炎の所見がCTで疑われた場合,保存的に喀血をコントロールし,原因菌の同定とそれに対する薬物治療を優先させるべきである.肺分画症などの血管奇形は血管造影で診断は容易で,異物による出血は,画像診断が困難で詳細な病歴聴取が診断の決め手となる.どちらも手術を考慮すべきである.近年,抗真菌剤の開発,カテーテルや塞栓材料の開発により,手術に限らず,最適な治療を患者に提供する時代が来ている.そのためには呼吸器系の内科医,外科医及び放射線科医の密接な連携が必要となる.
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高桑修 , 中村敦 , 森田博紀 , 横山多佳子 , 鳥居正芳 , 宇佐美郁治
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
621-624
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
背景.孤立性気管支乳頭腫は気管支良性腫瘍の中で稀な疾患であり,外科的切除が標準治療とされてきた.我々は中間気管支幹に発生した孤立性気管支乳頭腫に対し,内視鏡的に切除した症例を報告する.症例.症例は血痰を主訴とする78歳女性.気管支鏡検査で中間気管支幹に表面不整なポリープ状腫瘍を認め,同部位の生検で腺型乳頭腫と診断した.腫瘍は増大傾向を示し咳嗽も悪化したため,気管支鏡下に高周波スネアを用いて茎部を切除し,高周波凝固子による切断面の焼灼を行った.摘出標本の組織には悪性所見を認めず,切除1ヶ月後の気管支鏡検査で腫瘍の残存を認めなかった.結論.高周波電流を用いた内視鏡下切除術は,気管支乳頭腫に対し有用な治療手段のひとつになると考える.
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菱田智之 , 西村光世 , 塩野知志 , 吉田純司 , 永井完治
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
625-628
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
背景.ハーモニックスカルペル(R)(Ethicon Endo-Surgery,USA)は内視鏡下外科手術で広く用いられている超音波凝固切開装置である.しかし,気管支鏡下の気管腫瘍切除に用いた報告はない.症例.55歳,男性.2年9ヶ月前,喉頭癌(腺様嚢胞癌)により喉頭全摘術を受けている.術後気管再発を来し放射線照射および化学療法が施行されたが,腫瘍の増大による呼吸困難を来し入院となった.胸部CTおよび気管支鏡検査にて下部気管右壁より気管内腔に突出する直径1.5cm大の腫瘤を認めた.入院中呼吸困難が増悪したため,気道確保を目的に緊急内視鏡下切除を行った.静脈麻酔および局所麻酔下に永久気管孔よりハーモニックスカルペル(R)を挿入し腫瘍切除を行った.ハーモニックスカルペル(R)による腫瘍切除は出血の制御が容易で煤煙による呼吸状態の悪化も見られず安全に施行できた.結論.永久気管孔のない場合でも,一時的な気管切開を行うか全身麻酔下に硬性鏡を用いればハーモニックスカルペル(R)の使用は可能である.ハーモニックスカルペル(R)による切除は内視鏡下気管腫瘍切除の1手段になり得ると考えられた.
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中野淳 , 岡本卓 , 亀山耕太郎 , 石川真也 , 黄政龍 , 横見瀬裕保
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
629-632
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
背景.気管切開後に刀鞘型気管軟化症を認めた再発性多発性軟骨炎の1例を経験した.症例.患者は71歳男性.2001年6月頃に原因不明の呼吸不全にて,近医で救命的に気管切開を施行し加療されていた.2001年10月頃には保存的療法で軽快し,気管カニューレを抜去した.鞍鼻および耳介の変形を認め再発性多発性軟骨炎と診断され,プレドニゾロン(PSL)40mg/dayの内服治療が開始された.2003年10月頃から再び呼吸困難感が出現し,精査目的で2003年11月に当院に紹介入院となった.胸部CTで,気管切開部から末梢側に向けて刀鞘型の気管狭窄を認め,石灰化した気管軟骨の断裂を伴っていた.気管支鏡でカニューレ抜去部を中心に刀鞘型の気管狭窄を認め,刀鞘型気管軟化症と診断した.結語.再発性多発性軟骨炎の患者に対する気管切開は,施行後に気管狭窄を生じる可能性があり注意を要する.
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Sakuo Hoshi, Koichiro Tatsumi, Tetsuo Yamaguchi, Yoshihito Yamada, Yuk ...
原稿種別: Article
2004 年 26 巻 7 号 p.
633-638
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
Background. In multiple system atrophy (MSA) patients, a variety of sleep-related respiratory disturbances, including sleep apnea-hypopnea, are frequently manifested. Both nasal continuous positive airway pressure (CPAP) therapy and tracheostomy have been shown to be effective to treat sleep-related breathing disorders in patients with MSA. Case. A 62-year-old man with MSA accompanied by sleep apnea-hypopnea syndrome and marked obesity was admitted because of gradual worsening daytime sleepiness, fatigue and snoring. Arterial blood gas analysis showed hypoxemia and hypercapnia. Laryngoscopy revealed vocal cord abductor paralysis. He was first treated by CPAP therapy. Next, tracheostomy was performed to avoid sudden death due to vocal cord abductor paralysis. Conclusion. CPAP therapy and subsequent tracheostomy gradually improved daytime hypoxia and hypercapnia as well as sleep desaturation, suggesting that oxygen desaturation due to sleep disordered breathing and obesity may partly contribute to the pathogenesis of alveolar hypoventilation in the present case.
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松久隆之 , 森俊之 , 浦田淳夫
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
639-643
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
背景.未分化大細胞型リンパ腫は悪性リンパ腫のうち比較的稀とされている.近年p80NPM/ALKの発現の有無により臨床的特徴が明らかとなった.症例.68歳男性.主訴は咳嗽.胸部レントゲン上,左下肺野に腫瘤影を認めた.2001年1月当院入院し,気管支鏡検査を行い,左上葉支,下葉支は気管支粘膜面が比較的保たれた腫瘍性病変によりほぼ閉塞をきたしていた.同部位の腫瘍生検を行い生検組織の免疫組織化学染色によって,p80NPM/ALK陰性anaplastic large cell lymphoma(以下ALCLと略す)の診断を得た.結論.本症例はp80NPM/ALK陰性ALCLの気管支病変を観察しえた稀な症例であった.Anaplastic large cell lymphoma(以下ALCLと略す)は1985年にSteinらがKi-1/CD30陽性で組織像,増殖および抗原発現様式に類似性を示すリンパ腫として最初に報告したもので,1現在悪性リンパ腫のTおよびNK細胞腫瘍に分類され,比較的稀とされている.本症例は縦隔内に巨大な腫瘤をきたし,一部気管支内に突出していたため気管支鏡にて病変を観察可能で,気管支鏡直視下腫瘍生検によりp80NPM/ALK陰性ALCL(T cell type)と診断しえたため,興味深い1例と考え報告する.
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稲毛芳永 , 角昌晃 , 山本達生 , 石川成美 , 鬼塚正孝
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
644-648
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
背景.気管支に発生する扁平上皮癌の中でも,気管支壁に沿って平坦に進展しながら胸部単純X線上索状影を呈する微小浸潤癌は稀である.症例.75歳,男性.検診で胸部異常陰影を指摘され来院.胸部単純X線では左下肺野に縦走する索状影を,CTでは左肺S10に5.0×1.0×1.0cmの陰影を認めた.擦過細胞診によりClassV,非小細胞肺癌と診断され,左肺下葉切除術(ND2a)を施行した.切除標本では,左B10biiから末梢に及ぶ長さ2.5cmの気管支壁に沿って平坦に進展する微小浸潤扁平上皮癌を認めた.癌の存在するB10biiおよびB10biiβは開存していたものの内腔は狭窄しており,その末梢に発生した限局性の肺炎とそれに伴う炎症性肉芽組織により索状影が形成されたと考えられた.リンパ節転移はなく,術後病理病期はpT1N0M0 StageIAであった.結論.胸部単純X線で肺野末梢の索状影を認めた場合には,IV次以下の気管支発生の微小浸潤扁平上皮癌も考慮し,慎重な内視鏡的観察に努める必要がある.
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新美岳 , 前田浩義 , 服部典子 , 阿知和宏行 , 別所祐次 , 小栗鉄也 , 村松秀樹 , 佐藤滋樹
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
649-653
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
症例.53歳,男性.主訴は発熱,咳嗽,血痰.以前に他院にて肺アスペルギローマと診断され抗真菌剤の投与を受けたことがある.今回左上葉肺尖部に菌球と思われる陰影を認めるとともに,左肺の浸潤影も認められた.喀痰培養よりアスペルギルスが陽性であった.気管支鏡所見では気管支内に粘膜の浮腫様所見とともに白苔を認め生検にて好酸球の浸潤を伴う肉芽組織を認めたが真菌は認めなかった.抗真菌剤とステロイドの投与を行い臨床所見は改善を認めた.結論.本症例は肺アスペルギローマにアレルギー性気管支肺アスペルギルス症がオーバーラップした病態が考えられた.アレルギー性気管支肺アスペルギルス症(allergic bronchopulmonary aspergillosis:ABPA)は真菌類であるアスペルギルスによりアレルギー反応が惹起され喘息を引き起こす疾患として認知されている.従来Rosenbergらの診断基準が臨床的に用いられステロイド投与を主体とした治療が推奨されている.
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井川聡 , 高田信和 , 横場正典 , 矢内原智子 , 今崎貴生 , 三藤久 , 久保田勝 , 片桐真人 , 小林弘祐 , 矢那瀬信雄 , ...
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
654-658
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
背景.脊椎側彎症に対する脊椎前方矯正固定術後,脊椎固定器具による気管支狭窄のため,呼吸機能が低下した症例を経験した.症例.17歳男性.乳児期より先天性ミオパチーと診断され,7歳時より脊椎側彎症を指摘されていた.16歳時に脊椎側彎症に対する脊椎前方矯正固定術を施行されるが,術後,約1ヶ月後に胸部レントゲン写真にて右中下葉の無気肺が出現.肺活量の低下と低酸素血症,高炭酸ガス血症の増悪を認めた.CTおよび気管支鏡検査により脊椎固定器具(Kaneda Anterior Scoliosis System:KASS)による壁外性の圧迫による気管支狭窄および無気肺と診断.II型呼吸不全の増悪に対し,非侵襲的陽圧換気(non-invasive positive pressure ventilation:NPPV)を開始し退院した.結論.脊椎前方固定術後に脊椎固定器具による気管支の圧迫のため無気肺をきたした報告例は我々が調べたかぎり現在までない.脊椎側彎症の手術の適応において基礎疾患と呼吸機能を考慮することが重要である.
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前田修作 , 有田健一 , 森谷知恵 , 秋田慎 , 三戸晶子 , 塩見桂史 , 駄賀晴子 , 大橋信之
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
659-662
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
背景.高齢者では気道異物の診断は困難な場合がある.症例.血痰,喀血,発作性呼吸困難を主訴とする83歳,男性.心不全を疑われて入院となった.胸部CT検査や気管支鏡検査でPTP包装カプセルによる気管支異物を確認し摘出した.気道異物は患者の自覚なく生じ得る.診断には気道異物を念頭に置くことが大切である.PTP包装薬剤の誤嚥では気道出血など合併症発症の危険性も無視できない.結語.原因不明の血痰,喀血や呼吸困難に対しては気道異物の可能性も考えて気管支鏡検査を考慮する必要がある.服薬指導においては薬理作用にかたよることなく,服薬動作についても指導するべきである.気道内異物は咀嚼,嚥下機能や咳反射が不十分な幼少児期とともに1,高齢者や薬物,アルコール,外傷などで意識障害をきたした成人にも発症が認められる.3病態はさまざまで,比較的小さい異物が末梢気道に嵌頓したために気管支炎などと誤診され,年単位の時間にわたって放置されるものがある一方で,気道が閉塞状態になることで急速に危険な状態を招くこともある.
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植島 久雄
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
663-666
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
胸水貯留例の診断に際して,従来から胸腔穿刺による胸水検査と経皮的胸膜生検が行われてきた.経皮的胸膜生検はベッドサイドで手軽にできる反面,病変は必ずしも胸膜全面に存在するとは限らないため高い診断率を得ることができない.逆に全身麻酔下胸腔鏡検査は高い診断率が得られるが全身麻酔下片肺換気を必要とするなど内科医にとって容易に施行できる検査ではない.局所麻酔下胸腔鏡検査は1979年Oldenburgらによってその有用性が示されたことに始まるが,1当時は硬性胸腔鏡を用いていたため視野が限定されるなど問題点も多かった.近年,先端のみがフレキシブルな細径胸腔ビデオスコープが開発市販され,局所麻酔下でも充分な視野が得られるようになり,内科医単独で安全に胸腔鏡検査が行えるようになってきた.ここでは内科医が行う局所麻酔下胸腔鏡検査に関してその適応,基本的手技,有用性,合併症について述べる.
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多田 弘人
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
667-670
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
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近年,肺癌の罹患率は急速に増加してきており,その経過中に気道狭窄を生じることはしばしば経験される.また,食道癌などでも気道狭窄を来すことがある.これら気道狭窄は,様々な呼吸器症状を惹起しquality of life(QOL)を低下させる.最近のビデオ装置の進歩とともに,硬性気管支鏡や軟性気管支鏡の技術が向上してきた.それと共に,QOLの改善を目指した様々な治療法が行われるようになってきた.新しいレーザーやステントが開発され,多くの施設で気道狭窄に対する治療が行われるようになった.今回は,気道狭窄に対する治療の適応と方法について述べる.診断と対象 上部気道狭窄の診断は,症状から容易に診断可能である.厳密に証明されてはいないが,粘膜面が保たれている場合と粘膜面が肉芽組織や腫瘍組織に置き換わっている場合では気体の流れは異なる.粘膜面が保たれている場合には,極度に狭窄が進行しない限り狭窄症状が現れにくく,逆に粘膜面が消失している場合は狭窄の割に症状が先行しやすい.また,体位によって症状は変化し,仰臥位をとると狭窄症状は強くなることが多い.
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気管支鏡安全対策委員会
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
671-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
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事例11 気管支鏡下生検で気管支腔内リンパ漏を発症した1例 41歳女性.前縦隔から後縦隔に至る縦隔海綿状リンパ管腫に乳び心嚢水貯留を合併した症例である.胸部圧迫感ならびに心タンポナーデ解除目的で,胸骨正中切開下前縦隔部腫瘍の可及的切除と心嚢開窓術を行った.術後は圧迫感が解除され,心嚢水の再貯留も無かった.術後3ヶ月頃から,やや白色がかった透明な喀痰の増加があり再来した.胸部写真にて両肺に網状影の出現を見たが,CTで残存腫瘍の増大や心嚢水の再貯留は無かった.そこで喀痰増加の原因精査を目的に気管支鏡検査を行った.可視範囲内の粘膜が浮腫状の変化を呈しており,それによって各気管支分岐部の鈍化を認めた.組織学的検索を目的に,上区と舌区の鈍化した分岐部から生検を行った.生検直後,粘膜欠損部から大量の透明な液体流出を認め,リンパ漏を発症した.可及的にリンパ液を吸引するも流出は持続,気管支鏡での吸引を止めると,流出量が多いため自己喀出も困難な状況に陥った.SpO_2は60%まで低下,肺内リンパ液大量貯留による急性呼吸不全と診断し緊急入院とした.左肺から流出したリンパ液が対側へ流れこまない様,ユニベントチューブを使用して右肺への片肺挿管人工呼吸管理を行った.リンパ漏発症後10日目に気管支鏡で生検部が上皮化しリンパ液の流出がないことを確認し抜管し,独歩退院した.本例は,残存肺門縦隔リンパ管腫が,肺内リンパ流出路を遮断し,肺内にうっ滞したリンパ液が粘膜破綻部から気管支腔内へ流出したものと考えられる.<教訓> 非常に珍しい経験である.リンパ漏のその後の経過などは今後同様の経験をした時に非常に参考になると思われる.
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堀越 理紀, 菅原 俊一, 吉川 素子, 猪岡 望, 小林 隆夫, 本田 芳宏
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
672-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
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石田 卓, 関根 聡子, 大島 謙吾, 佐藤 俊, 上北 久美, 室井 美穂, 井上 恵一, 渡邉 香奈, 菅原 綾, 金澤 賢也, 齋藤 ...
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
672-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
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高橋 博人, 千田 雅之, 須田 秀一, 竹内 亮子, 宗像 香恵, 津田 泰成, 吉田 浩幸, 松浦 圭文, 小林 龍一郎, 太田 保世
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
672-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
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似内 郊雄, 毛利 孝, 吉田 浩子, 山内 広平, 井上 洋西, 中村 隆二, 江原 茂
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
672-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
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佐藤 俊, 井上 恵一, 関根 聡子, 大島 謙吾, 上北 久美, 室井 美穂, 渡邉 香奈, 菅原 綾, 金澤 賢也, 齋藤 純平, 石田 ...
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
672-673
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
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津田 泰成, 竹内 亮子, 宗像 香恵, 吉田 浩幸, 松浦 圭文, 小林 龍一郎, 太田 保世, 高橋 博人, 千田 雅之, 須田 秀一
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
673-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
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三木 誠, 永野 千代子, 遠藤 尚文, 遠藤 千顕
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
673-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
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岸本 晃司, 佐藤 伸之, 坪地 宏嘉, 蝦名 昭男, 今井 督, 井上 茂章, 金澤 浩介, 貝森 光大
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
673-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
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土山 哲生, 高田 誠一, 内藤 博道, 上妻 和夫, 絹脇 悦生
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
674-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
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辻 博治, 稲村 幸雄, 寺田 隆介, 宮下 光世, 木下 明敏, 大角 光彦, 川畑 茂, 佐々木 英祐, 伊東 正博
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
674-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
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塚本 敏徳, 荒木 貢士
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
674-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
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浦本 秀志, 山縣 春彦
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
674-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
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岸 裕人, 山中 徹, 岡本 勇, 松本 充博, 興梠 博次, 菅守 隆, 佐々木 裕
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
674-675
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
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濱中 和嘉子, 佐藤 啓介, 田中 研次, 内藤 雅康, 山口 良介, 江夏 総太郎, 三好 立, 平塚 昌文, 山本 聡, 白石 武史, ...
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
675-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
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安藤 俊二, 木野内 林太郎, 黒田 芳信, 門田 淳一, 那須 勝, 加島 健司
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
675-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
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井上 祐一, 佐伯 幸子, 澤井 豊光, 生田 安司, 君野 孝二, 中島 正弘, 岸川 正大, 早田 宏, 河野 茂
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
675-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
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平井 文子, 花桐 武志, 黒田 耕志, 後藤 さよ子, 中川 誠, 小野 憲司, 菅谷 将一, 浦本 秀隆, 吉松 隆, 森田 勝, 杉尾 ...
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
675-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
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山本 太郎, 森 孝志, 福田 千絵子, 東 賢次, 野満 郁, 高井 英二
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
675-676
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
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山口 良介, 佐藤 啓介, 内藤 雅康, 田中 研次, 三好 立, 平塚 昌文, 山本 聡, 白石 武史, 岩崎 昭憲, 白日高 歩, 清水 ...
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
676-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
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山崎 直哉, 内山 貴堯, 山岡 憲夫, 白藤 智之, 阿南 健太郎, 錦 耕平, 山田 卓史, 多田 誠一郎, 簗取 誠
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
676-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
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森 一郎, 牛島 淳, 田中 智樹, 丸山 正子, 榮達 智, 丸塚 孝, 平田 奈穂美, 最勝寺 哲志, 吉永 健, 北岡 光彦
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
676-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
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中田 哲夫, 赤嶺 晋治, 田川 努, 中村 昭博, 土谷 智史, 飛永 修一, 永安 武, 川添 薫, 山吉 隆友, 井上 征雄, 伊藤 ...
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
676-677
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
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藤田 昌樹, 猪島 一朗, 前山 隆茂, 中西 洋一
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
677-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
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西川 仁士, 小野 憲司, 菅谷 将一, 浦本 秀隆, 吉松 隆, 花桐 武志, 森田 勝, 杉尾 賢二, 安元 公正
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 7 号 p.
677-
発行日: 2004/11/25
公開日: 2016/10/15
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