老年歯科医学
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20 巻, 2 号
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
  • 稲葉 繁
    2005 年 20 巻 2 号 p. 105
    発行日: 2005/09/30
    公開日: 2011/12/05
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  • アルフォンス デーケン
    2005 年 20 巻 2 号 p. 107-112
    発行日: 2005/09/30
    公開日: 2011/12/05
    ジャーナル フリー
  • 辻 一郎
    2005 年 20 巻 2 号 p. 113-118
    発行日: 2005/09/30
    公開日: 2011/12/05
    ジャーナル フリー
  • 葛谷 雅文
    2005 年 20 巻 2 号 p. 119-123
    発行日: 2005/09/30
    公開日: 2014/02/26
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  • 上田 貴之, 大神 浩一郎, 櫻井 薫
    2005 年 20 巻 2 号 p. 124-127
    発行日: 2005/09/30
    公開日: 2011/12/05
    ジャーナル フリー
    多発性脳梗塞の後遺症により運動障害性構音障害を発症した58歳の上顎無歯顎の男性に対し, 軟口蓋挙上装置 (PLP) に舌接触補助床 (PAP) の機能を併せ持つ総義歯型の装置を用いたリハビリテーションを計画した。
    一般に無歯顎者では, 装置の維持が難しいことからPLPの適応外とされている。そこで, 筋圧形成印象により吸着力を, 全面にスペーサーを置いた各個トレーにて無圧的にウォッシュインプレッションを行うことで接着力を向上させるように印象採得を行って総義歯を製作したものの, 完成した総義歯に軟口蓋挙上子を組み込むと後縁封鎖が破綻し, 装置の維持ができなかった。そこで, 粘着剤に分類される粉末状の義歯安定剤を応用したところ維持良好となり, 装置を用いたリハビリテーションが可能となった。6ヵ月間の使用により十分なリハビリテーション効果が得られたことから, 装置の使用を終了した。
  • 小石 同亮, 柿本 和俊, 岡崎 定司, 小正 裕
    2005 年 20 巻 2 号 p. 128-134
    発行日: 2005/09/30
    公開日: 2014/02/26
    ジャーナル フリー
    総人口における65歳以上の割合は増加しつつある。これに伴い歯科医療機関を訪れる高齢者の割合は高くなると考えられるが, 歯科医療機関に対する高齢者の来院動態に関する統計は見られない。そこで, 大阪歯科大学附属病院高齢者歯科へ平成9年9月17日から平成15年5月31日までの間に来院した新来患者および, 予約外再来患者 (初診医対応患者) について臨床統計的観察を行い, 以下の結果を得た。なお, 高齢者歯科が担当しているのは, 大阪歯科大学附属病院に来院した患者のなかで, 新来時に一般歯科診療を希望する70歳以上の患者, 上下顎無歯顎患者および当科医員への紹介患者である。
    調査期間中, 初診医対応患者は6, 057人で男性2, 501人, 女性3, 556人であった。平成14年12月を中心とする1年間の1日あたりの平均患者数は6.0人であり, 平成10年3月を中心とする1年間の1日あたりの平均患者数である3.1人の約2倍であった。また, 義歯の修理もしくは調整を希望して来院した患者数は調査期間中, 急激に増加していた。気温, 天気および不快指数は患者数にあまり影響しなかった。
    以上のことから, 本医院に来院した初診医対応患者の総数は増加し続けている。したがって, 医療従事者は高齢患者への対応を十分に備えてなければならないと考えられる。
  • ADL値と嚥下機能問診票を用いて
    岡村 真, 平田 尚秀, 宮田 敏生, 森山 博史, 沢田 好章, 高瀬 俊幸
    2005 年 20 巻 2 号 p. 135-139
    発行日: 2005/09/30
    公開日: 2014/02/26
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    豊中市歯科医師会は, 行政と連携して在宅歯科治療を行ってきたが, これまで安全な往診治療を行うために, 危険予知の方法として, 嚥下機能問診票を作成し用いてきた。
    今回は歯科治療の効果判定をするために, この嚥下機能問診票を用いて歯科治療後の患者の食生活の変化を調べ, あわせてADL値の変化も調べた。治療前後で聞き取り調査のできた患者は23名で, 男性9名, 女性14名であった。年齢は, 70歳から97歳であり, 主要疾患は, 心疾患14名, 脳血管疾患7名, 骨疾患6名, 糖尿病4名, 等であり, 歯科治療の内容は, 欠損補綴20名, 歯冠修復8名, 歯周治療4名, 口腔外科処置3名であった。
    対象患者が寝たきりの高齢者であるため, 処置前診査と処置後調査の期間に全身状態に変化があると思われたので, ADL値を利用してそれを把握した上で, 摂食機能がどう変化したのかを判定した。
    その結果ADL値は必ずしも摂食機能と連動しないと考えられた。また術前のADL値によって患者を三つのグループに分けたところ, 術前ADL値の低い患者では, 歯科治療と摂食機能の変化にはあまり関連が認められず, 術前ADL値の中程度の患者で, はっきりとした歯科治療による摂食機能の改善が認められた。また術前ADL値の高い患者では, 治療効果が出にくいことがわかった。
    今回の調査をふまえて, 我々は歯科治療による口腔機能全般の変化をさらに簡便で明確に評価できる問診票を作成した。今後はこの問診票をもとに, 本研究をさらに進めてゆきたいと考えている。
  • 岩佐 康行
    2005 年 20 巻 2 号 p. 140-145
    発行日: 2005/09/30
    公開日: 2011/12/05
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  • 横田 富美子, 高橋 郁子, 田村 昭美
    2005 年 20 巻 2 号 p. 146-149
    発行日: 2005/09/30
    公開日: 2014/02/26
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  • 藤田 尚
    2005 年 20 巻 2 号 p. 150-153
    発行日: 2005/09/30
    公開日: 2014/02/26
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