微視的混合効果の1つの目安になるDanckwertsの定義したDegree of segregation
Jを槽列模型, 二段直列模型, 二段並列模型を用いた微視的混合模型に対し具体的に考察し, その一般式を誘導した。
また, S. A. Leshawの提案するaccumulator模型を拡張し, 既応の模型を総括的に示している西村らの二環境模型との比較検討を行なった。次に, これらの微視的混合模型を用いて, 微視的混合の影響があると考えられる高粘度重合系の典型的モデル反応としてNylon 66塩の縮重合反応をとりあげ, 平均重合度を試算することにより, 微視的混合の影響を調べ, 実験的検証の準備とした。
抄録全体を表示