ビタミン

各種疾患における血中ビタミンD代謝物の測定 : 特に血中1,25-Dihydroxyvitamin D濃度について

山本逸雄, 滋野長平, 日野恵, 青木純, 北村暢康, 曽根照喜, 土光茂治, 福永仁夫, 森田陸司, 鳥塚莞爾

原稿種別: 本文
1987 年 61 巻 1 号 p. 1-12
発行日: 1987/01/25
公開日: 2018/03/16

DOIhttps://doi.org/10.20632/vso.61.1_1

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Circulating 25-0H-D and 1,25-(OH)_2-D were measured in a variety of diseases. In patients with primary hyperparathyroidism and pregnant women, serum 1,25-(OH)_2-D was elevated, while it was suppressed in patients with hyperthyroidism, chronic renal failure, hYPoparathyroidism, hypophosphatemic osteomalacia, Fanconi syndrome, renal tubular acidosis, tumor-induced osteomalacia, liver cirrhosis, hepatoma, and primary biliary cirrhosis. In patients with osteoporosis, and type II diabetes mellitus, serum 1,25-(OH)_2-D was slightly suppressed within the normal range. Circulating 1,25-(OH)_2-D scattered in the normal range in patients with sarcoidosis and calcitonin excess status. Thus, clinical data of circulating vitamin D metabolites measurement were presented and their evaluation was discussed.

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ラットにおけるニコチン酸とdl-α-トコフェリルニコチネートのニコチン酸分子の代謝の比較

柴田克己, 田中和美, 岩井和夫

原稿種別: 本文
1987 年 61 巻 1 号 p. 13-20
発行日: 1987/01/25
公開日: 2018/03/16

DOIhttps://doi.org/10.20632/vso.61.1_13

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ラットを用いてdl-Toc-nicのニコチネート分子の代謝を遊離のNiA代謝と比較した.(1)NiA欠,Trp制限食に0.065%のToc-nicを添加した飼料を投与した幼若ラットの成長を14日間,0.015%のNiAと0.05%のdl-α-Tocを添加した飼料を投与した幼若ラットの成長と比較した結果,両群とも全く同じ成長を示し,Toc-nicがNiAとして利用されていることが見出された.15日目から両群ともNiA欠,Trp制限食に切り変えた結果,あらかじめToc-nic添加食を投与しておいた群の成長の方が,あらかじめNiA添加食を投与しておいた群よりも高くなった.NiAもしくはToc-nic添加食を投与中の尿中へのナイアシンおよびMNAの各排推量は,NiA添加食群の方がToc-nic添加食群よりも高かった.(2)20%カゼイン食に大量のToc-nic(O.5%)を添加した飼料を幼若ラットに投与したが,その成長は20%カゼイン食投与ラットおよび0.11% NiAと0.39%のdl-α-Tocを含む20%カゼイン食投与ラットと同じであった.Toc-nic含有食投与により,肝臓,腎臓および血液中のNAD含量は,20%カゼイン食群よりも高い値を示したが,NiA含有食投与群よりも低い値であった.尿中へのナイアシン,MNA,N^1-メチル-2-ピリドン-5-カルボキサミドおよびニコチヌル酸の各排泄量はToc-nic添加により上昇したが,NiA添加よりもその上昇量は低く,これらの上昇量の比率(Toc-nic添加による上昇/NiA添加による上昇)は,各々1/8.6,1/4.6,1/3.1および1/16.1であった.これらの結果はToc-nicのニコチネート分子の代謝回転速度はNiAよりも遅いものの,Toc-nicの体内保持能力はNiAよりも高いことを示している.

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ビタミンB_6と染色体

沢木〓二

原稿種別: 本文
1987 年 61 巻 1 号 p. 21-22
発行日: 1987/01/25
公開日: 2018/03/16

DOIhttps://doi.org/10.20632/vso.61.1_21

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アスコルビン酸-モノデヒドロアスコルビン酸の酸化還元系

重岡成

原稿種別: 本文
1987 年 61 巻 1 号 p. 23-24
発行日: 1987/01/25
公開日: 2018/03/16

DOIhttps://doi.org/10.20632/vso.61.1_23

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リボフラビン欠乏と葉酸代謝

小野繁, 清水新司

原稿種別: 本文
1987 年 61 巻 1 号 p. 24-25
発行日: 1987/01/25
公開日: 2018/03/16

DOIhttps://doi.org/10.20632/vso.61.1_24

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ピリドキサールリン酸誘導体によるタンパク質のヌクレオチド結合部位の親和標識

多賀谷光男

原稿種別: 本文
1987 年 61 巻 1 号 p. 25-27
発行日: 1987/01/25
公開日: 2018/03/16

DOIhttps://doi.org/10.20632/vso.61.1_25

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含セレン酵素のセレノシステイン残基のコードはオパール終止コドンである

田中英彦

原稿種別: 本文
1987 年 61 巻 1 号 p. 27-28
発行日: 1987/01/25
公開日: 2018/03/16

DOIhttps://doi.org/10.20632/vso.61.1_27

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