ビタミン

In order to examine the possible role of vitamin E on the modulation of macrophages, we investigated the effects of vitamin E on rat peritoneal macrophages, T-kininogen, and O^-_2 and PGE_2 productions in macrophages. Intraperitoneal injections of vitamin E for 6 successive days resulted in significant increase of peritoneal macrophages and plasma T-kininogen. The macrophages isolated from vitamin E-treated rats, containing extremely high level of α-tocopherol, showed less O^-_2 and PGE_2 productions by the stimulation with PMA or calcium ionophore A23187 as compared to those of control macrophages. By measuring protein kinase C, phospholipase A_2, cyclooxygenase and intracellular calcium ion, we discussed the mechanism by which vitamin E inhibits both O^-_2 and PGE_2 productions in macrophages.

抄録全体を表示

国民のE栄養状態を把握することは、国民栄養上の問題点を解明するのに重要ではあるが、現状では未だ明らかにされていない。しかし、社会構造が複雑化して食生活に影響を与える要因も多く、食生活を巡る情勢が著しく変動し、その変動巾も大きいため適切な食品類別E荷重平均成分表を作成することは困難である。そのため、このような背景のもとでは、暫定的なものしか作製できないが、それでもその意義は大きいと考え試作を試みた。過去の栄養調査においては、調査年度と調査要因によっては食品を97-84,19種の食品群として類別をしていることから84と19種の食品群に群別した表を作製した。この表を用いることにより国民のE摂取量の推定・E栄養状態の判定が可能となり、それによって栄養調査の摂取動向を考慮して、国民栄養上の問題の解明、将来の栄養行政の方向づけとなることが期待できると思う。また、ひいては個人の栄養評価の推定が可能となり、現在の歪んだ食生活の改善・栄養指導に役に立つと考えられることから、その活用が望まれる。

抄録全体を表示

抄録を表示する抄録を非表示にする

昭和43年〜63年度までの21年間の栄養調査成積より計算した各年次における1日の摂取量とそれに対する各食品類別の寄与率の年次推移について調査した。この調査期間中の1日当たりのE摂取量はほぼ9.4mgで、調査年次の違いによる変動は余り大きなものではなかった。各食品類別の摂取量は年次による違いが見られたが、調査時期の違いが一因であることが推定された。1日のE摂取量に対する各食品類別の寄与率は、各調査年次ともに油脂類が第1位であり、次いで魚介類であった。穀類は昭和47年までは第3位の寄与率を占めていたが、昭和56年に緑黄色野菜類と入れ代わり以降は第4位となった。菓子類の摂取量は昭和47年をピークに年々減少し、代償的に緑黄色野菜類が増えていた。国民一人当たりの平均値で見ると、調査期間中のE摂取量値は成人男子のE目標摂取量を上回っていた。しかし、国民個々人については、他の栄養素の栄養所要量に対する充足分布調査をみると過不足状態のものも少なくないことが指摘されている。E栄養についても不足状態のものも少なくないことが推測され、食生活の改善・栄養指導の必要なものもいることが推定されることから今後検討が急がれる。

抄録全体を表示

PDF形式でダウンロード (697K)

Annual Changes of vitamin E intake per capita per day were calculated on the basis of the results of the National nutrition survey from 1983 to 1988 using the Weighted average tables of vitamin E in foods, previously reported. In addition, the investigation were proposed to be Clarified the influenced factors on vitamin E intake, such as food life, family members and enviromental factors. The mean values of the daily vitamin allowance of vitamin E which has been revised in 1989 by the Committee for Nutrition Allowances in Japan. Analysis of food life, family size, and enviromental factors, with respected to vitamin E intake, showed that intake of protein, fats/oils and energy reflected to the daily vitamin E intake. Individually, many persons who intook undesirable balanced diets, also took small amount of vitamin E diet. From this survey it is cleared that nutritional guidance to improve vitamin E status will be required for the persons with unbalanced diets

抄録全体を表示

J-STAGEへの登録はこちら（無料）