日本地震工学会論文集
Online ISSN : 1884-6246
ISSN-L : 1884-6246
16 巻, 6 号
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論文
  • 能島 暢呂, 高島 拓也
    2016 年 16 巻 6 号 p. 6_1-6_15
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/05/26
    ジャーナル フリー
    地震動の正規化累積パワーに基づくSR(Significant/Relative)継続時間は、その算出過程において振幅レベルが全パワーに対して相対化されるため、対応する振幅レベルは明らかではない。本研究は、SR継続時間に相当する等価振幅レベルを求めて、最大振幅に対して相対化する方法を提案し、その一般的特性を分析したものである。具体的には、任意の閾値に対するUA(Uniform/Absolute)継続時間およびBA(Bracketed/Absolute)継続時間を求めたTD(Threshold-Duration)曲線を定義し、SR継続時間に対応する閾値をTD曲線から逆算して等価振幅レベルとする。1996~2013年に発生した35地震の強震記録を対象として、水平・上下の3成分合成の累積パワー5~95%および5~75%に相当するSR継続時間D5-95およびD5-75 を求めて分析を行った。その結果、UA継続時間を用いると、D5-95 および D5-75 は、計測震度よりそれぞれ平均的に1.5および0.9程度低い振幅レベル(最大加速度に対する振幅比で17%および35%程度)の継続時間に相当する振幅レベルであることが明らかとなった。
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