巻号一覧
53 巻, February 号
選択された号の論文の3件中1～3を表示しています
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原著
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高橋 直子, 細井 温, 松倉 満, 布川 雅雄, 窪田 博2013 年 53 巻 February 号 p. 23-28
発行日: 2013/02/10
公開日: 2013/02/10
ジャーナル オープンアクセス要 旨：深部静脈血栓症(DVT)発症後の再疎通における腸骨静脈圧迫の影響について検討した。左腸骨静脈に血栓を有するDVT症例29症例を対象として，腸骨静脈圧迫の有無により性別，血栓部位，血栓溶解程度の相違について検討した。29例中21例に腸骨静脈圧迫を認め，その頻度は女性で有意に高かった。また腸骨静脈に圧迫を認めた症例では再疎通率が有意に低く，本病態が血栓溶解過程に関与しているものと推察された。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1701K)
症例報告
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山口 高広, 松田 成人2013 年 53 巻 February 号 p. 29-32
発行日: 2013/02/10
公開日: 2013/02/10
ジャーナル オープンアクセス要 旨：血清腫はexpanded polytetrafluoroethylene人工血管を用いたグラフト内シャントに発生する合併症の1つとして知られており，さまざまな治療方法が行われては再発し，しばしば治療に難渋することがある。われわれは，前腕グラフト内シャント作成後2週間に発生した血清腫に対して血清の漏出を止める治療を行ったが，感染を合併したためにグラフトを抜去，新たに上腕グラフト内シャントを作成したが，約3カ月後に再び血清腫を合併し，ポリウレタングラフトによる人工血管部分置換術を施行した症例を経験したので，グラフト血流量の変化の観点から若干の文献的考察を加えて報告する。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1862K) -
中村 明浩, 阿部 秋代, 加賀谷 祐太, 神津 克也, 佐藤 謙二郎, 中嶋 壮太, 福井 重文, 遠藤 秀晃, 高橋 徹, 野崎 英二, ...2013 年 53 巻 February 号 p. 33-38
発行日: 2013/02/10
公開日: 2013/02/10
ジャーナル オープンアクセス要 旨：症例は72歳，男性。左下肢の安静時痛および潰瘍の重症虚血肢で大動脈弁狭窄症も指摘されたが，人工弁への感染リスクから手術は困難と判断された。このため，血管内治療を施行し潰瘍の改善後に大動脈弁置換術が施行された。本症例においては，大動脈弁置換術の施行の有無が予後を規定し，血管内治療が患者の生命予後に寄与したと考えられた。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1207K)
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