血管内皮機能の障害は動脈硬化の初期症状の一つであるため,その機能を簡便かつ定量的に評価する技術の開発が求められている。われわれはオシロメトリック法の原理を応用し,血管内皮機能を非侵襲的に評価可能な新技術ezFMD(enclosed zone Flow-Mediated Dilation)を開発した。本稿では,ezFMDの計測原理,計測プロトコール,ezFMDを用いた血管内皮機能評価例について紹介する。
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