巻号一覧
55 巻, 11 号
選択された号の論文の3件中1～3を表示しています
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原著
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田中 みどり, 菅原 基晃, 小笠原 康夫, 仁木 清美, 梶谷 文彦2015 年 55 巻 11 号 p. 185-190
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/11
ジャーナル オープンアクセス要旨：目的：2 週間の高強度トレッドミル運動で起こる動脈の圧力－ひずみ弾性率Ep およびスティッフネス・パラメータβ の変化を測定する。方法：健康若年成人26 名を対象とした。運動開始前安静状態で，Ep およびβ を測定した。PeakVO2 の70％強度で30 分/日の運動を2 週間行い運動前と同様の計測を行った。結果：運動前後で脈圧に有意の変化はなかったが，血管の直径変化率は有意に増加し，Ep とβ は有意に低下した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (802K) -
斉藤 隆之, 辻 太一, 後藤 美佳, 沼田 幸英, 浅野 喜澄, 梶口 雅弘, 原田 光徳, 杢野 晋司, 山中 雄二2015 年 55 巻 11 号 p. 191-196
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/11
ジャーナル オープンアクセス要旨：過去8 年間に当院で孤立性上腸間膜動脈解離を21 例経験した。急性解離が19 例で慢性期の診断が2 例。発症4 カ月後に腹部アンギーナで紹介された慢性期の1 例に血管内治療を行ったが，その他の20 例はすべて保存的治療のみで軽快した。血栓化偽腔により真腔が閉塞していてもSMA 近位部のshort segment の閉塞であれば側副血行や早期の順行性血流の再開により腸管虚血が回避でき，保存的治療が可能であった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (841K)
症例報告
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寺崎 宏明, 岩井 武尚, 佐藤 彰治, 久米 博子, 奥村 直子, 藤原 睦憲, 伊藤 栄作, 江石 義信2015 年 55 巻 11 号 p. 197-201
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/11
ジャーナル オープンアクセス要旨：症例は27 歳女性，誘因もなく右前腕の腫瘤を自覚したため受診した。右前腕近位に可動性良好で境界明瞭な鶏卵大の拍動性腫瘤を認めた。超音波検査では上腕動脈周囲に低－等エコーを示し一部上腕動脈内へ突出する腫瘤像を認めた。上腕動脈原発の腫瘍と診断し右上腕動脈部分切除，大伏在静脈置換術施行された。病理組織学的検査では類上皮血管腫という診断であった。術後3 年でグラフトは良好に開存しており再発もなく経過している。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1061K)
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