巻号一覧
55 巻, 4 号
選択された号の論文の3件中1～3を表示しています
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原著
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石垣 隆弘, 松田 均, 川崎 竜太, 木下 めぐ美, 幸田 陽次郎, 立石 直毅, 谷 一宏, 酒井 麻里, 邉見 宗一郎, 大村 篤史, ...2015 年 55 巻 4 号 p. 59-64
発行日: 2015年
公開日: 2015/05/10
ジャーナル オープンアクセス要旨：亜急性期および慢性期のB 型大動脈解離10 例（偽腔開存型8 例，ULP 型2 例）に対してエントリー閉鎖を目的としたTEVAR を施行した。7 例で頸部動脈バイパス術を併施した。エントリー閉鎖は全症例で3 カ月以内に得られ，脊髄麻痺を認めた症例はなかったが，1 例で術後37 日目に逆行性A 型解離に対して弓部置換術を施行した。術後，完全な偽腔の血栓化は得られていないが，偽腔径の縮小，真腔径の拡大を認めている。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1128K)
症例報告
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諏訪 秀明, 辻 明宏, 福井 重文, 大郷 剛, 安田 聡, 小川 久雄, 中西 宣文2015 年 55 巻 4 号 p. 65-70
発行日: 2015年
公開日: 2015/05/10
ジャーナル オープンアクセス要旨：51 歳女性。10 日前からの労作時呼吸困難を主訴に他院入院。心エコーにて右心負荷と三尖弁に付着する可動性血栓像を認め，胸部造影CT 上両側主肺動脈に巨大血栓像あり，右心内血栓を伴う急性亜広範型肺血栓塞栓症の診断にて当院へ転院。心エコー下に血栓溶解療療法を行い，投与開始後22 分で右心内血栓の溶解消失を確認できた。血栓溶解療法にて右心内血栓の消失の経過を継続的に観察できた報告は少なくここに報告する。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (969K) -
角田 聖, 高田 七重, 小林 由佳, 北村 亮治, 中森 診, 小田 洋平2015 年 55 巻 4 号 p. 71-77
発行日: 2015年
公開日: 2015/05/10
ジャーナル オープンアクセス要旨：2 型糖尿病治療中の80 歳男性が2 カ月前から続く上腹部痛で受診した。腹部血管雑音や圧痛を認めず，腫瘤は触知しなかった。造影CT で腎動脈分岐頭側にマントルサインを伴う最大短径45 mm の腹部大動脈瘤を認め，PET でFDG の強い集積を認めた。IgG4 は102 mg/dl と正常値であったがCRP が軽度上昇し，PR3-ANCA が陽性であった。炎症性大動脈瘤と診断し，経口プレドニゾロン40 mg/day などによる治療開始1 カ月後，最大短径は33 mm まで改善し，FDG の異常集積は消退した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1157K)
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