動脈硬化性疾患を早期診断し治療介入を行うことで,脳心血管障害を減少させることが期待されている。末梢動脈疾患の検査である足関節上腕血圧比(ABI)でスクリーニングを行い,早期治療に繋げるABI検診の可能性が欧米で検討されてきた。その概略を紹介しつつ,我が国でのABI検診の可能性を検討した。日本で意義のあるABI検診の企画には,不足する日本人のデータを集めエビデンスを明らかにする必要がある。
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