巻号一覧
53 巻, August 号
選択された号の論文の5件中1～5を表示しています
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原著
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島添 裕史, 山内 康太, 小柳 靖裕, 石村 博史, 藤島 慎一郎, 三井 信介2013 年 53 巻 August 号 p. 111-116
発行日: 2013/08/10
公開日: 2013/08/10
ジャーナル オープンアクセス要 旨：腹部大動脈瘤患者58例を対象に，開腹術後2週目の6分間歩行距離の回復に影響を及ぼす因子を検討した。術後2週目の回復率90%以上と未満の2群間で有意差のあった項目でロジスティック回帰分析を行った結果，加齢と体重減少で有意な相関を認めた。また，receiver operating characteristic曲線から算出したカットオフ値は，年齢72.5歳，体重変化－1.15 kgであった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (393K)
症例報告
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奥村 悟, 林田 恭子, 川瀬 鉄典2013 年 53 巻 August 号 p. 117-120
発行日: 2013/08/10
公開日: 2013/08/10
ジャーナル オープンアクセス要 旨：症例は74歳，男性。右下肢間歇性跛行を主訴に受診し，右総腸骨動脈瘤から外腸骨動脈にかけての完全閉塞に対しステントを用いた血管内治療を受けた。術後早期に右総腸骨動脈瘤が急速に拡大し，右総腸骨動脈瘤切迫破裂の診断で人工血管置換術を施行した。血栓化した動脈瘤が虚血の原因である症例に対する安易なステント治療は危険である。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1160K) -
笠井 大, 佐藤 崇翔, 笠原 靖紀, 杉浦 寿彦, 東出 高至, 須田 理香, 加藤 史照, 竹内 孝夫, 坂尾 誠一郎, 田邉 信宏, ...2013 年 53 巻 August 号 p. 121-125
発行日: 2013/08/10
公開日: 2013/08/10
ジャーナル オープンアクセス要 旨：症例は42歳女性。1994年右S3，左S10肺動静脈瘻の診断にて左S10肺動静脈瘻に対しコイル塞栓術を行った。2010年9月造影CTで右S3肺動静脈瘻の増大を認め，左S10肺動静脈瘻も再疎通が疑われた。2011年9月右S3肺動静脈瘻に対してコイル塞栓術を施行し，左肺動脈造影で左S10肺動静脈瘻の再疎通を認めた。肺動静脈瘻は長期経過で増大や再疎通を認めることがあり，長期的な評価が必要である。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1934K) -
藤宮 剛, 佐戸川 弘之, 高瀬 信弥, 横山 斉, 国井 浩行, 竹石 恭知2013 年 53 巻 August 号 p. 127-130
発行日: 2013/08/10
公開日: 2013/08/10
ジャーナル オープンアクセス要 旨：症例は41歳，女性，妊娠32週であった。東日本大震災6日後，呼吸苦・胎動消失を生じ重症肺血栓塞栓症と診断された。他院への搬送途中に急変し，当院に搬送となった。カテーテル治療を施行したが改善せず，意識消失，ショックとなったため，経皮的心肺補助装置を導入した。直達的肺動脈血栓除去術を施行し，リハビリテーションを行い術後第47病日に独歩退院した。他科との連携により救命することができ，震災後という特殊な状況下においてはより一層密な連携が重要と思われた。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (758K) -
仁科 洋人, 谷嶋 紀行, 山口 聖一, 中谷 充, 西村 克樹2013 年 53 巻 August 号 p. 131-134
発行日: 2013/08/10
公開日: 2013/08/10
ジャーナル オープンアクセス要 旨：症例は81歳男性。1週間前より続く腰痛，腹痛，腹部膨満感のため，体動困難，食指不振となり，近医受診後に当院紹介受診となった。造影CTにて破裂性腹部大動脈瘤，左下大静脈を認め，緊急Y型人工血管置換術を施行した。腹部コンパートメント症候群を起こす可能性があったため，術後3日間は，ビニールシートを用いた一時的閉腹状態での管理を行った。その後の経過は良好で，術後27日目に退院となった。左側下大静脈は稀な下大静脈の奇形であり，若干の文献的考察を加えて報告する。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1433K)
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