歯科材料・器械
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10 巻, 2 号
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原著
  • 伊藤 充雄, 原 基, 塩谷 晴重, 輿 秀利, 山岸 利夫
    原稿種別: 本文
    1991 年10 巻2 号 p. 179-185
    発行日: 1991年
    公開日: 2018/04/05
    ジャーナル フリー
    プラズマ溶射によるハイドロキシアパタイトの皮膜をインプラント材として用いている.この溶射皮膜は気孔率が焼結体と比較してかなり多い.この気孔率をプラズマ溶射法で増加する方法について検討した.ハイドロキシアパタイト粉末80%, アルミナ粉末20%の混合粉末に食塩を30%, 40%, 50%と混合し溶射した.溶射後, 水洗し溶射皮膜の気孔率を増加させた.それらの溶射皮膜の接着強さ, 表面あらさ, X線回折, 組織観察について各々検討した.その結果以下の結論を得た.1.食塩を加え溶射した皮膜を水洗すると多孔質とすることが可能であった.2.溶射皮膜の表面に約30μmの多孔質層を形成した場合の接着強さ, 耐力, ヤング率は従来の皮膜と比較して大差はなかった.3.表面あらさは食塩の混合量が増加するほど粗くなった.4.X線回折の結果, 食塩を混合することによるハイドロキシアパタイトの分解への影響は認められなかった.5.組織観察の結果, 孔は深部に至っている像が確認された.
  • 山岸 利夫, 原 基, 塩谷 晴重, 輿 秀利, 伊藤 充雄
    原稿種別: 本文
    1991 年10 巻2 号 p. 186-195
    発行日: 1991年
    公開日: 2018/04/05
    ジャーナル フリー
    口腔内に装着された義歯の持つ臭気の検討を行なうために, 加熱重合型, マイクロ波重合型および常温重合型流し込みタイプの各床用レジンのポリマー, モノマーおよびその重合試験片の臭気を測定した.また光重合型床用レジンの光照射を行なう前後と加熱圧縮成形型床用レジンの圧縮成形前後の材料の臭気を測定した.測定には金属酸化物半導体(SnO2)を利用し, オゾンガスによる基準雰囲気の中で測定を行なうことができる臭気測定装置ALABASTER(B&H LABO)を用いた.また, 3種類の加熱重合型床用レジンのポリマー, モノマーのガスクロマトグラフ分析を行ない, その内の1種類につきガスクロマトグラフマススペクトロメーターによる分析を行なった.これらの結果は以下に示す.1.加熱重合型のポリマーの臭気の測定値には有意の差が認められたが, モノマーの臭気の測定値には有意の差は認められなかった.2.重合試験片の臭気の測定値には有意の差は認められなかった.その測定値は重合前よりも小さかった.3.加熱圧縮成形型の臭気測定値はポリマーの中で最も小さかった.4.ガスクロマトグラフとマススペクトロメーターによる3種類のレジンの分析の結果, メチルメタクリレートとエチレングリコールジメチルメタクリレートが共通して認められた.1種類のレジンにはトルエン, エチレングリコールモノメチルエーテルが認められたが他の2種類のレジンには確認されなかった.これらのことと臭気の強さとの関係は明らかでなかった.
  • 高橋 貢, 鈴木 一臣, 中井 宏之
    原稿種別: 本文
    1991 年10 巻2 号 p. 196-203
    発行日: 1991/03/25
    公開日: 2018/04/05
    ジャーナル フリー
    アミノ酸誘導体と2-Hydroxyethyl methacrylate(HEMA)の水溶液を歯質被着面処理材として用い, 歯質と市販ボンディング材との接着が強化されることとその機構については既に報告した.今回, この方法で被着面処理した牛歯象牙質にアミノ酸誘導体〔N, O-dimethacryloyl tyrosine(DMTY)〕を含む試作ボンディング材を介して, 市販コンポジットレジンを接着したところ170kg/cm2(エナメル質に対しては135kgf/cm2)の引張接着強さが得られたので報告した.これはN-methacryloyl alanine(MAL)-HEMA水溶液が優れた被着面処理効果を持つこと, DMTYボンディング層の強度が大きいこと, 処理面との親和性がよいこと等によるものと考えられた.また, 被着面処理材による牛歯象牙質からのCa, Pの溶出量を測定した結果, アミノ酸誘導体を含む被着面処理材による象牙質からのハイドロキシアパタイトの溶出量は極めて少ないことが推測された.
  • 岡崎 正之, 高橋 純造, 木村 博
    原稿種別: 本文
    1991 年10 巻2 号 p. 204-212
    発行日: 1991/03/25
    公開日: 2018/04/05
    ジャーナル フリー
    β-TCPの合成を湿式および乾式法で試みた.湿式法(40℃, 80℃)では(Ca+Mg)/P供給比, pHを変えて合成を行ったが, β-TCPの生成は認められなかった.しかしながら, ここで生成したMg含有アモルファスを長期間, 酢酸カリウム緩衝溶液中に浸漬したところ, β-TCPパターンが現れた.また, 湿式法で合成したMg含有アモルファス物質を焼成したところ, 200℃ですでにβ-TCPの析出が認められた.一方, 乾式合成では, CaHPO4・2H2OとCaCO3を化学量論的モル比2:1で混合し, 1100℃で焼成したところ, 結晶性のよい, ほぼ純粋のβ-TCPが生成した.なお, β-TCPのコンピュータ・グラフィックスを試みたところ, 直鎖状のカラム[PO4-Ca*-Ca-PO4-Ca*-Ca](Ca*:席占有率0.5)とジグザグ状のカラム[PO4-Ca-Ca-Ca-PO4]の組合せにより, 理想的な菱面体R3cからかなり歪んだ複雑な構造になっていることが, わかりやすく描写された.
  • 廣瀬 英晴, 菊地 久二, 吉橋 和江, 安斎 碕, 西山 實
    原稿種別: 本文
    1991 年10 巻2 号 p. 213-218
    発行日: 1991/03/25
    公開日: 2018/04/05
    ジャーナル フリー
    本研究は, 可視光線重合型レジンの重合率を改善することを目的とし, 光増感触媒の組成と重合率との関係を検討したものである.可視光線重合型アンフィルドレジンは, モノマーとして合成したシクロホスファゼン系のP4N4(CF3CH2O)1[CH2=C(CH3)COOCH2CH2O]7[4PN-(TF)1-(EMA)7]と市販のTri-EDMAを採用し, これに, 光増感触媒の配合量を種々変化させて配合し調製した.光増感剤は, カンファーキノン(CQ)およびジベンゾイル(DB)を用い, 還元剤は, メタクリロキシエチル-p-ジメチルアミノベンゾエートを用いた.18種のレジンについて, フーリエ変換赤外分光光度計(FT-IR)を用いKBr液膜法に準じて吸光度スペクトルを測定した.測定は, 光照射前および光照射後の所定時間に経時的に行った.残存二重結合量(RDB)は, 光照射前のレジン中の二重結合量に対する百分率で表示した.4PN-(TF)1-(EMA)7の場合, RDBは, 光照射開始5分および1日後でそれぞれ56〜78%および47〜71%を示した.また, Tri-EDMAの場合, RDBは, 光照射開始5分および1日後でそれぞれ27〜63%および15〜47%を示した.RDBは, モノマーとして4PN-(TF)1-(EMA)7を用いた場合, CQの配合量の増加にともない有意に減少し, 一方, Tri-EDMAを用いた場合はDBの配合量の増加にともない有意に減少した.
  • 佐々木 岳彦
    原稿種別: 本文
    1991 年10 巻2 号 p. 219-240
    発行日: 1991/03/25
    公開日: 2018/04/05
    ジャーナル フリー
    これまでの石膏系埋没材よりも高い耐熱性をもった埋没材を開発する目的で, 酸化物を中心とした各種耐熱基材と石膏とで作製した各種埋没材を用いて, 熱重量測定, 示差熱分析, 熱膨張分析, フェノールフタレイン発色試験, 鋳造試験, 各種物性試験を行い検討した.その結果, 耐熱材が配合されることによって石膏の分解温度が下がり, 配合する耐熱基材の種類によって, 高温における石膏の熱分解温度に差のあることが認められた.今回の実験では, 従来から用いられるシリカを配合した石膏が最も低い分解温度を示し, 順に, アルミナ, 珪酸カルシウム, マグネシア, ジルコニア, 酸化亜鉛, カルシアと高い分解温度を示した.これは耐熱材の塩基度に近い順位であった.炭素による石膏の分解促進を抑制する添加材としては, 従来から知られている蓚酸よりも蓚酸カルシウムの方がより有効であることを見い出した.石膏系埋没材の耐熱材にアルミナまたはジルコニアを用いた場合, 1, 200℃以上の高温で熱膨張が特異的に増大した.ジルコニアあるいは酸化亜鉛耐熱材の石膏系埋没材鋳型へ融点1, 399℃のCo-Cr合金の鋳造も可能であり, フェノールフタレイン法による赤変は鋳型内壁面周辺に限定された部位にのみ観察された.石膏を結合材にするこれら埋没材は, 焼成強さが700℃よりも900℃の方が大きく, また, 1, 200℃〜1, 400℃で石膏の分解産物であるカルシアと耐熱材が反応して大きな熱膨張を示すものもあるなど, 従来の加熱温度以外で, その長所が生かされる可能性のあることが見い出された.
  • 斉藤 仁
    原稿種別: 本文
    1991 年10 巻2 号 p. 241-265
    発行日: 1991/03/25
    公開日: 2018/04/05
    ジャーナル フリー
    超微小荷重を用いたビッカース硬さ試験では, 試験荷重の微小化に伴い, 荷重保持時間依存性, 負荷速度依存性, 荷重依存性, 圧痕の計測誤差などに従来よりはるかに厳密な検討が要求されてくる.本研究はこれらの基礎的問題を検討した上で, ヒト歯質における超微小硬さ, 特に従来, 測定が困難であったセメント質を中心に, 歯質の硬さを組織別, 部位別, 方向別に系統的に測定し, 以下の結果を得た.1.超微小荷重を用いた象牙質のビッカース硬さは荷重保持時間依存性, 荷重依存性, 圧入速度依存性を示した.2.3g以下の微小荷重では計測機器による計測値の差が大きくなり, 計測機器の選択は慎重に行われるべき事が示唆された.3.3gの微小荷重を用いた今回の硬さ試験方法により, 従来困難であったセメント質の硬さ分布の測定が困難となった.また象牙質の硬さ分布は従来の報告とほぼ同様であった.4.0.2gの超微小荷重を用いることにより, 管周象牙質と管間象牙質の硬さを測定することができた.
  • 亘理 文夫, 西村 文夫
    原稿種別: 本文
    1991 年10 巻2 号 p. 266-274
    発行日: 1991/03/25
    公開日: 2018/04/05
    ジャーナル フリー
    酸素による固溶硬化を図ることを目的に, 温度300〜1, 200℃, 大気中, 真空中, 低酸素分圧の各雰囲気でチタンの熱処理を行なった.800〜900℃付近まで酸化被膜は比較的安定であるが, より高温では酸化現象に変化が現われる.通常の低温側における1段熱処理では真空中でも酸化膜の形成が認められる.高温側に一旦, 昇温して表面酸化膜を金属内に固溶吸収した後, 低温側で酸化熱処理を行なう2段熱処理では金属光沢を保持しながら, より多量の酸素を固溶させることができた.さらに均一化焼鈍を行なうことにより, 酸化熱処理で形成された酸化膜が金属内に固溶消失し, 再び, 金属光沢を呈するようになった.この時, 表面から深さ方向にビッカース硬さを測定することによって酸素の固溶拡散した範囲を硬化層厚さの増大として確認することができた.実測された硬化層厚さの値は, チタン中の酸素の拡散の活性化エネルギーから予想される値と定量的に良い一致を示した.チタンの硬度は最高500のものまで得られた.酸化被膜が形成されるか, 金属光沢を有したまま内部へ固溶拡散するかは, 酸素ガスの表面との反応と, 酸化膜から金属内へ酸素が再固溶する速度との兼ね合いに依存し, 強固な酸化膜の存在下では, 酸素の金属内部への拡散が妨げられるとするモデルで, 以上の現象を良く説明することができた.
  • 田島 清司, 横山 有紀, 深水 康寛, 柿川 宏, 村上 要, 小園 凱夫
    原稿種別: 本文
    1991 年10 巻2 号 p. 275-280
    発行日: 1991/03/25
    公開日: 2018/04/05
    ジャーナル フリー
    Ti-6Al-4V合金の既製ポストへの適応性を機械的性質ならびにメタルコア鋳接性の点から他の市販既製ポスト(純Ti, ステンレス鋼, Ni-Cr合金)と比較検討した.引張, 曲げおよび硬さ試験の結果, 機械的性質の面からTi-6Al-4V合金素材の既製ポストとしての適合性は純Ti, Ni-Cr合金やステンレス鋼より優れていることが示された.一方, Ti-6Al-4V合金には加熱による伸びの著しい低下が1, 000℃で認められたが, 引張強さへの影響は少なく, 加熱されたときでも他の素材の受け入れ状態の引張強さを上回っていた.Ti-6Al-4V合金のNi-Cr合金やAg合金コアメタルとの鋳接性は純Tiと同様で, 他のステンレス鋼やNi-Cr合金ポストに比べて良好であった.以上の結果から, Ti-6Al-4V合金の既製ポストとしての適合性は優れており, 鋳接との併用もできる有効な素材であることが示唆された.
  • 横山 有紀, 田島 清司, 深水 康寛, 柿川 宏, 村上 要, 内山 長司, 小園 凱夫
    原稿種別: 本文
    1991 年10 巻2 号 p. 281-285
    発行日: 1991/03/25
    公開日: 2018/04/05
    ジャーナル フリー
    生体への安全性から, 当講座では純TiおよびTi-6Al-4V合金の既製ポストとしての適応性を検討しており, 第1報では機械的性質においてTi-6Al-4V合金がNi-Cr合金, 18-8ステンレス鋼ならびに純Tiよりも優れた金属材料であることを報告した.本報では, 生体適合性を考察するために, 細胞毒性試験を行い, これらのポストとNi-Cr合金, 18-8ステンレス鋼ポストとを比較し, さらにAg合金コアを鋳接した場合の影響を調べた.Ni-Cr合金および18-8ステンレス鋼ポストでは, Ag合金を鋳接することによってポストからの成分元素の溶出が促進され, これらが細胞に毒性を示していた.一方, 純TiおよびTi-6A-4V合金ポストでは, Ag合金を鋳接してもポストからの成分元素の溶出はみられず, 細胞への毒性を最小限に抑えられる金属素材であることがわかった.
  • 木村 博, 荘村 泰治
    原稿種別: 本文
    1991 年10 巻2 号 p. 286-293
    発行日: 1991/03/25
    公開日: 2018/04/05
    ジャーナル フリー
    複眼式レーザー変位計とコンピュータ制御歯模型駆動装置からなる計測システムを用いて, 歯模型を咬合器に上顎部を反転させた状態で取付けて計測した.そして, 得られたデータによって, 初歩的な咬合のシミュレーションを試みた.上下顎の左側5〜7の臼歯データで下顎の前方運動をシミュレートしたが, この場合, 矢状顆路角に沿って上顎が上がりながら後退することを考慮したので, 運動に従い上下顎の噛み込みが減少して行く状態がシミュレートできた.また, 側方運動の場合, 上顎が一方の顆頭を支点として回転移動するだけでなく, 他方の顆路に沿って上方移動することも考慮した.その結果, 下顎の右側運動によって7臼歯の咬合接触が消滅し, 逆の左側運動では, 噛み込み状態が増加して行くようすがシミュレートできた.また, 開閉口および前方運動の状態も併せて任意に設定できるようにし, 一連の咬合状態が連続的に変化するようにした.ただし, 現在は, 一画面の表示に約1分を要している.さらに, 蝶番軸に平行な方向を主計測方向として上下全顎を計測したデータをもとに, 全歯列による開閉口運動のシミュレーションを試みた.開口運動を進めていくと右側6と7の臼歯にわずかな咬合接触が認められ, 次第に下顎の頬側咬頭が上顎の中心窩に噛み込んでゆく状態がシミュレートできた.今回は, 簡単な平均値咬合器を用いたが, ソフト処理によって顆路の傾斜角や顆頭の位置などは, 他の咬合器もしくは, 生理学的な形態を考慮し任意の値に取ることもできるので, さまざまな仮想的な咬合状態を再現することができると考えられる.
  • 荒木 吉馬, 川島 功, 遠藤 一彦, 大野 弘機
    原稿種別: 本文
    1991 年10 巻2 号 p. 294-301
    発行日: 1991/03/25
    公開日: 2018/04/05
    ジャーナル フリー
    5〜40%の範囲の塩化カルシウム溶液で処理を行ったアルジネート印象に注入した超硬質せっこうの表面における凝結反応状態をSEM観察およびX線回折分析によって調べた.無処理のアルジネート印象面および従来から用いられている2%硫酸亜鉛溶液で処理した印象面に注入したせっこうの表面には, 半水塩がかなり残存していたが, 塩化カルシウム溶液で処理した場合には, せっこう表面での二水塩の成長が著しく促進された.固定処理を行ったアルジネート印象面に注入したせっこうの表面における二水塩の結晶成長の様式は, 付加型シリコーンゴム印象面での様式とは異なっていた.処理液の濃度, 処理時間およびアルジネート印象材の種類によっても, その結晶成長の様式は異なっていた.以上のことから, 塩化カルシウム溶液は, アルジネート印象に注入した超硬質せっこう模型の表面性状を, 改善するための非常に有効な固定液であると結論づけられる.
  • 塚田 岳司
    原稿種別: 本文
    1991 年10 巻2 号 p. 302-312
    発行日: 1991/03/25
    公開日: 2018/04/05
    ジャーナル フリー
    近年, Bis-GMA系マイクロフィラー型コンポジットレジンが歯冠用修復材料として幅広く使用されるようになってきた.しかしながら, マイクロフィラー型コンポジットレジンは, 従来型のコンポジットレジンと比較して, 機械的性質が劣るという指摘がしばしばなされている.本研究の目的は, 捩れ自由減衰型粘弾性測定装置を用い, ベースコモノマーにおけるBis-GMAの役割を調べることと, コンポジットレジンの動的ずり弾性率におよぼすフィラーの効果を検討することである.室温付近では, Bis-GMA濃度が高くなると動的ずり弾性率は高い値を示す.しかし, 80℃より高い温度では動的ずり弾性率は著しく低下する.一方, マイクロフィラーは動的ずり弾性率の向上にあまり寄与しなかった.
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